転職エージェントの使用はやめとけと感じたひどい体験談

転職エージェントって利用していますか?マイナスな体験をしたことはありませんか?

アドバイスさせていただきます。

この記事の内容
 ・やっぱり転職エージェントは使うべきなの?
 ・転職エージェントを使えば就活は上手くいくものなの?
 ・転職エージェントを使って嫌な経験をしたことはある?

採用の仕事をしているからこそ、逆の視点で会社のレスポンスが気になってしまうことが多々あります。

僕自身、一時期だけですが転職活動をしていたこともあります。

そのなかで不快に感じた体験談を書かせて頂きます。

転職活動中の人の参考になれば幸いです。

その道のプロともいえる転職エージェントを使っていても、こんなことが起こりうるのです。

使ったからこそ、起きてしまった問題かもしれません。

本記事ではアフィリエイト広告を使用しています。

異業種・異職種への転職はやはり狭き門

中途採用には、暗黙のルールみたいなものがあります。

採用する会社の立場から言えば、ごく当然のことでもあります。

中途採用で異職種・異職種への転職を狙うことは困難この上ないこと。
また、応募時の年齢が高くなればなるほど採用への道のりは厳しくなり、異職種への転職であれば輪をかけて難しい。

僕が40代を目前にして転職活動の選考を受けたのは、現職と同じ業種の会社になります。

職種も現職とほとんど変わりません。

それでも現実としてはとても難しいものでした。

面接を受けた会社を選んだ志望理由
・現職と同じ採用の仕事に携わることができる
・現職では取り組むことが出来ない理工系領域にも強みがある会社
・新卒中途採用にバランスよく取り組むことができる
・採用チームを動かすことのできるポジション(責任者クラス)
・名古屋市内、主要駅からも近い会社なので通勤面でも楽になる
・現職よりも想定年収が微増になる(求人票)
・福利厚生は現職と同等かそれ以上のレベル

一番は、キャリアアップをしてチャレンジしていきたいという思いの上での活動でした。

起こったできごとの経緯

以下、起こったできごとの経緯です。

今回はリクルートエージェントを通じてエントリーしました。 [2020.2.20]
  1. リクルートエージェントにエントリー(2020.2.20)
  2. リクルートエージェント内の選考を通過
  3. 一次面接のため会社訪問(2020.3.14)
  4. リクルートエージェントを通じて一次選考通過の連絡(数日後)
  5. リクルートエージェントを通じて二次(最終)選考実施の延期の連絡(数日後)
  6. リクルートエージェントを通じて選考日調整の連絡(2020.5月末ごろ)
  7. リクルートエージェントを通じて選考日を再調整の連絡(2020.6.8)
一次面接通過からの逆転不採用となりました(2020.8.6)

起こったできごとに対する補足

一次面接の質疑応答

面接で対面したのは部門の部課長クラスの人でした。

内容は、一般的な一次面接と何も変わりません。

志望理由や担当業務の洗い出し、どういった形で会社に貢献するのかという内容でした。

1時間くらいの面接時間でした。

こちらからお願いしたこと
・慶弔以外は平日に休みが取れない、厳しい環境なので一次面接はできるだけ土曜日に実施してもらいたい
・二次面接もできるだけ土日に実施をして欲しいと伝え、その場では了解してもらいました

会社説明はパンフレットを渡されただけで、補足説明はほぼありませんでした。

予定より早い面接結果の連絡

2020年3月14日に一次面接を受けて、2週間後に結果連絡が来る予定でした。

落とされるところがあるなら、土日に面接を希望しているところでしょうか。

数日後には、一次面接通過の連絡をもらいました。

予定を上回るスピードでの通過連絡でした。

エージェントに確認したところ、社内調整が円滑に進んだだけとのことでした。

コロナウイルス感染拡大による影響

二次(最終)面接の日程調整のために、エージェントから連絡をもらいました。

新型コロナウイルスの影響があり、面接実施については延期させてもらいたいとのことでした。

予定時期はまったく未定とのこと。

航空機や自動車業界とパイプが強いために打撃を受けてしまい、採用どころではないと解釈しています。

転職エージェントから平日に選考を実施するという連絡をもらったこともあります。

一次面接の際に土日選考の意向を伝えて了解はもらっていましたが、スタンスは変わっていました。

リクルートエージェント
リクルートエージェントからのメール(2020.6.8受信)

会社側の事情も理解していますので、平日のみの選考実施であれば伺うつもりでした。

またそのことはエージェント側にも伝えてありました。

もやもやした選考結果

約2ヶ月間、放置の状態が続きました。

覚悟はしていましたが、届いた連絡は不採用通知でした。

リクルートエージェント
エージェントからのメール(2020.8.6受信)
不採用になったと思われる理由
・休日の選考実施を希望したため
・スキル不足だと判断された
・僕よりも後に面接を受けた人の方が評価が高かった
・採用計画の見直しがあった(年齢、キャリア内容など)

理由はあくまでも想定であって、はっきりとは分かりません。

ただ、不採用になった事実は変わりません。

待たされた結果がこんなものとは現実は厳しいものです。

不採用となった人にはショッキングなできごと

数日後、各社エージェントサービスのサイト回遊をしていたところ同社の再募集を見つけてしまいました。

今回申し込みをしたリクルートエージェント、またdodaエージェントでした。

職種も、勤務地も同じでした。

志望度の高い会社だったため、再度選考を受けられないかエージェントに確認しましたが、結論としてはダメでした。

リクルートエージェント
エージェントからのメール(2020.8.17受信)

採用要件に変更があったとの返答をもらいました。

通過決定した人が次の面接を受ける直前で、やはり逆転不採用になる理由くらいは教えて欲しいものです。

そうした配慮が応募者に対しては必要な誠意なのかもしれません。

【まとめ】残念ながら転職エージェントを盾に使う募集会社もある

転職エージェントは、面接日の調整や合否連絡などの業務を募集会社に代わって行ってくれます。

今回のケースのように、エージェントを盾にして使う会社もあるということです。

もちろん、こういった会社はごく少数です。

僕としてもこうした扱いを受けたのは初めてでした。

転職エージェントには誠意ある対応をしてもらいましたが、こうした事例もあるものです。

募集会社の代わりに動いてくれるので、それに上手く乗っかっているだけなのかもしれません。

こうしたことを一度経験すると、転職エージェントの利用をやめておこうと考える求職者も出てくるはず。

ただ、すべてがこのような会社ばかりではないので、参考程度にお読みください。

本記事のまとめ
 ・転職エージェントが諸業務を代行してくれるので無茶をしてくる募集会社がないとは言えない
 ・採用内定通知ではないので、面接通過の連絡には法的な拘束力はない
 ・年齢を重ねるほど異業種や異職種へのキャリア採用は狭き門となる
 ・リクルートエージェントは誠実な対応をしてくれたがもやもやしたものが残ったのも事実
 ・特定の業種に特化しすぎた人材サービス会社は経営上、脆弱性があることも否めない

本日は以上です。

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