最近、多くの会社が取り組んでいるリファラル採用という
ものがあると聞きました。
いったい何のことを指しているのですか?
常に採用活動をしていたり、採用すべき人数が多い会社では
結構、導入されている採用手法の1つですよね。
基礎的なことをベースにお伝えします!
参考にしていただければと思います。
・リファラル採用のメリット・デメリット
・運用における注意点
・結局、リファラル採用は取り組むべき?
採用の仕事を担当していると、しばしば新しい用語に出会う機会が多いです。
なにかを組み合わせて新しく作られた言葉だったり、今までふつうに存在していたものの自分が知らなかっただけだったり、いろいろあります。
どんな業界・職種であったとしても、やはり定期的に勉強は必要だと痛感するものですよね。
本日は、「リファラル採用」という用語について記事を書かせていただきます。
そのなかでもリファラル採用のメリット・デメリットについて
くわしく説明させていただきますね!
リファラル採用について

結論から言ってしまえば、「人から紹介をしてもらった人の採用」がリファラル採用の定義です。
紹介をしてくれる人の友人であったり、家族といった一次的なつながりだけではありません。
広く言えば友人の友人、家族の友人といった二次的なつながりも含まれます。
基本的には、社外の人よりも社内に在籍している人からの紹介が
メインとなることが多いのが特徴ですよね。
リファラル採用の「リファラル」は英語で表記すると、「referral」。
GoogleAnalyticsやサイトの分析をするときに、よく出てくるキーワードですので、聞いたことのある人は少なくないはず。
大事な定義ですので繰り返します。
人から社員として採用してもらえませんか?と紹介や推薦をもらって採用を進めることが「リファラル採用」。
「縁故採用」
リファラル採用とよく似たワードに「縁故採用(コネ採用)」というものがあります。
コネ=コネクション(connection)の俗称で、コネ採用という場合は、どちらかというとマイナスイメージや少し嘲笑したようなイメージが先行することの方が多いものです。
縁故採用とリファラル採用を違うものだと分類するポイントは、大きく4点です。
- 紹介してくれる人物の社会的地位やその会社に対する影響力の強さ
- 紹介してくれる人物と紹介される人物の血縁的な関係
- 入社試験を実施するかどうか
- 採用・不採用の結果そのもの
縁故採用(コネ採用) | リファラル採用 | |
会社への影響力 紹介者の社会的地位 | 強い 高い | 強くないことが多い ふつう~弱い傾向 |
血縁関係の有無 (紹介者と入社者の関係) | ある | ある・ない どちらもあり |
入社試験の実施 | 実施しないことが多い 仮に実施したとしても形式的 | 通常通り実施することが多い |
採否結果 | 基本的には採用 (不採用が基本的にはない) | 不採用となる場合もある |
入社後 | 入社時の待遇が他の社員と違う 入社時から役職が付いている | 通常の新入社員と同じ扱い |
縁故採用だと分かるポイントは、
✅不採用がない
✅待遇がいきなり違う
この2点ですね。
・取引先企業の経営層役員がその親族(そのなかでも、子息・子女)を紹介する
・事前に採用が決まっていたとしても、建前で形骸的に面接試験を行う
・行われるのが面接というよりは面談という形に近い
・入社時から既存社員とは待遇が異なる(給料・役職などの面で恵まれている)
縁故採用の場合、人物の評価に関わらず最終的には採用にしてしまうというイメージが強く持たれています。
だから周囲の既存社員から見た場合に、「なんでこんなレベルで採用になったんだろう?」と思われるケースも多々あります。
「リファラル採用」の特徴
縁故採用に見られるような縛りがほとんどないのがリファラル採用だと言えます。
特徴は2点です。
- 一般職からの紹介がメインとなる
- 入社に至ると「紹介料」が支払われるケースが多い(支払い条件や内容は会社によって異なる)
会社によって、定義や取り扱いは異なります。
紹介料として支払われる金額についても会社ごとで大きな違いがあるのが実態です。
リファラル採用と縁故採用の明確な線引きは難しいですが、「会社への影響力」・「血縁関係」をベースに考えるとより分かりやすいです。
リファラル採用のメリット・デメリット

リファラル採用のメリット・デメリットについて考えてみます。
リファラル採用のメリット
- 採用選考の各フローでの離脱(面接辞退・入社辞退・退職)を抑えることができる
- 求人メディアへの掲載にかかる金額よりも安い経費で、より確実に採用に結び付けることができる
- 入社後の勤怠・仕事に対する姿勢で、難点を抱える社員は少ない傾向にある
- (新入社員から見て)知人が同じ社内にいるので、仕事上の悩み相談ができ、定着に期待ができる
リファラル採用のデメリット
- 社員満足度が低い会社だと紹介すらしてもらえない
- 紹介料の大小で成果(紹介数・入社数)が変わることが多々ある
- 紹介料目当ての(実にならない)紹介が増えてしまう可能性がある
- 金銭が動くので不正行為に繋がってしまう恐れがある
- 報酬の発生する期間限定のリファラル採用だと期間終了後に紹介が減少する
- 紹介料や紹介数によっては税法・職業安定法上に抵触する可能性が出てくる
- 入社した人が退職してしまうと紹介者が気まずくなってしまう
一般的に言われていること、リファラル採用を実際に導入して経験したことを列挙しました。
【本記事のまとめ】リファラル採用は一度は取り入れて運用してみることをおすすめします

高い広告経費を支払って求人募集をしたとしても採用できないことは珍しいものではありません。
それどころか、応募獲得すらできないなんてことも起こりえます。
事業規模の大きくない会社にとっては、求人募集にかかる経費の捻出は大変なこと。
もちろん、応募課金プランや採用課金プランのような成功報酬型の求人メディアも有効でしょう。
とは言え、採用が難しい職種の場合はリファラル採用の導入が採用成功へのいちばんの近道であるケースも多いです。
リファラル採用を成功させるには、社員同士の人間関係や会社に対する社員満足度を上げる必要があります。
自分が友人を会社に紹介することを考えた場合、
当然の結論ですよね!
それだけ会社側として環境整備や待遇などの改善が必要になるということです。
改善に取り組むための1つのきっかけとして、リファラル採用を使うこともできるはずです。
どんな採用手法であったとしても、かならずメリット・デメリットはあります。
導入したことのない採用手法は、前向きに考えてみるべきです。
1人あたりの採用単価が上昇している状況の場合は特に効果を発揮してくれることでしょう。
・リファラル採用のメリット・デメリット
・運用における注意点
・結局、リファラル採用は取り組むべき?
✅リファラル採用と縁故採用(コネ採用)は似ているものの、細かいところを比べると実際は異なる
✅リファラル採用の最大のメリットは離脱防止(定着率の高さ)、採用単価の低減
✅リファラル採用の最大のデメリットは社員満足度や紹介料の大小によって成果が変動してしまうこと
✅メリット・デメリットをきちんと理解したうえで運用すること
✅リファラル採用を導入することで自社の社員満足度を上げるきっかけにもなる
本日は以上です。