【おもてなし採用】を取り入れているのは人材サービスの会社がメイン

おもてなし採用ってなんですか?

アドバイスさせていただきます。

この記事の内容
 ・おもてなし採用ってなに?
 ・どんなことをするの?
 ・なぜ取り入れた方がいいの?

先日、求人広告代理店の営業スタッフから提案を受けました。

内容としては、「おもてなし採用」を取り入れるべきというもの。

僕自身は、いくら採用が難しい状況でも、そこまで仕立てに出るのはいかがなものかと思ってしまいます。

賛否ありますが、1つの事例紹介として書かせていただきます。

おもてなし採用
「応募者、面接者をきちんとおもてなしして採用につなげる」ということです。
なんでもかんでもするのではなく、ポイントを押さえた「おもてなし」が求められます。

おもてなし採用をする理由

すべて、応募申し込み(エントリー)後の来社率・面接率のアップ・改善のために行います

最近はindeedなどの求人検索サイトやネットでの一括応募システムのせいで、1人で複数の案件に同時応募をすることが当たり前になっています。

その反面で面接前に起こる離脱も相当な数です。

応募決定のフローとしては、

  1. 仕事内容が自分の希望する仕事内容かどうか
  2. 同じ仕事内容の場合は時給などの待遇面が大きなネックになる
  3. 仕事内容も待遇も同じだった場合はなんとなくで選んでいる?

実際にリクルートが調査したデータでは、選考辞退の理由の50%は「なんとなく」ということです。

そのなんとなくを無くすためにも、おもてなし採用をしていきましょうということです。

具体的にすること

具体的な内容
・ホームページの質、コンテンツを高めて安心感を与える
・応募者への連絡は速やかにおこない、他社よりも抜き出る
・面接場所までの道のりを細かく教える、記載する
・面接時に飲み物を提供する(事前に聞いておく)
・面接をドタキャンしてもOKと記載する(日程変更はもちろんOKとする)
・サンクスメールなどは少しフレンドリーな感じの文面にする

各社の取り組みの一例ですが、すぐできるものと、対応をとるのに時間のかかるものがあります。

わざわざ記載をして、そこまでする必要があるのかなと感じる内容も含まれています。

【まとめ】個人的な感情はあるが取り入れた方がいい

面接ドタキャンOKとわざわざ書くことには賛否ありますが、離脱が減るのであれば書いた方がいいです。

「おもてなし採用」は主に派遣などの人材サービス業界にあてはまることです。

新卒採用者に当てはめることは不向きです。

面接時に飲み物を提供する、ドタキャンOKとわざわざ書くなど聞いたことがありません。

同じ人材サービス業界に身を置いていると、ここまでしていてはダメだなと思うところもあります。

ただ、取り入れることで面接率が上がるのであれば、会社としては検討しなければいけないことです。

まとめ
 ・おもてなし採用は応募離脱のための取り組みの1つ
 ・ポイントをついたサービスをして応募者の心理に働きかける手法
 ・面接場所までの道のりを細かく教えたり、面接時に飲み物を提供するなどが例
 ・応募者への連絡は早く、細かくフォローすることは、どの会社でもできること

本日は以上です。

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