求人情報誌以外のペーパーメディアって何がありますか?
アドバイスさせていただきます。
・求人誌以外のものを使うメリット、デメリットはあるの?
愛知県は紙面の文化がいまだに強く、求人誌や新聞に折り込まれるチラシでの求人活動もまだまだ盛んなエリアです。
本日は折込チラシに似ていますが、月1回ポスティングされるタウン情報誌(地域情報誌)にターゲットを当ててみました。
正式な名称はありませんが、タウン情報誌、地域情報誌といった呼び方が一般的です。
タウン情報誌(地域情報誌)について
全国すべてのエリアで発行されているわけではありません。
そのため、タウン情報誌といっても思い付かない方もいらっしゃるかもしれません。
行政区でいうと、だいたい3つほどの市区町村に渡って発行されるものです。
生活にまつわるいろいろな情報が掲載されています。
ほとんどがポータルサイトと連動しており、年齢・性別問わず紙面とネット両方から閲覧できます。
・美容
・住居
・求人
・そのほかの広告など
店舗や会社が掲載料を払って広告を掲載してもらう、知名度の向上や販売促進を狙っています。
そこで利用してもらえるようにお得なクーポンが付いていることが多いです。
【実際のタウン情報誌】AQUA
愛知県のある地域で発行されているAQUAというタウン情報誌は毎月1日に配布されます。
株式会社トライアドクリエイト(トライアドクリエイトの企業情報はこちら)という会社が発行しています。
発行部数は127,200冊です。
- あま市(2021年7月1日現在 37,886世帯)
- 津島市(2021年8月1日現在 26,770世帯)
- 海部郡大治町(2020年1月1日現在 13,697世帯)
- 海部郡蟹江町(2020年現在 16,794世帯)
- 愛西市(2021年7月1日現在 23,820世帯)
- 弥富市(2020年1月1日現在 18,194世帯)
- 清須市(2021年7月2日現在 30,177世帯)
- 名古屋市中川区(2021年7月1日現在 101,001世帯)
全部の世帯数を足していくと、268,339世帯となります。
駅のラックに置かれるものもあるので、単純計算で2.5軒に1冊ポスティングされるかどうかです。
コンテンツとしては、やはり自然と目のいく内容ですので、「衣・食・住」に関することがメインです。
お得なクーポンも付いています。
そういったコンテンツのなかに、ごく一部ですが求人募集のページが設けられています。
若年層・スマホユーザー層へのリーチのために、ポータルサイトもあります。(ウェブ版はこちら。)
タウン情報誌で求人募集を行うメリット・デメリット
タウン情報誌全体に関して、どんなメリット・デメリットがあるのか考えてみました。
・コンテンツが豊富なので、幅広い読者層に読んでもらえる
・地元で仕事を探している人には訴求力がある
・仕事探している人に対して紹介してもらえる可能性がある
・長期募集の際に、より力を発揮する
・募集を終了しても取消ができない
・原稿の校了締切のタイミングが一般的な求人誌よりも早い
・発行エリア外の人が見る可能性が非常に低い
・求人募集のツールの1つとして定着していない
・月刊誌なので月1回の発行しかない
・求人募集のツールとしては即効性に欠ける
こういった点が挙げられます。
【まとめ】地域密着の情報誌としてのメリットを生かす
あくまでも地域密着の情報誌なので、その周辺に住む方をターゲットとするのであれば十分な勝算があります。
情報誌の内容的に女性の読者が多いです。
掲載の大きなデメリットとしては、「締切が早い」・「即効性に欠ける」・「月1回の発行のみ」が挙げられます。
長期的な求人募集のツールとして運用する、パート層をメインに採用するという場合であれば、掲載を積極的に考えてみると良いです。
・タウン情報誌での求人募集にもメリット・デメリットはある
・特性を理解して、訴求ターゲットを見極めていくと採用成功により近づくことができる
・紙面を見る層も一定数いるので地方の求人募集としてはオススメ
・タウン情報誌はポータルサイトと連動して運営されていることが多い
・タウン情報誌の読者層としては、コンテンツ的にやはり女性・主婦層が多い
本日は以上です。