おもてなし採用ってなんですか?
アドバイスさせていただきます。
・どんなことをするの?
・なぜ取り入れた方がいいの?
先日、求人広告代理店の営業スタッフから提案を受けました。
内容としては、「おもてなし採用」を取り入れるべきというもの。
僕自身は、いくら採用が難しい状況でも、そこまで仕立てに出るのはいかがなものかと思ってしまいます。
賛否ありますが、1つの事例紹介として書かせていただきます。
なんでもかんでもするのではなく、ポイントを押さえた「おもてなし」が求められます。
おもてなし採用をする理由
最近はindeedなどの求人検索サイトやネットでの一括応募システムのせいで、1人で複数の案件に同時応募をすることが当たり前になっています。
その反面で面接前に起こる離脱も相当な数です。
応募決定のフローとしては、
- 仕事内容が自分の希望する仕事内容かどうか
- 同じ仕事内容の場合は時給などの待遇面が大きなネックになる
- 仕事内容も待遇も同じだった場合はなんとなくで選んでいる?
実際にリクルートが調査したデータでは、選考辞退の理由の50%は「なんとなく」ということです。
そのなんとなくを無くすためにも、おもてなし採用をしていきましょうということです。
具体的にすること
・応募者への連絡は速やかにおこない、他社よりも抜き出る
・面接場所までの道のりを細かく教える、記載する
・面接時に飲み物を提供する(事前に聞いておく)
・面接をドタキャンしてもOKと記載する(日程変更はもちろんOKとする)
・サンクスメールなどは少しフレンドリーな感じの文面にする
各社の取り組みの一例ですが、すぐできるものと、対応をとるのに時間のかかるものがあります。
わざわざ記載をして、そこまでする必要があるのかなと感じる内容も含まれています。
【まとめ】個人的な感情はあるが取り入れた方がいい
面接ドタキャンOKとわざわざ書くことには賛否ありますが、離脱が減るのであれば書いた方がいいです。
「おもてなし採用」は主に派遣などの人材サービス業界にあてはまることです。
新卒採用者に当てはめることは不向きです。
面接時に飲み物を提供する、ドタキャンOKとわざわざ書くなど聞いたことがありません。
同じ人材サービス業界に身を置いていると、ここまでしていてはダメだなと思うところもあります。
ただ、取り入れることで面接率が上がるのであれば、会社としては検討しなければいけないことです。
・ポイントをついたサービスをして応募者の心理に働きかける手法
・面接場所までの道のりを細かく教えたり、面接時に飲み物を提供するなどが例
・応募者への連絡は早く、細かくフォローすることは、どの会社でもできること
本日は以上です。