ふだん使用するATSはどうやって選べばいいですか?
アドバイスさせていただきます。
・何を基準にして選んだらいいのの?
・それぞれどんな違いがあるの?
・どんなATSがあるの?
採用管理システム(ATS)として販売されているパッケージが増えてきました。
これからATSを導入しようと考えている担当者にとっては、どれを選んだらいいか迷うもの。
本日は比較検討の材料として一番重視すべき項目を書いておきます。
ATSを選ぶポイント
採用管理システムとATSは同じ意味です。
用語の意味については過去記事をお読みください。
ATSツールを選ぶ基準は人や会社によって異なるはずです。
- 初期導入コスト、毎月かかる定額コスト【経費】
- パソコンに詳しくない人でもなんとなく扱えるシステムかどうか【使いやすさ】
- どれだけ多くの機能がついているか【オプション】
- 運営会社やATSツールの知名度【知名度】
- 実際に導入している会社名【導入事例】
- ATS自体のクチコミ【レビュー】
重視されるポイントはこういった点が多いです。
でも、一番大切にするべきことは「多くの応募者を獲得できるツールであること」です。
知名度や使いやすさではありません。
大切なのはアグリゲーションサイトとの連携
応募獲得をするために必要なのは、アグリゲーションサイトとの連携です。
アグリゲーションサイトと連携をしていないと、応募の獲得は難しいのが現状です。
そのなかでもindeedは一番意識するべきです。
ATSの営業は何回か受けたことがあります。
「当社のATSで公開した案件は、indeedに情報が掲載されません」とは言わないもの。
そんなATSを導入したいと考える会社は少ないです。
最近は、indeedに視点を当てたATSも多くリリースされています。
各社のATSツール
各社のATSツールを比較してみました。(2020年10月末時点)
リクオプ(by HRソリューションズ)

HRMOS(by ビズリーチ)

ジョブカン(by Donuts)

engage(by エンジャパン)

一般的な機能について
ATSによく実装されている機能については、過去記事で書かせていただきました。
基本的な機能はどこの会社もだいたい同じで、それほど大きな違いはないと言えます。
だからこそ、アグリゲーションサイトとの連携を重視した方がいいのです。
応募がindeedのサイト内だけで完結するので、応募獲得に繋がりやすいと言われています。
詳細は過去記事をお読みください。

【まとめ】ATS選択のポイントはindeedとの連携を一番重視すべき
大手企業に使ってもらっていますという営業案内はあまり気にする必要はありません。
あくまでも目安程度で十分です。
理由としては、
- 運用費用が大きく、大幅にカスタマイズされているので単純比較できない
- 有料広告の出稿も大きく、参考にできない
- 高い知名度で、オーガニック検索でも強い
経費が大きく違うので、大手と中小企業ではATSを使ってできることの幅は違います。
まずは、アグリゲーションサイトと連携されているかどうかを重視すべきです。
indeedエントリーに対応しているかどうかも大切なポイントです。
アグリゲーションサイトとの連携があるだけでも応募効果は変わってきます。
・ATSは各社からいろんなパッケージが販売されている
・ATSを選ぶポイントは会社や担当者によって異なるもの
・アグリゲーションサイトとの連携を一番大切にするべき
・indeedエントリーに対応しているかどうかも大切なポイント
・ATS運用において大手のやり方を真似することはなかなかできない
本日は以上です。