今の上司とはいろいろ合わない部分があります。
厳しい上司と優しい上司どちらが理想的なんでしょうか?
アドバイスさせていただきます。
・厳しい上司ってどんな人?
・「いい上司」の理想像って?
・どんな人が自分にはいいの?
会社の中にはいろいろなタイプの上司がいます。
メディアではタレント評価の一環として「理想の上司アンケート」が実施されています。
会社そのものより、直接的な関わりの出てくる上司については気にしている人が多いようです。
上司は大きく2パターンに分かれる
人にはいろいろな性格があるように、上司にもいろいろな人がいらっしゃいます。
指導される立場から上司を見た場合、
- 優しい(指導をする)上司
- 厳しい(指導をする)上司
2つに分けることができます。
上司の指導次第で部下のキャリアプランは大きく変わります。
最悪の場合、退職にも繋がりかねない大きな問題です。
・指導が常に丁寧な口調で行われる
・指導が明確
・常に自分のことを気にかけてくれる
・いつも庇ってくれる、フォローしてくれる
・無理のない目標数字を立ててくれる
・食事に連れてってもらえる
・友達感覚のような接し方
・決して横柄でははい対応をしてくれる
・仕事を与えられるときは意図や今後のことも含めて指導してくれる
・与えられる目標が高すぎて達成が見込めない
・具体的な指示がない
・仕事は見て覚えなさいと言う
・指示が理不尽
・みんなの前でも平気で怒鳴る
・全く褒めてもらえない
・とにかく体力勝負みたいな指導をされる
・話しかけづらいオーラを出している
・相談ができない
・その時の気分や感情に任せて指導される
・机を叩いて怒る
・物を投げつける
・暴力を振るう
こういった点が該当します。(一部、法的にアウトなものも含んでいます)
理想の上司像
理想の上司像については、明治安田生命が発表しているアンケート結果にヒントがありました。
新入社員を対象としたものと、社会人(20~50代)を対象としたもの2つです。
いずれも2021年に公表された結果の一部を抜粋しました。
②櫻井翔
③イチロー
②天海祐希
③新垣結衣
②タモリ
③イチロー
②有働由美子
③いとうあさこ
こうしてみてみると、理想の上司像に厳しさはないように思います。
どちらかと言えば、「優しい」「頼もしい」「スマート(賢い)」というイメージの方が先行します。
【まとめ】受ける側の意識と信頼関係がキーポイント
全体的に理想とされているのは、「優しい」「頼もしい」上司になります。
組織である以上は指揮命令系統は明確にしておく必要があります。
指導が理不尽であってもいけません。
「厳しい」というのは、結局は程度問題になります。また、受ける側の感覚にもよります。
仮に厳しいとしても、もっと前提になるのは上司と部下の信頼関係です。
信頼関係が強ければ、多少の行き違いがあっても問題になりません。
最近は上下の人間関係が希薄になりつつあるので、余計にそういったことが言われるのです。
優しすぎる上司が成長を阻害するも十分あります。
はっきり言えることは、
- なぜこういう指導が必要なのかを明確に示してあげることが大切
- ただ単にやみくもにやらせるのではなく、一緒になって課題に取り組んでいく姿勢が大切
- 褒める、叱るをきちんと両方行うことが大切
- 感情に任せた指導は行わないことが大切
優しい、厳しい、よりももっとベースの問題です。
・理想の上司像のアンケート結果には厳しそうな上司は1人もいない
・理想の上司像のイメージは「優しい」「頼もしい」「スマート(賢い)」が先行
・優しすぎる上司が部下の成長を阻害することもあり得る
本日は以上です。

ひーすけ採用主任