運営する会社が同じだけどなんとなく似ている求人サイトの使い分け

採用について

転職サイトってどうやって使い分けをしていますか?

よく似たサイトって多くないですか?

この疑問を解決します。

この記事の内容

会社規模が大きくなればなるほど複数の求人サイトを運営するメディア会社が目立ちます。

もちろん、サイトごとに特色はありますが、なかには特色を掴みづらいケースも多々あるものです。

どうやって使い分けたらいいのか迷う人はけっこう多いかもしれないと思って、記事にさせてもらいました。今回は求職者ユーザー目線です。採用担当として意見をストレートに書きますが、あくまでも個人的な見解として参考程度にしていただければと思います。

サイト運営をする側がなぜサイトをわざわざ分けて運営しているのか

「正社員向け」の求人サイトだとか、「○○○(職種や業種)に特化した」求人サイトだとか、そんなキャッチフレーズを見かけることは実務の中でもよくあります。というか、基本的にはサブタイトルなどで明記しているケースが多いです。

少し本流から逸れたところのターゲットの獲得のために、サブサイト的に作られたケースは見かけますが、そういったサイトは反面で、閲覧数も少なかったりします。もちろん、サイト年齢のせいもありますが、知名度が低いことに影響している場合が多いです。

サイトを分けて作る意味合いを考えてみました。

  • メインで展開してきたサイトのユーザーとは違った、新たな層を開拓、獲得する狙いがある
  • 新しく売り上げを生み出す収入減を得たい(求人を掲載する会社を獲得したい)
  • サイト間での相互連携を図り、双方のサイトにとってプラスに働きかけたい(ユーザー層の拡大)
  • 特化したサイトにすることで、ピンポイントの内容を求めるユーザーが使いやすくなる
  • あわやくば本サイトを越えるような存在になって欲しいと考えている
  • 既存のサイトでは、集客などあらゆる面で頭打ちになってきてしまった
  • 話題づくりのため

掲載する会社の採用担当の目線として、結論から言ってしまえば、営業戦略なのかもしれませんが、本サイトが頭打ちになってきたので、サイトを分けたとしか考えられないケースも結構目立つんです

採用担当として長いこと仕事をしてきて感じることがあります。

  • サイトを利用する求職者は、サイトごとの細かな違いを意識していないことの方が多いです。
  • 求人を掲載する採用担当者は、コストパフォーマンスを第一に考えてサイト選びをすることが多いです。

そのため、サイトを運営する会社の思惑通りに集客出来ないことって多々あるんです。

本サイトから派生したサイトってどうなのか比較してみた(求職者ユーザー目線)

もちろん、本サイトの方が圧倒的に集客力があります。でも、それはサイトの歴に違いがあることと、そこに対する宣伝広告費も全然違うからです。

一度、SimilarWebを使いながら見比べてみます。

X社の場合

アルバイト向けサイト(本サイト)

  1. 求人案件数:140万件
  2. 3ヶ月間訪問数:2,000万
  3. 特徴:アルバイト・パートがメインで、社員案件も掲載

派生した正社員向けサイト(サブディレクトリ)

  1. 求人案件数:41万件
  2. 3ヶ月間訪問数:サブディレクトリのURLなので個別に確認できず
  3. 特徴:正社員・契約社員案件を主に掲載

Y社の場合

アルバイト向けサイト(サブドメイン)

  1. 求人案件数:18万
  2. 3ヶ月間訪問数:700万
  3. 特徴:アルバイト・パートがメインで、社員案件も掲載

派生したパート向けサイト(サブドメイン)

  1. 求人案件数:確認できず
  2. 3ヶ月間訪問数:45万
  3. 特徴:パートがメイン

派生した特定業種向けサイト(サブドメイン)

  1. 求人案件数:確認できず
  2. 3ヶ月間訪問数:5,000未満
  3. 特徴:社員案件が主体

Z社の場合

派遣求人に特化したサイト

  1. 求人案件数:2.5万
  2. 3ヶ月間訪問数:8万
  3. 特徴:アルバイト・パートがメインで、社員案件も掲載

総合的な求人サイト

  1. 求人案件数:7万
  2. 3ヶ月間訪問数:5,000未満
  3. 特徴:派遣案件を含む総合的な構成

こうしてみてみると、やっぱりどこの会社もメインとなるサイトが一番集客力がありますね。

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求職者目線のサイトの選び方ってどこにポイントがあるのか

今回は訪問数だけに着目しましたが、求職者の人がサイトを選ぶ基準って実は3点だと言われています。

  • 知名度のあるサイトかどうか
  • 使い勝手のいいサイトかどうか
  • 案件数が豊富かどうか

本当にこれに尽きます。

基本的には知名度が一番大きいものです。

だから運営側は宣伝広告費に多大なお金をかけるものなんです。掲載企業側から見ても、メジャーなサイトが一番閲覧があって、応募数は他よりも多いのが実態です。

もちろん案件によっては結果が異なることもありますが、基本はそう言うことができます。

【まとめ】同じ会社が運営する求人サイトは1本で必要十分

最近はサイトごとの連携も進んでいて、掲載する企業に対してパッケージで販売されることが多いです。

●●●サイトに掲載すると自動的に▲▲▲サイトに転載されたり、●●●サイトに掲載すると無料で▲▲▲サイトに掲載させてもらいますといったパターンです。こういった感じなので、企業側もサイトごとの違いをあんまり意識しないのかもしれません。

単なる転載にすぎないので、結果としてまったく同じ案件が2つのサイトに掲載されていることもあります。さらにindeedなどのアグリゲート型求人サイトがその傾向を加速させています。

最近は、アグリゲート型サイトから各求人サイトに飛ぶ傾向が強く、求人サイトそれぞれに仕事探しに行くということ自体がナンセンスだと言われています。だから同じ会社が運営しているサイトをわざわざ掛け持ちして掲載する意味はあまりないと言えます。

正社員とアルバイトと極端に違えば別ですが、基本的には1本でいいでしょう。

同じ会社が運営する求人サイトであれば1つのサイトに載せれば十分だと言えます。わざわざ広告費をかけて、複数のサイトに掛け持ち掲載する意義はほとんどありません。新しく派生した形で立ち上げられたサイトは基本的に本サイトにはすべての面で歯が立たないことが多いです。ということは、掲載はまず本流のサイトからというのがセオリーの結論になるのです。無料で転載してもらえるのはたしかにラッキーですがそれをしてもらえるから掲載をするというのはあまり意味がありません。

本日は以上です。

プロフィール

ひーすけ採用主任

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