indeedからの流入が減ってしまって焦る採用担当者も多いはず

アグリゲート型サイト

2020年に入ってindeedからの流入が減ってしまって、焦ってしまった採用担当の人は多くいらっしゃるのではないでしょうか。じつは僕自身も、その焦っている1人だったりします。あくまでも直観的な問題であって、ほんとうに減少しているのでしょうか?仮に本当だとしたら考えられる原因には何があるのでしょうか?どんな対策を取ったらいいのでしょうか?いろいろ考えてみました。参考程度にお読みいただければと思います。

まずは全体的な話から

indeed自体はアグリゲート型の求人サイトになりますので、あくまでも全体的な話をします。とは言っても、今回は特に自社オウンドメディアに焦点を当ててみたいと思います。

僕はリクオプというATS管理ツールを使用しています。僕自身もそうですが、自分や自社で求人サイトを構築するスキルを持っていないのでパッケージで販売されている便利なツールに頼ってばかりです。でも、その方が、ほかの時間を有効的に使えますし、初回からある程度の効果が見込めるからです。

前提知識として忘れてはいけないことって何がありましたでしょうか。

  1. indeedは色々な求人サイトの求人情報を寄せ集めたアグリゲート型求人サイトの1つ
  2. 採用ホームページにはATSシステムの一環でパッケージされたものと、一からつくった求人サイトの2通り
  3. indeedに求人情報を掲載してもらう方法はクローリング(ボットが情報収集)、フィード送信(求人メディアの運営者が求人情報送信)、直接入稿(求人会社が管理画面から入力)の3通り

indeedからの流入数が減ってしまったのは本当?

流入数が減っているということは簡単に言ってしまえば、indeedの効果が悪くなっているということです。ほかのメディアとの比較も含めれば、インディードの費用対効果が落ちているということです。

今までは5,000人が閲覧をして50人が応募していたとしたら(応募率1%と仮定)、1,000人に減ることで応募は10人ということになります。採用の歩留が同じであれば、流入数が減るということは大きなロスになります。

でも、これは本当のことなのか確かめてみたいと思います。

実際のデータで確認

実際に効果が悪くなっているのか、過去のデータを少し引っ張り出してみました。下の表は、2020年1月~9月までの期間のオーガニック枠の閲覧数と有料広告枠の閲覧数の推移です。

2020年オーガニック枠有料広告枠
1月9004,000
2月800800
3月1,000600
4月600900
5月3000
6月5000
7月300500
8月50300
9月50300
indeed経由のアクセス数(都合上、数字は概算とします)

データから読み取れること

数字だけでは分かりにくいと思うので、折れ線グラフで示してみました。

indeedオーガニック枠からの流入推移

  • 2020年3月から急激に悪化しています(1回目の落ち込み)
  • 2020年6月からも若干の悪化が見られます(2回目の落ち込み)

indeed有料広告枠からの流入推移

  • 2020年1月から急激に悪化しています(1回目の落ち込み)
  • 2020年4月からも若干の悪化(2回目の落ち込み)

補足ですが、5月~6月はコロナ禍の影響もあり、有料広告の出稿を止めたため流入が0になっています。

悪化となったターニングポイントはいくつかある

ターニングポイントは2020年1月ごろと、8月ごろということになります。

  • 有料広告枠は1月を境に急激に悪化しています。
  • オーガニック広告枠は8月を境に急激に悪化しています。

indeedの内部のことなので公表されてはいませんが、今年になってクローリングのアルゴリズムが変更になったということをよく耳にします。その影響がやはり大きいようです。あくまでも推測にすぎませんけどね。

indeedにどんな変化が起きているのか

実はindeedに大きな変化が起きていると聞きます。オフィシャル通知はないので、あくまでも噂レベルです。

  1. 職種名がシンプルな案件を主にクローリングしている
  2. 重複している原稿をクローリングしなくなった、または意図的に排除している
  3. 派遣の案件を積極的に排除している

indeedのアルゴリズムの変更の大きなポイントとしてはこの3点です。ほかには、

  • indeed上での閲覧に1度テキストだけのページ(プレーンページ)を挟むようになった
  • スポンサー広告が上位表示されるとは限らなくなった?
  • 求人サイトのクローリングをしなくなった?

