求人原稿の表示回数をあげる楽な方法はありますか?
アドバイスさせていただきます。
・表示回数を上げる、すぐできる簡単な方法はありますか?
・ハッシュタグ方式のメリット、デメリットは?
求人原稿の改善をするときに人気ワードを混ぜる方が効果的という過去記事があります。
今回は、その過去記事の応用編です。
人気キーワードはヒットする確率が高いですが、それをうまく使えないかという趣旨です。
目次
原稿を見直すときの大事な点は文章量
過去記事になりますので、お時間のある方はお読みください。
原稿を改善したところ、応募を少しだけ増やすことができました。
ただ、必ずしも改善のおかげとは応募があったとは限りません。
定期的に原稿改善をすべきですが、手間もかかるし、時間の取れない人も多いはず。
時間のない方にはオススメする方法
どうしても時間がない人にオススメするのは、「ハッシュタグ(#)方式」です。
#について
僕が勝手に「#方式」と呼んでいるだけです。
SNSの投稿で「#」を付けているものを見かけます。
投稿に関連するキーワードを紐づけて、#のワードで検索したときに見つけやすくするものです。

この投稿には「# 自転車通勤」と付けています。
同じ#を付けた投稿が閲覧できるという便利な働きをしてくれます。
#にも人気ワード的なものがあります。
ただし、同じ#の投稿が多いので目立たなくなってしまうデメリットはあります。
#を付ける必要性
実は明確な理由はありません。
・プライベートで楽しんでいるSNSからヒントを得た
・ただ単純にキーワードを羅列するだけでは読みにくい
これだけです。
#方式をオススメする理由
キーワードを文章内に使うことで大きな効果を生みます。
でも、時間のかかる作業なのです。
それを緩和するために、暫定的に#方式で原稿内に盛り込んでしまおうという考えです。
あくまでも確率を上げるための有効な手段です。しかも、まとめて#を付けられます。
実際の#方式
SNSと同じで、とくに変わったことはしていません。

・文脈は気にしなくていい
・記事と直接関係のないワードも入れておく
検証作業
結論から言えば、引っかかりました。

「寮費無料」で検索をしたら、「#寮費無料」が引っかかり、案件を表示してもらえました。
ただ、今回の検索は社名を「社名」を軸に入れているのでヒットしたと言えます。
社名がなければヒット率はものすごく下がります。
#方式のデメリット
メリットばかりではなく、大きなデメリットもあります。
②関係ないワードを紐づけることで、ミスマッチに繋がる恐れがある
③#を付けただけでは検索表示される確率は低い
④不透明な検索アルゴリズム
サイト掲載基準しだいで非表示になる
求人ボックスには掲載されているけど、indeedには掲載されていないということもあります。
どのような掲載方法であっても同じです。
#自体よりは#の内容の問題です。
とくにindeedは基準が厳しいので、性別やや年齢に関する#は避けるべきです。
関係ないワードによるミスマッチ
その案件に関係のないワードまで#付けしているので、案件によっては問い合わせが増えます。
求職者は、自分が求めているものをピンポイントで入力して検索するものです。
自社で対応できないような#は、母集団形成のためであっても、入れるべきではありません。
#だけでは検索ヒットする確率は低い
会社名を入れずにおこなう検索では、ヒットする確率は低いです。
各サイトの検索アルゴリズムは非公開です。
検索で引っかかったり、引っかからなかったり、不明な点も多いです。
検索アルゴリズムの変更により成果が変わる
indeedの検索アルゴリズムはGoogle社のものを目標に開発が進められています。
Googleの検索エンジンは「ユーザー目線」で進化していますし、定期的な仕様変更があります。
結果、案件に関係のないワードを#で入れることで、非掲載や順位を落とす可能性があります。
むやみに#付けをせずに、キーワードはある程度選ぶ必要があります。
【まとめ】#方式は応急対策として使用すべき
条件が重なり合えば、#を付けたことでヒットすることもありますが、リスクもあります。
現在、成果が出ているからといって、それが続くとは限りません。
#の内容もきちんと確認して、あくまで暫定的な対策として行う程度に留めましょう。
・メリットも多いがデメリットになることもたくさんあるので要注意
・時間がある場合は#ではなく、文章の中にきちんとそのワードを入れるべき
・#だけでいきなり応募が獲得できるわけではない
・#方式は暫定的な対策として使うべき
本日は以上です。

ひーすけ採用主任