中高年世代で転職を希望する人の求人事情【人材派遣サービス業界】

採用の実情

一般的な転職者の層よりも年齢が高いです。

やっぱり転職は難しいですか?

アドバイスさせていただきます。

この記事の内容
 ・転職の市場って現在はどんな感じなの?
 ・中高年の転職事情ってどうなの?
 ・中高年の場合はどんなことに気を付けて転職活動をすべきなの?

日ごろ、派遣会社で応募受付の仕事をしていると様々な年代の人と接することが多いです。

そのなかでも中高年の占める割合はかなり高いです。

年々割合が高くなっていると言えます。

おそらく人材派遣サービスの特徴なんだろうかと思われます。

人材派遣サービス会社は中高年の方の応募が多い

人材派遣サービス会社はとくに中高年の方の応募や求職登録が多いです。

その理由として考えられることはいくつかあります。

  • 派遣会社は採用のハードルが低いと考えられている
  • 本当は正社員の就職先が良いが、なかなか見つからない
  • 会社に縛られる生活は嫌なので派遣の仕事で十分と考えている

どれも間違っているものはありません。

とは言え、本音の部分としては、「正社員として採用してもらえるような会社がない」という意見が多いです。

人材派遣サービス会社側の目線

人材派遣サービス会社としては、中高年・シニア層の抱え込みがどれだけできるかによって業績が変わります。

慢性的な人材不足に陥ってくると、採用を拡大していく層は3つしかありません。

  1. 中高年世代、シニア世代
  2. 女性(とくにパートスタッフ)
  3. 外国人スタッフ(技能実習生、特定活動含む)

大手の会社に対する知名度でも、福利厚生面でも、そして雇用自体の安定という面でも人材派遣サービスは遠く及ばないのが実態です。

だからこそ、3つの層に対する雇用を拡充する方向性だと言えます。

人材派遣会社はここでしか勝てないからこそとも言えます。

シニア世代が活用すべき求人サイト

シニアといっても人や組織によって想定する年代が異なります。

だいたいの会社が60代くらいの方を「シニア」と捉えています。

総合的な求人サイトやアルバイト募集サイトのなかに「シニア歓迎」という検索軸はよく見かけます。

しかし、シニアに特化した求人サイトはほとんどありません。

そのなかでもいくつかピックアップしておきます。

「シニア」「求人」「求人サイト」などとGoogle検索を行い、オーガニック検索で上位表示されたサイトをピックアップしておきます。

シニア求人ナビ

シニア求人ナビは、内藤一水社という会社が運営するシニア向けの求人サイトです。

テレビのCM等でもあまり聞くことのない会社名なので認知度は低いかもしれません。

ただ、求人広告業界としては歴史が古く、老舗的な会社になりますので安心感はあります。

SimilarWebによる解析です。

引用 SimilarWeb(2023.1.25確認)

当然、対象ユーザーはシニア層ということもあり、ランディングページは比較的シンプルな構造です。

シニアジョブ

すべてのエリアをチェックしたわけではありませんが、病院や介護施設での求人が多いです。

シニアジョブは同一名称の会社である株式会社シニアジョブが運営しています。

SimilarWebによる解析です。

引用 SimilarWeb(2023.1.25確認)

「SimilarWebの訪問数は目安程度に」とは言われているものの、過度に少ないのも気になるところです。

ただし、転職エージェント機能も持っている点は大きな強みとなります。

はた楽求人ナビ

先ほどの2サイトは50、60代を主な対象としていましたが、はた楽求人ナビは40代まで広げられています。

掲載されている件数も群を抜いています。

はた楽求人ナビは、ショットワークスを運営する「ツナググループHC」が運営しています。

求人サイトだけでなく、採用回りのツールとして有効的なチャットボットシステム「オートークビズ」なども販売している業界では著名な企業です。

SimilarWebによる解析です。

引用 SimilarWeb(2023.1.25確認)

先ほどの2サイトとは訪問数が比較になりません。

非常に多くのアクセスを集めるサイトだと言えます。

募集職種も幅広く、非常に使いやすいサイトです。

それぞれの求人サイトの検索軸「シニア歓迎」「シニア応援」

一般的な求人サイトの検索軸のなかにある「シニア歓迎」「シニア応援」も活用すべきです。

シニアに特化した求人サイトは、やはり特化型ということもありユーザー数は少なめです。

また、仕事の掲載件数も少ない傾向にあります。

それでは仕事探しも少し労力もかかってしまいます。

それであれば、初めからタウンワークやバイトルなど大手求人サイトのシニア軸を活用したほうが得策です。

応募時のポイント

会社ごとに採用を想定している年齢があります。

各社、定年制や雇用上限の設定もありますが、外から見ても分からないものです。

「年齢不問」とは書いてあっても雇用上限があったり、何も書いてなくて雇用上限がなかったり、それぞれです。

参考になるのは、

  • ●●代歓迎
  • ●●代活躍中
  • ●●代応援

そんなキーワードだったりします。

それでも絶対とは言い切れませんので、有効的な応募方法としては「気になる案件があれば積極的に応募する」ことに尽きます。

ここ最近は、どの業界も業種も人材不足感が強いです。

会社側にとっては将来的な不安も大きく、年齢や働き方を問わず積極的に採用を進めていく動きが強いです。

応募前から諦めることなく、どんどん応募すべきです。

【まとめ】中高年の転職市場は厳しめも今後はいい状況が続く

正社員としての採用だけで言えば、中高年というだけでまだまだ採用状況としては厳しめです。

職種にもよりますが、管理職やバックオフィス業務での採用はまだまだ狭き門だと言えます。

「安易に」という人はいないかもしれませんが、年齢を重ねるほどに転職に対しては慎重に検討すべきです。

一方、現業系の仕事は一定数あります。

また、現在の人材不足、将来的な人口減少を考えると採用が拡大している動きもあります。

仕事探しには知名度のある、メジャーな求人サイトを使うことをオススメします。

本記事のまとめ
 ・中高年世代の転職市場は現状も厳しい
 ・中高年世代の管理職者やバックオフィス系の職種への転職は経験者であっても厳しめ
 ・現業系の職種への転職に限って言えば、求人数は一定数ある
 ・転職活動については大手求人サイトを使うべき
 ・人材不足感は今後ますます強まるため中高年世代でも採用に対して大きく期待できる

本日は以上です。

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