【オウンドメディア活用】マクドナルドのアルバイト採用について

僕は人材サービスの会社に勤務しており、そこでの経験がベースとなっております。業界や業種によって、セオリーとなる採用手法は異なります。すべての求人募集に通じるものではありませんのでご注意ください。あくまでも参考程度にお読み下さい。

自社で採用サイトを作って運用したいと思っています。将来的に、オウンドメディアだけで採用活動を進めることって可能なのですか?

僕は人材サービス事業の会社で長い間、採用担当者として働いています。今は、おもに母集団形成の役割を担当しています!すべての業界に通じるわけではありませんが、比較的スタンダードと言われていることをお伝えします。

本記事の内容
・オウンドメディアについて

・オウンドメディアを使ったアルバイト採用(マクドナルドの事例)

・オウンドメディアの活用事例

・オウンドメディアでの採用成功のためにすべきこと

オウンドメディアを活用した採用活動は、現在いろいろなところで浸透してきています。今後は、もっと拡大していくものと思われます。それは採用に関する仕事をしている立場でも、強く感じていることです。基本的には、ブランディングがしっかり確立できている会社はオウンドメディアの持つ力も比例して大きいです。

本日はオウンドメディアでの採用に関する記事です。

オウンドメディアを使った採用のなにが魅力?

オウンドメディアを使った採用活動のメリット・デメリットは過去記事にも書いたとおりです。

採用手法のベースはindeedと自社採用サイトの2本で十分?

オウンドメディアを使った採用の一番の魅力ポイントは、経費削減・経費の有効活用にあります。

求人広告を出すときにかかってしまう経費はかなり大きなものになります。業種によって費用感は当然異なりますが、僕が所属している人材サービス事業(人材派遣・業務請負など)がメインの会社だと売上の3~5%くらいが平均的な広告費の比率だと言われています。

僕は、人材サービスの会社の採用担当者です。所属している会社の求人広告費は売上の1%程度に設定されている会社ですが、それは決してオウンドメディアを使った採用サイクルが回せているからではありません。また、常に1%ということではなく、採用難易度や注力状況によってその数値は変動になります。

誰もが知っているマクドナルドの採用事例

オウンドメディアを中心とした採用ができている会社の1つに「マクドナルド」が挙げられます。

本来、オウンドメディアだけで採用を完結することはかなり難しいものがあります。もちろん、内容や結果を問わなければオウンドメディア一本でというのも可能ではあります。基本的には、僕はオウンドメディアだけで完結することは不可能だと思っています。ただ、それができたときは会社にとっては大きな利益を生み出します。

オウンドメディアで採用成功するためのポイント

採用成功するためのポイントは5つ、全てできなければ成功はあり得ません。

成功のための5つのポイント
●会社のブランド力が高い(会社としてのブランディングができている)
●社員満足度が高い(会社に所属していることを誇りに感じている)
●採用に関する部門責任者の権限が相当強い
●採用に関するPDCAが運用できている
●オウンドメディアに対して継続的に経費を使うことができる

5つの中で、できていないことが多いほど失敗する確率は上がってしまいます。できないのに、オウンドメディアだけに頼ってしまうことは、大きなリスクでしかありません。

マクドナルドのココがすごい!

オウンドメディアでの採用事例を見てきましたが、採用に携わる人間としてマクドナルドはすごいと感じざるを得ません。とは言っても、マクドナルドでさえも5つのポイントすべてが完璧にはできていない可能性が高いです。

採用担当者の目線で見たポイント

  1. 幅広い年代層が働けることをアピール、「マック=若いスタッフ」というイメージの払拭
  2. アルバイト・パートの採用だけに特化したオウンドメディア
  3. 採用サイトにもイメージカラーとなる赤やオレンジを多用している
  4. 全国のマクドナルド店舗の採用情報が掲載されている
  5. 仕事内容や入社日のフローが詳しく説明されていて、面接担当者にも面接者にも非常に有益
  6. マクドナルドのことが好きな人を採用したいという考えが根底にある
  7. バイトするメリットをきちんと明記して、訴えている
  8. 著名人のOBをイメージキャラクターとして起用、若年層に対するアピール
  9. マクドナルド独自の履歴書書式のダウンロードが可能

オウンドメディアだけでの採用活動

さすがにオウンドメディアだけで採用は完結させることはとても難しいもの。マクドナルドでは、スタッフによるお客さんへのスカウトでアルバイト採用をしていたこともあったようです。

ここ数年はすべての業種や業界で人材不足感が強まっており、サービス業も例外ではありません。マイナビバイトやバイトルといったアルバイト募集サイトでも募集情報を掲載しています。タウンワークへの掲載に関しては、indeed PLUSを通じた掲載となっていますので、会社側で選んで掲載をすることはできません。

マクドナルドのようなの大きなブランド力があったとしても、オウンドメディアだけで採用が完結できていないのです。

全国の店舗がバラバラに求人広告を出していた時よりは、オウンドメディアを主体とすることで相当なコストカットができているはずです。

【本記事のまとめ】オウンドメディアだけで採用活動は完結できないものの導入のメリットはかなり大きい

すべての企業がオウンドメディアだけで採用活動を完結することができるわけではありません。厳しい言い方をすれば、オウンドメディア1本だけで採用活動をしている企業なんてありません。順調に採用を進めるために、お金も労力もかける必要があります。

オウンドメディアでの採用が成功するために、とくに必要なのは次の3点です。

  1. 会社のブランド力
  2. 推し進める責任者の強い権限
  3. ある程度の運用費用

オウンドメディアでの採用は成功すれば大きなメリットが待っていますが、現実問題として大きな課題が横たわっています。1つずつ課題解決しながら取り組んでいくべきです。

オウンドメディアからの応募が全体の応募数のある程度占めるようになるまでは(理想は7割ほど)、複数の方法を使って採用活動を行うべきです。もちろん広告費がかかってしまい、相対的なコストは上がりますがリスク分散に役立ちます。また、各メディアにリンクを貼ったり、SNS広告などで認知を広げることでオウンドメディアとしての力も上がっていくのでおすすめです。

本記事の内容(もう一度)
・オウンドメディアについて

・オウンドメディアを使ったアルバイト採用(マクドナルドの事例)

・オウンドメディアの活用事例

・オウンドメディアでの採用成功のためにすべきこと

本記事のまとめ
・オウンドメディアは自社の情報を発信するサイト、使用目的はさまざま
・マクドナルドはオウンドメディアを中心にアルバイト採用を進めている
・オウンドメディアだけで採用を行うのは現実的には非常にハードルが高い(非効率)
・大企業ほどオウンドメディアだけで採用できる可能性は高い
・成功のためには、会社のブランド力・担当者の権限・経費・時間がキーポイント
・オウンド力がつくまでは、一般的な求人メディアとの併用をすべき

本日は以上です。

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