おしごと発見T-SITEという求人サイトを見つけました。
このサイトについて教えてください。
アドバイスさせていただきます。
新しく求人サイトがスタートしても、しばらくの間は掲載件数やユーザーが少ないのがふつうです。
軌道に乗るまでは、採算を少し度外視したプロモーションも必要になります。
掲載する企業、登録する求職者、そして閲覧数の3つの要素が大切で、よく求人サイトの実力測定で使われる項目でもあります。
・運営者は大手の会社なの?
・使い勝手は良さそうなの?
・ユーザーはどんな人が多いの?
・何か特徴はあるの?
TSUTAYAが運営する「おしごと発見T-SITE」について書かせていただきます。

TSUTAYAや蔦屋書店を運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社が2015年から運営しています。
求人サイトです。
青色と黄色の色づかいや、「T」という文字からなんとなくTSUTAYAが頭の中に浮かびそうです。
こうしてみるとブランディングの大切さを痛感するものです。
サイトを使用して感じた印象
トップページのサブタイトルには「バイト」というワードが出ています。
どちらかというとアルバイト向けと言えますが、それぞれの項目で確認してみます。
サイトの規模感について
最近の求人サイトではスタンダードだと言えますが、希望する勤務地を日本地図から選ぶスタイルです。
次にサイト訪問したときも、前回選んだエリアがそのままトップ画面に出てくるので使いやすいです。
タウンワークも同様の形式をとっています。
募集案件数について
募集案件数は、エリアや職種内容によって大きく変わります。
他サイトとの単純な比較は難しいので、サイト内で比較しました。(都心部、地方都市、地方)

募集エリア | 掲載案件数 |
東京都(全域) | 1,489 |
愛知県(全域) | 342 |
宮崎県(全域) | 36 |
案件数の変化を比べてみました。
募集エリア | 掲載案件数 |
東京都(全域) | 572 |
愛知県(全域) | 1,125 |
宮崎県(全域) | 14 |
都心部と地方の温度差がかなりあります。まだ歴の浅いサイトなので、これからの成長待ちです。
逆に、地方に関しては十分な伸びしろがあるということです。
募集内容について
TSUTAYAが運営しているサイトということもあり、TSUTAYA各店舗の募集案件が目立ちます。
ほかの案件を見ても、全体的に接客・サービス関係の案件が目立ちます。
製造系の案件がないわけではありませんが、全体におけるシェアは低いです。
SimilarWebのデータなので少し信憑性に欠ける部分はありますが、それでもかなりの訪問数がありました。

最新のSimilarWebのデータです。

Tポイント・Tカードのサイト「T-SITE」からの流入が大きいです。
サイトの相乗効果を生んでいると言えます。


【まとめ】TSUTAYAでアルバイトしたいなら「おしごと発見T-SITE」は最適
おしごと発見T-SITEはTSUTAYAが運営する求人サイトでした。
ユーザーとして向いているのは、
- とにかくTSUTAYAでアルバイトしたい人
- フード・サービス系のアルバイトをしたい人
- 地方ではなく都心部でアルバイトを探している人
といった方が該当していると言えます。
営業強化中の様子ということもあり、サイト自体の掲載案件はまだまだ増えていくことが予想されます。
TSUTAYAは若い世代のニーズを掴むことに長けている会社であること、T-SITEからの流入が多いサイトである強みを持っていることは大きなメリットです。
・アルバイト系の案件を探している人には最適なサイト
・TSUTAYAの店舗での求人募集案件は多数掲載されている
・掲載案件はまだまだ少ない(とくに首都圏以外)
・これからの伸びしろのある求人サイトだと言える
・TSUTAYAのブランド力が行き届いたサイト
本日は以上です。