こんなことも言われていますよね。

信憑性の高い低いはありますが、あくまでも公式な見解ではありません。仮説に過ぎないとは言っても数字が示している通り、それなりに的確な指摘だと思っています。

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効果が落ちてしまった場合はどうすべきか

原稿を改善するとは言っても、やれることには限度はあります。僕たちが改善したと思っていても、クローリングするのはボットですし、判断するのは全てindeed側なのです。自己判断や自己満足ではいけません。

まず、すべきことは2点だけです。

  1. 重複案件と取られない原稿づくり
  2. 職種名はシンプルに、分かりやすく

この2点の対策をしっかり行うべきです。

重複案件と取られない原稿づくり

繰り返しになりますが、すべてindeed側の判断になるのです。本当は違う案件であったとしても、indeedが重複とみなせば、それは重複案件になってしまうのです。判断基準ははっきりしていません。

重複案件はペナルティを食らうのですが、そのペナルティもいろいろです。ペナルティによって片方が掲載されないならまだいいですが、両方排除されてしまうのが一番最悪の結果です。

特に勤務時間が同じで、勤務地が似ている場合は注意が必要です。

職種名はシンプルに、分かりやすく

よく、待遇などのワードを職種名に挿入するケースが多いですが、indeed対策としては避けた方が無難です。

例えば『15時までの短時間勤務扶養内で働ける事務スタッフ』などのケースです。

仕事内容に直接関わる内容以外の文言が職種名に入っている場合は掲載されない恐れがあります。そういったリスクを考えれば、『事務スタッフ』だとか『事務職』と記載した方が無難です。

いろいろ試してみても良いかもしれません。どこまで?というボーダーラインが分かっていないからです。

indeed対策はトライ&エラーしかあり得ない

ボーダーラインが公にされていない以上、僕はトライ&エラーしかないと思っています。無難なラインで留めて、掲載されていることを確認したら徐々にチャレンジしてみるべきです。案件が複数あるのであれば、ABテストを実施しても良いでしょう。

いろいろ繰り返すことで見えてくるものがあるはずです。

【まとめ】indeedのアルゴリズムは変わった、これからも変わるので柔軟な対応を

今回は数字が悪くなったことから、indeedのアルゴリズムが変わったのでないかと推測しました。

毎回のことですが、アルゴリズムの変更に対する正式なアナウンスはありません。ということは次回の変更も同じくアナウンスなしで行われる可能性が高いということです。効果が悪くなったのであれば、一度改善に向けてチャレンジしてみるべきです。ほかの会社も条件は同じですから。

原稿内容については、特にオーガニック案件に関することを中心に書きました。有料広告枠は少し基準は甘いと言われています。(ただし、費用のかけ方にもよると思っています。)今回の注意点は大きく2つでした。

  1. 重複案件と取られない原稿づくり
  2. 職種名はシンプルに、分かりやすく

一番大事なのは、過去の成功事例を忘れて、今のアルゴリズムを意識した原稿づくりを柔軟に行うことです。

本日のまとめ

インディードは定期的にアルゴリズムの仕様変更を行っていると言われています。今回は2020年に起きた大きな仕様変更のせいで、効果が悪くなったことについて触れました。掲載方法(クローリング、フィード送信、直接入稿)や課金の有無(無料枠、有料枠)での違いはいろいろありますが、原稿作成の基本は2点でした。重複案件と取られないこと、職種名はシンプルにすることの2点です。まずは基本に忠実な原稿から作成・運用すべきです。

本日は以上です。

プロフィール

ひーすけ採用主任

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  • 面接1,000名
  • 電話応対25,000名

人材会社に在籍しています

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