【頻出キーワードのかんたん解説】採用に関する用語一覧

採用業務でよく聞く用語について教えてください!

よく聞くキーワードをピックアップしますね

本記事の内容
・初めて採用の仕事をする人にも分かりやすいキーワード集
・なんとなく思い出せない単語の意味の解説
・似たような単語の解説

専門用語は分かりにくいことも多いので、1つの記事に集めてみました。(五十音・アルファベット順)

その都度、加筆修正しています。

目次から調べたい言葉にジャンプすることをオススメします。

あ行 【一部追加修正】2024.4.23

いろいろな求人サイトの案件をまとめて掲載している「まとめサイト」。

1つのサイトで閲覧から応募まで完結するので、応募者にとっては非常に便利なサイトです。

アグリゲート型サイト、求人検索サイトとも呼ばれます。

①求人検索サイト「indeed」を運営する会社。日本法人はIndeed Japan株式会社。

②求人検索サイトの名前。一般的にはサイト名のことを指すケースが多いです。表記は「indeed」

英語表記するとimpression(インプレッション)、広告運用で使われる指標です。

PC・モバイル端末に表示された回数のことで、応募獲得のための第1指標と言われています。

indeedのマージン額の計算方法の1つ。全体の総額を決めて運用するときに逆算的に使われる計算方法。

たとえば、総額を30万と決めていて、マージンが20%の場合、30×0.2=6万円をマージンとするので、実質的な広告費は30-6=24万円となる。

ウェブ上の動画配信で行われる講演会やセミナーのこと。「ウェブ」+「セミナー」の造語です。

ウェブセミナー、オンラインセミナーも同じ意味で使われます。

オンラインで配信される会社説明会。リアルタイム、録画放送ともにあります。

人事スタッフの労力は大幅に削減できますが、参加者には一方的に感じてしまうデメリットもあります。

zoom、Skype、Google Meetなど各社のツールを使用したオンライン上での面接のこと。

一次面接にウェブ面接を導入する会社が増えてきましたが、最終面接は対面が一般的です。

求人サイトは「掲載課金型」「応募課金型」「採用課金型」の3つに分けられます。

応募課金は1件応募があった時に、所定の金額を支払うスタイルです。

1件につき5,000~20,000円を支払うケースが多いです。

①自社が持つホームページなど広告としての役割を果たしてくれるメディア(広義)

②自社の案件だけ掲載する採用ホームページ(狭義)

アグリゲーションサイトで無課金で表示してもらう広告のこと。

課金をして表示してもらう広告はスポンサー広告と言います。

応募者の来社率アップ・面接率アップのための施策です。

応募者と頻繁に連絡を取る、説明は丁寧すぎるくらいに、面接時に飲食物を提供するなど。

採用選考の本質を度外視しているので、抵抗感を持つ人も多いです。

indeedのマージン額の計算方法の1つ。広告費を決めて運用するときに使われる計算方法。

たとえば、広告費を30万と決めていてマージンが20%の場合、30×0.2=6万円がマージンとなります。

広告費総額は、30+6=36万円。indeedでは今後、オンマージンでの請求が主となるとされています。

反対語はインマージンです。

オンラインで配信される会社説明会。リアルタイム、録画放送ともにあります。

人事スタッフの労力は大幅に削減できますが、参加者には一方的に感じてしまうデメリットもあります。

zoom、Skype、Google Meetなど各社のツールを使用したオンライン上での面接のこと。

一次面接にウェブ面接を導入する会社が増えてきましたが、最終面接は対面が一般的です。

か行

インターネット上から欲しいデータを自動で収集してくるロボットのことを言います。スクレイピングやスパイダーなどの名称もほぼ同じ意味だと考えていいです。

ボットと呼ばれるAIロボットがいろいろなサイトに行き、必要な情報を自動的に集めてくることです。クローリングをするロボットのことをクローラーと言います。

求人サイトを大きく分類した時に「掲載課金型サイト」「応募課金型サイト」「採用課金型サイト」の3つに分けられます。掲載課金は従来からあるスタンスで1回掲載する際に、運営者に所定の金額を支払うスタイルのサイトです。求人誌への掲載もこれに該当します。応募がなくても、採用できなくても経費だけは発生するので採用が厳しい市況では最も敬遠されやすいタイプだと言えます。

