応募者目線で詳しい内容の原稿をつくりました。雑に書いた原稿よりも応募獲得は期待できるような気がしてきました。
アドバイスさせていただきます。
求人原稿を作る人が、頑張ったからといって原稿の閲覧数が伸びたり、応募獲得ができるとは限りません。
その点については、採用担当者として日ごろ痛感している人も多いはず。
そんな難しさがあるので、ある意味で採用の仕事はやりがいがあるのです。
今回は実体験に基づいて記事を書かせていただきました。
・原稿が詳しいとどんなメリットがあるの?
・詳しい原稿と簡単な原稿だとどちらがいいの?好まれるの?
・原稿に手を加えると応募獲得は期待できるの?
【事実】応募獲得に繋がりやすい原稿は詳しい原稿
過去記事の中で、原稿内容を改善したことがあります。
原稿内容を詳しく書くことで応募獲得に繋がりやすくなるということは求人メディアの担当者もよく言います。
その前提となるセオリーとは真逆の内容に思われる方もいらっしゃるかもしれません。
本日の記事は、すべての取り組みが必ずしも上手くいくわけではないという内容です。
ただ、なかなか思い通りにいかないのが採用の難しさなのです。
原稿2本の比較
indeedの直接投稿(無料枠)で2本の原稿を走らせました。
ベースとなっているのは同じ求人原稿です。
2本の原稿それぞれの内容は、
- 仕事内容に不明な点が多く残ってしまうような、かんたんに作った原稿
- しっかり理解してもらうために仕事内容を詳しく作った原稿
かんたんに作った原稿
勤務条件などの最低限の内容しか記載してありません。
具体的な仕事内容は想像がつきにくい原稿だと言えます。
詳しく作った原稿
原稿を読んだだけでも、仕事内容がだいたい理解できるように作成してあります。
スペースの都合上、原稿を途中で切ってありますが、他の項目のボリュームもかなり厚くしてあります。
2つの原稿はかなり対照的です。
同じ日にindeed上に掲載した結果
1週間前に、2つの原稿をindeedに掲載した結果です。
・詳しく作った原稿は10件の閲覧で0件の応募
詳しく書いた原稿の方が閲覧数は少なく、応募獲得もできませんでした。
しかし、かんたんに作った原稿では閲覧数はあまり多くないものの応募獲得できています。
よく言われる採用のセオリー通りにはいきませんでした。
【まとめ】「採用」は予測不可能でセオリー通りにいかないことが多々あるもの
理解のしやすさを念頭に置いて原稿を作ったからと言って、応募獲得に繋がるとは限りません。
これでは応募が来ないかもしれないと思って作った原稿で応募獲得ができることもあるのです。
予測が不可能なのが採用の面白いところでもあります。
詳しい原稿を作ることは、応募獲得の確率を上げる大事な作業の1つであることは間違いありません。
詳しい原稿だから応募が獲得できるわけではありませんが、とても大事な作業です。
原稿の作り込みは大切なことですが、そこだけを考えすぎるのも良くありません。
効果測定しながら、原稿改善していくのが理想的です。
・詳しい原稿を書いたからといって、必ずしも成果が出るとは限らないもの
・あまり原稿の詳しさにこだわり過ぎず、効果改善を楽しめるような原稿を作成していくと長く継続できる
・採用は予測不可能でセオリー通りにいかないことは多々ある
本日は以上です。