きついというイメージばかりが先行する携帯ショップ店員の仕事

携帯キャリアショップ事業を展開しています。スタッフ募集がなかなかうまくいきません。難易度高いのですか?

キャリアショップでの仕事って大変みたいですね?そんなイメージがあります。

アドバイスさせていただきます。

この記事の内容
 ・キャリアショップのスタッフを募集するのが大変な理由はなに?
 ・キャリアショップでの仕事って本当に大変なの?
 ・スタッフ募集をした結果はどうだったの?

キャリアショップは各キャリアの携帯やスマートフォンの端末を取り扱うお店です。

新規契約や機種変更の手続き、アクセサリー(付属商品)の販売を行っています。

◎ ドコモ

◎ au

◎ Softbank

◎ 楽天モバイル

◎ Y!mobile

◎ UQ

格安スマホを取り扱うところも増えてきましたが、よく街で見かけるのはこれらのキャリアです。

実際に僕が募集をしたことのある案件実績をもとに、人気職種と不人気職種を分けてみました。

人気職種
・事務スタッフ
・軽作業スタッフ
・時間に融通の利く仕事
・短期、単日、短時間スタッフ
不人気職種
・介護スタッフ
・携帯キャリアショップスタッフ
・重労働スタッフ
・交替勤務スタッフ(とくに3交替)
・土日関係なくある仕事

キャリアショップスタッフの仕事

キャリアショップは大きく2つあります。

  1. 独立した路面店(docomo、au、softbankなどの店舗)
  2. ショッピングモールにあるテナント店や、電気屋の中にある販売コーナー

どちらでも、基本的な仕事内容は同じです。

  • 新規契約
  • 機種変更
  • 解約
  • アクセサリー販売
  • 修理受付
  • 各種問い合わせ

効率化を図って、一部業務はコールセンターやインターネットで行う業務改善も進んでいます。

また、最近は完全予約制での接客を行っている店舗もあり、仕事のあり方が大きく変わっているとも言えます。

ショップスタッフは不人気な職種?

応募者の人に対して、ショップスタッフのイメージを聞きました。

ショップスタッフに対するイメージ(独自アンケート結果)
・覚えることが多くて大変(商品ごとの知識)
・ユーザーからのクレーム・苦情対応が大変
・1人だけですべての接客対応しなければいけない
・次から次に来店者があって息をつく暇がない
・販売ノルマがありそう
・土日は自由に休めない
・営業時間が終わってもすぐ帰れない(残業が多い)
・スタッフは若い人だけ

実際に、応募対応の中で直接聞いたことです。

的確なものもありますが、先入観だけで見てしまっているものもあります。

日ごろ、お客さんとして訪問する機会の多い場所だからこそのイメージでもあります。

ただ、会社による違いは少なからずあるので、一律に判断するのは危険です。

実際の応募データをチェックしてみました

タウンワーク枠得プランの閲覧データを見てみました。

タウンワーク枠得プランの結果
ポイント
・タウンワーク枠得プラン(ネットのみの公開プラン)を使用
・仕事内容にはキャリアショップでの仕事であることを明記しています

携帯販売職を他の職種(平均値)と比較してみました。

たしかに一覧表示数は平均を大きく下回るので、職種軸の選択の時点ではあまり選ばれていません。

ただ、一覧から詳細への変遷だとか、応募率についてはそれほど変わりません。

最初のハードルが少し高いというだけで、あきらかに不人気案件だとは言い切れません。

・同じ仕事内容であっても、職種タグが「家電・携帯販売」の案件よりも「受付・秘書」の方が一覧表示の回数は多い。
・「受付・秘書」軸で仕事を探している人の方が断然多い。

タウンワーク枠得プランについては過去記事に書いたことがあります。

タウンワークの掲載方法の1つである枠得プランについて

仕事へのイメージや先入観を振り払うのは大変

イメージや先入観が悪いものである場合には、とくに簡単に消えることはありません。

マイナスイメージの払拭ができないからこそ、会社側は求人広告の内容や職場見学について慎重に検討する必要があるのです。

求人原稿づくりも環境づくりもどちらも大切なこと。

在籍スタッフの退職を避けたり、スタッフが不満に感じることのないような職場づくりも大切です。

また、求人原稿に嘘は書けません。

だからこそ、マイナスを打ち消せるようなメリットを伝える内容を書かなければいけません。

【まとめ】携帯キャリアショップのスタッフはそれほど不人気案件ではない

閲覧数だけを見れば、携帯キャリアショップでの仕事はそんなに不人気案件ではないと言えます。

ただし、最初の応募ハードルは少し高く、母集団の形成は苦戦するでしょう。

詳細閲覧への遷移率、応募率はそんなに悪くありませんでした。

仕事が大変そうだという応募者の先入観が大きいだけなのです。

日ごろ、お客さんとして店舗を訪問する機会も多く、外から見ているだけなので大変そうなイメージが大きく先行しているのかもしれません。

求職者に求められるのは、イメージだけで仕事を判断しないこと。

会社側に求められるのは、よりメリットを強く感じてもらえるような原稿にすること。

この2点です。

本記事のまとめ
 ・携帯キャリアショップはそんなに不人気案件ではない
 ・携帯ショップスタッフに対する悪いイメージが先行していると言える
 ・ここ最近は分業化や予約制などスタッフの業務の進め方が大きく変わってきた
 ・募集だけでなく、在籍スタッフに対するフォローもかなり大切
 ・募集でとくに打ち出すべきことは「良い職場環境」、「周囲からのフォロー」、「長期で働ける職場」 

本日は以上です。

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