indeedの内部構造の理解はなかなか難しく、自分でいろいろ検索をしてみた後で、「これって何だろう?」と思うことって結構あります。僕自身も、日ごろindeedを触る機会が多いですし、自分で出稿してもいます。今回は直接投稿タイプではなくて、タウンワークからの転載について疑問に思った話です。
目次
【基本知識】インディード掲載は大きく分けると2タイプ
インディードに求人原稿を掲載されている原稿は2タイプになります。
- indeedの管理画面を通じて直接投稿している原稿
- 他の求人メディアから転載されている原稿
今回は他の求人メディアから転載されている原稿の話になります。
また、タウンワークでの話なので他の求人メディアでも同じことが言えるかについては別の検証が必要になってきます。
僕が疑問に思ったこと
タウンワークの原稿にオプションをつければindeedに有料掲載されます。
本来の勤務地設定とは違う場所が原稿に出てしまうのではないかという疑問を持ちました。
実際に2つの例を見てみます。
まずは1つ目の例です。
勤務地は「●●●市内」の案件


検証がきちんとされているかをはっきりさせるために、あえて職種が複雑で他の案件では見られないようなものを選びました。
勤務地は本来、「●●●市」の案件なのですが、「●●市」という事務所がある市の名前が出てきてしまっています。
勤務地は「●●町内」の案件


こちらも勤務地は本来、「●●町」の案件なのですが。先ほどと同じで「●●市」という事務所がある市の名前が出ています。
なぜこんなことが起きるのか
勤務地が2つ出てきてしまう理由は何があるのでしょうか。
僕の推測です。
- インディードのシステム自体がまだ完ぺきではなく、細かい判別ができない
- インディード自体が複数の勤務地軸の設定を許している
- インディードの検索上の問題でたまたま表記されてしまうだけ
僕は①システムの問題だと思っています。

さきほどの、選べる工場内作業は「●●●市」の案件でした。
でも、事務所のある「●●市」で検索すると引っかかります。
「地域内のみ」を選択したとしても検索に引っかかってしまいます。
だから、システムの問題ではないかと考えています。
【まとめ】インディードの本来の趣旨である応募者ファースト遵守
インディードの趣旨は、応募者の利益優先です。
応募者にとって紛らわしい情報はNGとされてしまいます。だからこそ、サイト名も端的に表示するように指導を受けるのです。最悪、掲載されないということにまで発展してしまいます。
過去記事でも取り上げましたので、お時間のある方はお読みください。
検索ヒットしても勤務地が全然異なることから離脱に繋がってしまうことを考えれば、場所は1つに絞った方がいいです。
たとえそれが、本社所在地であったり、事業所・営業所の所在地であったとしても、勤務地として出てしまうことはマイナスになります。
紛らわしくなってしまうくらいであれば、最初から対策を取るべきです。
本日のまとめ 本日はタウンワークからのindeed転載の原稿事例をベースに記事を書かせて頂きました。原稿の中に、住所が2ヶ所掲載されていることによって、それを勤務地として転載原稿を作ってしまうという事例でした。indeedは応募者にとって利益になるようにサイトが作られている兼ね合いもあり、紛らわしい原稿は今後ペナルティだったり、なんらかの不都合な扱いを受けるかもしれません。今のうちから対策をとり、原稿に記載する住所は極力1つにしましょう。特に、有料広告を運用している場合は、無用なクリックをされることで無駄なお金を落とすことになりかねません。
本日は以上です。

ひーすけ主任
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