日ごろエアワークを使っています。最近、管理画面でバージョンが1.0だとか2.0といった表記を見るのですが、一体なんですか?
派遣会社で長い間、採用担当をしています。
アドバイスさせていただきます!参考にしていただければと思います。
・AirWORKのバージョン1.0と2.0の違い
・バージョンアップが必要となる理由
リクルートから詳しい告知がされないまま、2023年の11月下旬からAirWORKのバージョン2.0がスタートしました。
かんたんに言ってしまえば、いままでの管理画面がバージョン1.0、新しく始まったのがバージョン2.0です。
本日は2つのバージョンの違いについて記事を書かせていただきます。
AirWORK(エアワーク)について
エアワークはかんたんに言ってしまえば、採用管理システムです。(一般的には「ATS」と呼ばれます。)
基本的な機能としては、
・採用ホームページ機能(募集案件の作成、公開・非公開)
・応募者の管理機能
・応募者(登録者)との連絡、調整機能
3つがあります。
ATSとしての一番大事な機能は、応募者の管理機能にあります。
どの応募者がどの案件に対して応募があったのか、現時点でどういう結果になっているのか、どういう応募結果で終わったのかといったことを管理することです。
ATSは、現在の採用部門には欠かせないツールとなっています。
AirWORK(バージョン1.0)
エアワークのバージョン1.0は従来から長いあいだ、使われてきた管理画面です。
企業アカウントの登録日が2023年11月28日より前であれば、バージョン1.0を使っていることになります。
・おうぼうけるくんのIDに紐づいている
・青色のヘッダーのみ(最上段)
・メインメニューが白背景(2段目)
・メニューは3つ(応募者・求人・採用ホームページ)
AirWORK(バージョン2.0)
バージョン1.0に対して、企業アカウントの登録日が2023年11月28日以降の場合はバージョン2.0を使っていることになります。
AirID(エアID)に紐づいた形となっており、ログイン時はAirIDが必要となります。
・AirIDに紐づいている
・黒色と青色のヘッダー(最上段)
・メインメニューが青背景(3段目)
・メニューは3つ(候補者をさがす・応募者を管理する・求人状況をみるの3つで、イラスト付き)
2.0へのバージョンアップが必要となる背景
なによりも今回のアップデートの大前提になっているのが「indeed PLUS」の存在です。
旧・管理画面であるバージョン1.0であっても、現時点ではとくに不自由なく使うことが可能です。
バージョンアップが必要となる大きな理由としては3つ。
- 応募者の一元管理ができる
- Indeed PLUSに対応した求人項目
- アカウントがAirIDに統一化され、各サービスが利用できる
リクルートがわざわざ2つの管理画面を併用するとも考えにくいもの。
長期的には、旧・管理画面であるバージョン1.0の方が消える可能性があることも指摘されています。
インディードプラスの運用を検討しているのであれば、バージョン2.0に変えるデメリットはありません。
【本記事のまとめ】インディードプラスの運用予定があるならAirWORKバージョン2.0は活用すべき
本日はAirWORK採用管理の2つのバージョン(「1.0」「2.0」)について書かせていただきました。
実際の運用においては、2つのバージョンの細かい違いを認識する必要性はあまりないと言えます。
現時点で言えることは、インディードプラスの運用を前向きに検討している、導入予定があるなら、新しい管理画面であるバージョン2.0のアカウントを作っておくべきだということです。
1.0から2.0に移行するのであれば、とくにすべきことはありません。
インディードプラスの運用予定が当面、ないのであれば、そのまま1.0を使い続けることも可能です。
・AirWORKのバージョン1.0と2.0の違い
・バージョンアップが必要となる理由
・2023.11.27以前に作成したアカウントはバージョン1.0、それ以後に作成したアカウントはバージョン2.0
・インディードプラスを念頭に置いているのであれば、2.0にアップグレードしておくべき
・インディードプラス以外の面で機能面に大きな違いはない
本日は以上です。