求人ボックスとインディードの2つの求人まとめサイトを比較してみました

アグリゲート型サイト

アグリゲート型求人サイトとして不動の地位を守っているindeedと同じタイプにはなりますが、求人ボックスというサイトがあります。食べログで有名な「カカクコム」という会社が運営しています。同じような仕組みを持つサイトだと、ついつい比較したくなるものですね。ということで、採用担当者の目線で比較してみました。参考程度にお読みいただければと思います。

まずはちょっとだけ簡単な比較から行ってみました

まずはアウトラインだけの比較をしてみます。初めて名前を聞く人にも分かりやすく書いてみます。

indeed(インディード)について

indeedと書いて、インディードと読みます。実は、もともとはアメリカの企業が運営をしているアグリゲート型求人サイトでした。求人情報のまとめサイトだと思っていただければ大丈夫です。

過去記事になりますので、お時間のある方はお読みください。

いまから10年くらい前に、日本の求人メディア会社最大手であるリクルートが株式を取得して、子会社化しました。日本で見るindeedは日本法人である「Indeed Japan」という会社が運営しています。

求人ボックスについて

indeedはアメリカから来たものですが、求人ボックスは日本で生まれたものだと言えます。価格.comや食べログを運営する「カカクコム」が運営しているんです。

食べログプレミアムサービス

正直、あまりピンときませんよね?ちなみに、求人ボックスもindeedもサイトの構造や検索の仕方はよく似ています。

2つのサイトの実力調査をしてみました(掲載件数)

いくつかの軸で2サイトを比較してみました。

求人掲載数(求人ボックス)

事務×愛知県名古屋市×正社員で検索してみました。

求人ボックス
求人ボックスの実際の検索結果です

アップした画像の通り、結果は10,191件でした。(2020年9月6日現在)

求人掲載数(indeed)

では、indeedの方はどうなんでしょうか?

indeed
indeedの実際の検索結果です

indeedはベースは2軸での検索なので、追加条件をクリックする必要があります。

少し下にスクロールすると出てきます。

indeed
indeedの実際の検索結果です

正社員(1,609)と書かれているところをクリックすると、その通り1,609件の案件が出てきます。(2020年9月6日現在)

たしかに求人案件数としては求人ボックスの方が圧倒的に多いものの…

求人ボックスは10,191件、indeedは1,609件となぜこんなに差があるのか分かりませんが、差は歴然でした。

でも、なぜこんなに差があるのでしょう?日ごろ、採用に関わっている僕の見解としては次の通りです。

  • 求人ボックスのクローリングの方が幅が広い(いろんなところから引っ張り過ぎ)
  • indeed自体がクローリングをする幅を狭めた(より精査するようになった)

そもそも名古屋市だけで10,000件を越える事務職を募集していたら、労働行政の出す雇用数値はおかしなことになります。そういう点ではindeedの方がより実態に沿っていると言えます。

求人ボックスは求人サイトに特有の重複案件も相当数含まれているのだろうと思います。

クローリングの不思議な点

もう少し掘り下げてみると、クローリングの不思議な点にぶち当たります。

先ほどは、事務×愛知県名古屋市×正社員という条件設定をしましたが、次はもう一段階進んで、事務×愛知県名古屋市中村区×正社員という設定で検索してみました。

求人ボックスの再検索結果

求人ボックスで再検索してみました。

求人ボックス
求人ボックスの実際の検索結果

名古屋市(10,191件)→名古屋市中村区(1,763件)と少し現実的な数字になってきました。

indeedの再検索結果

indeedで再検索してみました。

indeed
indeedの実際の検索結果

名古屋市(1,609件)→名古屋市中村区(2,746件)となぜか増える結果になってしまいました。

ふつうに考えれば、勤務地を絞ることで掲載件数も減るはずなんですが全く逆の結果になってしまいました。検索表示に補正でもかかったのでしょうか。

実は求人サイトではよくありがちなこと

ネットメディアではよくあることですが、検索軸設定を意識して別の勤務地タグを増やすことが戦略の一つとしてあります。今回のケースだと隣接するエリアを設定することがあるということです。

勤務地エリアを絞ったから求人掲載件数が減るとは限らないのです。

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利用者の視点で見たときの使い勝手

利用者目線での使い勝手を比べてみます。

求人ボックス

実際の検索結果を見ていこうと思うと1ページずつクリックしていくしかないのです。いきなり飛ばしてみたいというサイトユーザーはいないかもしれませんが、戻ってみたいという時にも不便なので少し減点です。

求人ボックス
求人ボックスの実際の検索結果

indeed

indeedは一般的な検索サイトと同じです。1ページ目から3ページ目とか、わざと飛ばして閲覧する人は少数派かもしれませんね。ここに関してはあまり加点にはならないかと思います。

indeed
indeedの実際の検索結果

【まとめ】求人ボックスはインディードに比べてまだ発展途上

アグリゲート型の求人サイトとして、圧倒的なユーザー数を誇るindeedを追いかける求人ボックス。

まだまだ大きな差はありますが、日本で生まれたサイトなので頑張って欲しい存在でもあります。構造自体はよく似たサイトなので、好みの問題みたいなところもあります。

求人ボックスの今後のサイト成長に期待ですというよりも、早くindeedを脅かすような存在になって求人市場にいい風が吹いて欲しいものです。

本日のまとめ

仕事を探す側の立場に立つと、案件数が多かったり、回遊しやすいサイトの方が使いやすいと思います。そういった点では、僕は若干ですが、求人ボックスの方に分があるのではないかと思います。とはいっても、利用者ユーザーはインディードの方が圧倒的に多いです。その数だけで言えば5倍近くまでなります。もちろんプロモーションの違いもあります。求人ボックスは今後のサイト成長に大きく期待しています。

本日は以上です。

プロフィール

ひーすけ採用主任

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人材会社に在籍しています

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