ふだん使用するATSはどうやって選べばいいですか?
たくさんのラインナップがあって迷います。
やはり重視すべき点としてはindeedとの相性ですね。
募集を定期的に行っている会社であれば尚更です。
・何を基準にして選ぶべきか?
・それぞれどんな違いがあるの?
・どんなATSがリリースされているの?
採用管理システム(ATS)として販売されているパッケージがここ最近、だいぶ増えてきました。
各社からのラインナップは多すぎるくらいです。
これからATSを導入しようと考えている担当者にとっては、どれを選んだらいいか迷ってしまいます。
本日は比較検討の材料として一番重視すべき項目を記事に書かせていただきます。
採用管理システム(ATS)を選ぶときのポイント
採用管理システムとATSは同じ意味です。
用語の意味については過去記事をお読みください。
ATSツールを選ぶ基準は人や会社によって異なるはずです。
重視する項目 | 内容 |
経費 | 初期導入コスト、毎月かかる定額コスト |
使いやすさ | パソコンに詳しくない人でもなんとなく扱えるシステムかどうか |
オプション | どれだけ多くの機能がついているか |
知名度 | 運営会社やATSツールの知名度 |
導入事例 | 実際に導入している会社名や導入数 |
レビュー・口コミ | ATS自体のクチコミ |
採用力 | 採用ホームページの募集力 |
重視されるポイントはこういった点が多いです。
でも、一番大切にするべきことは「多くの応募者を獲得できるツールであること」です。
知名度や使いやすさではありません。
大切なのはアグリゲーションサイトとの連携
応募獲得をするために必要なのは、アグリゲーションサイトとの連携です。
アグリゲーションサイトと連携をしていないと、応募の獲得は難しいのが現状です。
そのなかでもindeedは一番意識するべきです。
ATSの営業は何回か受けたことがあります。
「当社のATSで公開した案件は、indeedに情報が掲載されません」とは言わないもの。
そんなATSを導入したいと考える会社は少ないです。
最近は、indeedに視点を当てた求人ページを持つATSも多くリリースされています。
各社のATSツール
各社のATSツールを比較してみました。(2023.7.9時点)
リクオプ(運営:HRソリューションズ)
アグリゲーションサイト | 連携状況 |
indeed | ○ |
求人ボックス | ○ |
HRMOS(運営:ビズリーチ)
アグリゲーションサイト | 連携状況 |
indeed | ○ |
求人ボックス | ○ |
ジョブカン(運営:DONUTS)
アグリゲーションサイト | 連携状況 |
indeed | ○ |
求人ボックス | × |
engage(運営:エンジャパン)
アグリゲーションサイト | 連携状況 |
indeed | ○ |
求人ボックス | ○ |
AirWORK(運営:リクルート)
アグリゲーションサイト | 連携状況 |
indeed | ○ |
求人ボックス | × |
一般的な機能について
一般的なATSでよく実装されている機能については、過去記事で書かせていただきました。
基本的な機能はどこの会社もだいたい同じで、それほど大きな違いはないと言えます。
だからこそ、アグリゲーションサイトとの連携を重視した方がいいのです。
応募がindeedのサイト内だけで完結するので、応募獲得に繋がりやすいと言われています。
詳細は過去記事をお読みください。
【本記事のまとめ】ATS選択のポイントはindeedとの連携を一番に重視すべき
大手企業に使ってもらっていますという営業案内はあまり気にする必要はありません。
あくまでも目安程度で十分です。
理由としては、
- 運用費用が大きく、大幅にカスタマイズされているので単純比較できない
- 有料広告の出稿も大きく、比較検討材料にならない
- 高い知名度で、オーガニック検索でも強い
かけている経費が大きく違うので、大手と中小企業ではATSを使ってできることの幅は違います。
まずは、アグリゲーションサイトと連携されているかどうかを重視すべきです。
次にindeedエントリーに対応しているかどうかも大切なポイントです。
アグリゲーションサイトとの連携があるだけでも応募効果は変わってきます。
・何を基準にして選ぶべきか?
・それぞれどんな違いがあるの?
・どんなATSがリリースされているの?
・ATSは各社からいろんなパッケージが販売されている
・ATSを選ぶポイントは会社や担当者によって異なるが、アグリゲーションサイトとの連携を一番大切にするべき
・indeedエントリーに対応しているかどうかも大切なポイント
・ATS運用において大手のやり方を真似することはなかなかできない
本日は以上です。