最近のインディードはもうアグリゲートサイトとは呼べなくなりました

アグリゲート型サイト

インディードはアグリゲート型の求人サイトだと聞きました。

どういう意味なんですか?

この疑問を解決します。

この記事の内容

インディードがアメリカからやってきて、日本でサイトオープンしたのが2009年の話になります。10年以上が経過しました。当時、日本でも珍しかったアグリゲート型求人サイトの先駆者として、現在でもナンバーワンとしての地位を維持しています。

でも、最近はどうなのでしょうか?

ちょっとインディードの本質みたいなものが少し変わってきたようにも感じています。採用担当としての主観が強い書き方ですが、紹介したいと思います。

アグリゲート型求人サイトってなんですか?

アグリゲートを英語で書くと「aggregate」です。

英単語の意味としては、「集める」。簡単に言ってしまえば、求人情報を寄せ集めて作った求人サイトだと思って頂ければ大丈夫です。もともとはAIが勝手にクローリングして、求人情報を引っ張ってくる、そんなサイトとして立ち上げられました。

だから、インディードにしか載っていない独自の求人案件というものがなかったのです。

求人サイトは、メジャーなものから、そうでないものまでたくさん運営されています。

挙げはじめればキリがありません。サイトにはそれぞれ特性というものがあって、アルバイト向けから正社員向けまで本当にさまざまです。職業や職種ごとに求人サイトがあるくらいです。

求人募集を行う会社は、募集したい案件に最適の求人サイトを見つけて、そこに掲載する。一方、仕事を探す側はいろんなサイトを見に行って、より自分の希望に合致する案件を探す。募集する側も、応募する側も、お互いに、それなりの手間がかかっていたのです。

インディードは求職者の意向を強く反映した求人サイト

企業側で長いこと仕事をしていると、インディードのような求人サイトが誰のために運営されているサイトなのかということがよく分かります。

結論から言えば、求職者のための求人サイトです。

なぜかと言えば、求人募集を見るためにいろいろなサイトを訪問する必要性がないこと。キーワードと勤務地の2軸だけでも仕事が探せてしまうこと。2つの理由だけで十分説明できるのではないかと思います。

実際に仕事を探すと分かりますが、本当に楽なんです。

それが自分の希望に合致する仕事かどうかということは別にして、サイト1つだけであちこちの求人サイトの情報が見られることは想像以上にメリットが大きいものです。

最近のインディードはアグリゲート型求人サイトではなくなってきた

ここ最近、インディード内部のシステムが変わったこともあり、純粋なアグリゲート型サイトではなくなってきたなと感じています。理由は、求人募集内容をインディードに直接入力して募集を行う会社が増えてきたから。

仕事を探す側としては、あまり意識することのない問題だと思いますが、採用募集を行う側としてはかなり大きな問題だったりします。

具体的に、インディードを開いてみましょう。

indeed
引用 インディード

下線マーキングをしましたが、【この求人に簡単応募】と記載のある案件は、indeedのサイトに直接入力された案件であることが多いです。

もう1つの目印は、案件ごとの最下部に出典元となるサイト名が記載されていないこと。これも直接入力の案件であることが多いです。

  1. 何も記載されていない 【直接入力&無料で掲載している】
  2. 募集している会社名 【その会社が運営しているオウンドメディアをクローリングしたもの】
  3. スポンサー&会社名 【直接入力&クリック課金】
  4. スポンサー&求人サイト名 【求人サイトを運営するメディア会社が独自にクリック課金】

※2020年7月頃にクローリング方針が変わってしまったこともあり、①~④の項目が必ずしも正解であるとは言い切れないケースも出てきています。あくまでも参考程度に読んでいただければと思います。

