評判は?【ジョブリングス】という名古屋にある会社からの営業電話

ジョブリングスという会社から営業の電話をもらいました。
会社について少し教えてください

アドバイスさせていただきます。

この記事の内容
 ・ジョブリングスってどんな会社なの?
 ・ジョブリングスはサイト名なの?
 ・掲載や取引にあたって注意点はあるの?
 ・サイトユーザーの視点から見て、サイトの使い勝手はどうなの?

求人メディア業界や雇用・採用に関する業界には似たような名前の会社名やサイト名が多いです。

「ワーク」、「ジョブ」、「HR」といった言葉が社名やサイト名にだいたい入っているのです。

取引や面識がないと、電話をもらっただけでは混同してしまうケースが多々あります。

電話の商談だけの場合、その場限りというケースも多く、余計に混同します。

今回は自分自身の備忘録と紹介を兼ねて、記事に書かせていただきました。

本記事ではアフィリエイト広告を使用しています。

改めて知識の整理から

今回、提案をもらったのは「ジョブリングス」という求人サイトについてです。

同じような名前の会社名や求人サイト名を聞いた記憶があります。

以前、提案をもらったサイトは「リンクジョブズ」という求人サイトでした。

リンクジョブズは、現在はサイトクローズされています。

リンクジョブズという求人サイトについて【閉鎖サイト】

そして、もう1つは「ジョブリンク」。

(ジョブリンクのリンクはこちら

成果報酬型のサイトとしては先駆者的な存在の求人サイトでもあります。

応募課金・採用課金型求人サイトの利用金額【最近のトレンド】

繰り返しになりますが、本日の記事は「ジョブリングス」についてです。

今回提案をもらったのは「ジョブリングス」

ジョブリングスについて少し調べてみました。

求人サイトの名称が会社名でもあります。

サイト内の情報が詳しく書かれていないので細かいところまではわかりません。

本社は名古屋市中区大須にありますが、設立年月(創業年月)は不明です。

会社概要
運営会社情報を引用しました
【会社名】ジョブリングス
【代表取締役】中村大輔
【法人番号】1800-01-140546
【所在地】愛知県名古屋市中区大須1丁目7-14
【電話】050-1791-2709
【FAX】052-307-4727

Google Mapを見る限りでは、自社の社屋があるわけではありません。

サイトの使い勝手について

まずは全体的な数値のチェックから。

月間セッション数はある程度の数を確保できていますが、滞在時間は非常に短いです。

案件の詳細ページを細かくチェックする必要があります。

SimilarWebの結果(2021.7.12時点)

その後、最新の状況を確認しました。

SimilarWebの結果(2023.4.5時点)

SimilarWebなので参考程度にとどめておくべきですが、すべての数値が悪化傾向にあります。

実際にサイト訪問してチェックしてみました。

引用 ジョブリングス

新着求人のところは、全国の複数のエリアの案件が掲載されていますので、さらっと見る程度です。

自分の住んでいる所と無関係のエリアの求人情報はふつうは見ない人の方が圧倒的に多いはず。

どんな案件が載っているのか訪問してみました。

引用 ジョブリングス

求人サイトのトップ画面によく出てくるような日本地図から選択するタイプです。

引用 ジョブリングス

案件の検索軸も一般的なスタイルを備えています。

市区町村は、都道府県を選択すると自動的に出てきます。

引用 ジョブリングス

試しに「愛知県」で検索してみました。

引用 ジョブリングス

オープンして間がないサイトということもあり、案件はまだ22件しかありませんでした。

東京都で検索すると20件と、愛知県よりもさらに少ないです。

ジョブリングスの本社が愛知県にあることが、一定程度影響しています。

また、赤線で囲ったタイプの写真(フリー写真)が目立ちます。

●2022.5.13現在
愛知県は132件、東京都は239件でした。
●2023.4.5現在
愛知県は5件、東京都は2件でした。

その後、2年間経過して再リサーチしたところ、掲載求人件数は激減していました。

応募効果の面では大きな不安も残ります。

初回掲載は無料でおこなえる(2021年7月実施キャンペーン)

2021年7月に連絡をもらったときは、サイト開設したばかりでしたので「(初回)3週間掲載無料キャンペーン」を実施していました。

掲載件数を増やすために、運営会社がよく取り入れる手法です。

応募獲得ができるかどうかは別の課題ですが、母集団獲得の経路を増やす意味で取り組んでみるのも1つです。

ただし、注意すべき点があるのも事実。

注意点
キャンペーン期間経過後は3週間ごとに¥104,500円(税込)が自動更新で課金される。
サイト内に解約フォームは存在しない。
こちらで解約書面を作成して8営業日前までに送らなければならない不便さが大きい。

ジョブリングスのことではありませんが、同タイプの求人サイトで最近トラブルも発生しています。

いつの間にか、無料掲載が有料掲載に自動的に変わっていて、請求が届いたといったトラブルです。

全国で起きているようですので、注意が必要です。

オフィシャルサイトを見て会社の内容を確認したり、求人サイトを実際に使ってみて、掲載を決めるべきです。

求人サイトの中身だけではなく、相手先の会社のこともよく見る必要があるということです。

【まとめ】無料掲載だから無条件でOKというスタンスは厳禁

採用担当者の考え方にもよりますが、無料掲載だからとにかく無条件でOKというスタンスはいけません。

閲覧数、サイトの特性や使い勝手、プロモーションの内容などいろいろ検討すべきです。

契約内容はきちんと確認しましょう。

たしかに無料キャンペーンを活用してやってみたいという考え方も正しいです。

ただし、掲載する以上は成果を出さなければいけないので原稿の作り込みはきちんと行うべきです。

最近は原稿の作り込みが「応募者ファースト」の視点から重視されています。

シンプルに書いた原稿を何十本も無駄に公開するなら、2~3本でも作り込みをした原稿を公開する方が応募の期待ができます。

本記事のまとめ
 ・ジョブリングスは会社名でもあり、求人サイトの名前でもある
 ・株式会社ジョブリングスは名古屋市内に本社がある会社
 ・ジョブリングスは2021年の春から夏にかけて新規オープンしたと思われる求人サイト
 ・2021.7月当時は3週間無料掲載キャンペーンを展開していた
 ・サイトの使い勝手はあまり良くないと言える
 ・掲載案件数は非常に少なく、応募効果の期待は薄い

本日は以上です。

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