ATSを使うメリットは?
使うと何ができるの?
アドバイスさせていただきます。
・ATSを使うとなにができる?
・ATS導入のメリットはなにがある?
ATSについての基礎知識
- ATSは「採用管理システム」の略称
- 同じようなパッケージが各社から販売されている
- ATSは採用におけるPDCAサイクルを回すうえで欠かせない存在
目次
ATSシステムについて
ATSと呼んでいますが、正式には
- Applicant(応募者)
- Tracking(追跡)
- System(システム)
のそれぞれの頭文字を取ったものです。
応募者の最終結果をきちんと把握して、全体のコスト低減に取り組むための重要なツールです。
・どのメディアから応募が来た?(次回使用するメディア選定に効果的)
・応募者に対して面接はできた?(面接率の把握、離脱理由の把握に効果的)
・応募者を採用できた?入社した?(入社辞退理由の把握に効果的)
・メディアごとの応募コスト・採用コストの算出(他社との比較、コスト改善に効果的)
各社のパッケージで少し違いがありますが、ATSの超基本機能としては、
- 求人案件の作成、公開・停止、修正作業
- 応募者の個人情報管理
- 応募者の選考結果管理
3つの機能は必ず付いています。
逆にこれがないとATSとは呼べません。
ATSシステムの一例【リクオプ】
ATSは各社からいろいろなラインナップがあります。
僕は、月額88,000円(税込)でリクオプというツールを運用使用しています。(2022年6月現在)

HRソリューションズ株式会社から販売されています。
セブンイレブン、モスバーガー、ニトリ、ロフト、駿台予備校など大手企業でも使われています。
会社のなかに募集する勤務地や案件が多いほど、ATSを使う意味合いは大きくなります。
そのため飲食・サービス業ではとくに活用されがちです。
リクオプを使ってできること
リクオプの機能は16点あります。
- オリジナル採用サイト作成
- デバイス対応(求職者側)
- 独自ドメイン
- SEO(検索エンジン最適化)
- 検索方法のカスタマイズ
- 求人案件管理
- 応募情報インポート
- 応募フォームカスタマイズ
- 応募者対応・応募情報管理
- デバイス対応(管理者側)
- 面接日程管理
- メールテンプレート
- 応募者情報ダウンロード
- 求人案件情報ダウンロード
- 初期設定サポート
- セキュリティ
16本の機能は、十分すぎます。
むしろ、使い切れていない機能もたくさんあります。
ATS自体は特別なパソコンスキルがなくても運用が可能です。
ATSシステム導入の大きな目的は効率チェックと採算重視
人を採用していくためには多額の経費がかかってしまいます。
低コストでも優秀な人材を採用できるのが会社にとっては理想ですが、そんな簡単ではありません。
効率良く採用サイクルを回していくためには、現状把握は最低限必要なデータです。
そのためにATSは欠かせない存在です。
ATSの導入には初期費用・月額固定費がかかりますが、それ以上にメリットが大きいです。
ある程度の募集案件数や、応募者数があるのなら、会社規模を問わず導入すべきツールです。
毎月コンスタントに募集する人数と経費のバランスをよく考えて使うATSを決めるべきです。
【まとめ】ATSシステムを使って採用成功を目指すべき
採用の着地点は求人募集をすることではありません。
・会社にとって良い人材が採用できるかどうか?
・コストと採用数のバランスは適性かどうか?
・現状よりも採用コストを下げることができるかどうか?
・PDCAがうまく回せているかどうか?
会社によって見られるポイントが違いますが、どれも大切なことです。
ATSシステムはオウンドメディアとセットになっているので、今後も必要不可欠なアイテムです。
リクオプ以外のATSシステムとしては、
◎ 採用係長
◎ 採用一括かんりくん
◎ ジョブカン採用管理
◎などがあります。
ぜひ導入をおすすめします。
・ATSを導入している会社は徐々に増えてきている
・ATSの着地点は採算意識の定着と改善
・ATS導入には固定費がかかるので採用人数とのバランスも含めて検討すると良い
・ATSには便利な機能がたくさんある
・ATSの超基本機能は求人募集、応募者管理
本日は以上です。