準アグリゲート型求人サイトとして展開

もうこの理由は1つしかないと思います。単純に利益の拡大が狙いとしてあることです。

単純にアグリゲート型サイトのオーガニック表示だけでは食べていけないから。

Indeed Japan社も会社である以上、売上や利益というものは必ずついて回ります。求人情報を勝手にクローリングして、インディードというサイトに案件を掲載したところで、売上はゼロなんです。そんな素敵なサービスを継続したところで会社運営を継続することは難しいです。

だからこそ、クリック広告で収益を出していくしかないのです。直接入力したものは無料広告として運営することもできますが、より結果を出そうと思えばスポンサー広告に切り替えていくしかないのです。いずれかは、そういった方向に持っていかれるんだと思っています。

求人広告業界ではよくあることです。

最近、クローリング方針が変わってしまったかもしれない【推測】

ここ最近、インディードで仕事を検索するとアグリゲート型サイトとは言っても、求人サイトの案件をクローリングしてきたものが上位表示される機会が減ってきたように感じています。

もっと言えば、直接入力の案件の方が、より上位表示されるような気がしてならないのです。(特に2020年7~8月にかけての感想)

クローリングの仕組みとか仕様変更って、オフィシャルにされていないのです。

僕は仕事の上で、Indeed Japanの人だとか、システムに詳しい人を少しだけ知っていますが、誰からも断定という形で教えてもらうことはできないんです。「担当部署外なので分かりません」、「あくまでも推測です」と前置きをされることがほぼ100%というわけです。

だから、僕自身も推測でしか記事を書くことができないのです。でも、火のない所に煙は立たないではありませんが、ある程度は的を得た回答ではないかと思っています。

実際に数字で示したデータはこちら

2020年の7月と8月の実際のデータを比較してみました。

2020年7月2020年8月
母集団319件278件
オウンドメディア経由145件57件
indeed オーガニック51件10件
indeed クリック広告41件22件
僕が担当している部門の結果の一部

僕の部署では、オウンドメディアで公開している案件をインディードに連携させるために少しだけ広告費として投下していますが、7月から8月にかけて、急激にコンバージョンが悪くなっています。

もちろん、求職申し込みを直接お電話を頂くケースもあり、オーガニック(無料広告)なのかクリック広告(有料広告)なのか分からない場合もあるので、多少数字が前後することはあります。

数字だけ見れば、オーガニックもクリック広告も落ち込みが激しくなっています。募集案件も、経費自体も2ヶ月間でさほど変わっていませんので、インディードのサイト内部で別の力が働いたのではないかと疑ってしまうのです。

一度直接入力で勝負してみるのも良い

まだインディードを利用したことがない企業にとっては、一度アカウントを作って直接入力してみるのも1つの方法だと思います。とにかく経費をかけたくないという企業担当者にとっては、ある程度の力になってくれるはずです。

インディードのクローリングシステムは定期的にアップデートされ、ガラッと変わることもあります。案外、今が狙い目かもしれませんよ。

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【まとめ】長期的には方向性は必ず変わるもの

インディードが純粋なアグリゲート型求人サイトだと言えなくなってきたように感じています。本当のアグリゲート型サイトって、全て無料でクローリングされた案件がまとめられている求人サイトだと思っています。

最近のインディードは有料広告での運用の方が先行しています。

いま、無料オーガニック枠で比較的結果の出ている会社であったとしても、その効果がずっと続くとは思えません。どこかで定期的に行われるクローリングシステムの変更によって大きく変化が起きます。色々な取り組みを取り入れつつ、満足する結果を出していきたいものです。

インディードは会社なので売上や利益を追及するはずです。無料でクローリングだけしていればいいというものでもありません。慈善事業では社員が生活できません。今はまだ、クローリング案件のシェアは高いですが、長期的・将来的には有料広告枠の案件も相当多くなるはずです。それどころか、今後は有料広告枠しか載らないのではないかと思ってしまうくらいです。皆が同じことをすれば応募効果自体は悪くなるので、緩急をつけた色々な取り組みが必要になってくるでしょう。

本日は以上です。

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