ハローワークのことですが、普通に読むと長いので「職安(ショクアン)」だとか「安定所(アンテイジョ)」などと呼ばれることの方が多いです。主な業務内容としては①求人募集・採用に関わること、②雇用保険に関すること、③失業給付に関わることの3点あります。組織的には、厚生労働省(国)、労働局(県)の下部組織みたいな位置付けで捉えた方が一般的で分かりやすいと思います。なお、各都道府県の労働局は職業安定部と労働基準部に大きく分けられます。公共職業安定所は職業安定部の組織として、労働基準監督署は労働基準部の組織として労働行政の管掌をしています。

英語のconversionから来ています。英語の略表記としてCVと書かれることが多いです。厳密には「転換」という日本語訳で、サイト閲覧者が転換して応募者となったということを指すことから、採用の領域においては「応募獲得」を意味する場合がほとんどです。

さ行

パソコンのディスプレイ上で表示したサイトをスマートフォンで表示すると違った表示がされるもの。スマートフォンユーザーにとって、より閲覧しやすい・使いやすいように配慮されたデザインのことです。レスポンシブデザインとも言います。

求人サイトを大きく分類した時に「掲載課金型サイト」「応募課金型サイト」「採用課金型サイト」の3つに分けられます。採用課金は1件採用となった時に、運営者に所定の金額を支払うスタイルのサイトです。一般的には1件につき30,000~50,000円を支払うケースが多いです。

ATSシステムの日本語訳。求人案件の公開・非公開・修正作業を任意に行うことができます。また、応募者情報の管理も可能で採用コスト算出には欠かせないシステム。パッケージによっては、応募者へのメール送信などができるものもあります。

アグリゲート型求人サイトで別途課金をして、より上位表示してもらった広告表示のことです。お金を掛けずに表示してもらう広告はオーガニック広告と言います。

た行

人種・国籍・性別・年齢・経歴などの属性に関わらず等しく機会を設けて、社員を採用していくことがダイバーシティ採用です。 ダイバーシティ採用を進めることで、いろいろな強みをもつ社員が各所に配置されることになるので企業の競争力を高めることにつながると言われています。

求人広告に掲載をして、応募者を待つといった今までの手法ではなく、会社側から応募者・サイト登録者に積極的にアプローチをおこなって、応募してもらうように働きかける採用手法のことを指します。代表的なサイト名を挙げればビズリーチです。また、求人サイトのオプションで、登録者に対してメール送信機能を実装しているものもありますが、それもダイレクトリクルーティング手法の1つだと言えます。

主に正社員(特に管理職層)の採用における募集会社と求職者の間に立って、仲介的な働きをしてくれる人や会社のこと。一般的には人材紹介会社自体をを指すことの方が多いです。求職者の窓口となるキャリアアドバイザー(CA)と募集会社の窓口となるリクルーティングアドバイザー(RA)が分かれて業務を行うケースが一般的です。

インディードの運用でよく使われる直接投稿のことです。インディードにはAIがクローリングした案件、サイト運営者がフィード送信した案件、求人募集をしている会社が直接投稿した案件が掲載されていて、その中の1つです。ドラディスが造語なのか、省略語なのか、ネット用語なのかは分かりません。

は行

公共職業安定所の愛称のことです。主な業務内容としては①求人募集・採用に関わること、②雇用保険に関すること、③失業給付に関わることの3点あります。組織的には、厚生労働省(国)、労働局(県)の下部組織みたいな位置付けで捉えた方が一般的で分かりやすいと思います。なお、各都道府県の労働局は職業安定部と労働基準部に大きく分けられます。ハローワークは職業安定部の組織として、労働基準監督署は労働基準部の組織として労働行政の管掌をしています。

製造現場などで使われる尺度を採用の場面にも当てはめたものです。採用というステージでは「面接の歩留」(全応募者と面接に至った人数の比率)、「採用の歩留」(面接を受けた応募者と採用に至った人数の比率)で表すことができます。広告の営業担当者の中には「採用の歩留」のベース数値を全応募者に置く人もいます。

チラシや情報誌を各住宅やマンションに戸別に配布していくことです。

自動で働くプログラムの総称です。ロボットも同じ意味です。

ま行

スマートフォンユーザーでもストレスなく閲覧できるように配慮して構築すること。「最適化」や「レスポンシブデザイン」という用語とほぼ同義で使われています。近年は非常に重視されており、検索エンジン上での表示順位にも影響すると言われており、サイト構築の上では必須です。

検索順位の評価基準をスマホサイトに置いていることを指します。今まではPCサイトをベースにしていましたが、2020年9月からGoogleが導入すると公言していました。しかし、諸事情により2021年3月からの開始に延期となったようです。モバイルファーストインデックス(mobile first index)の頭文字をとってMFIとも表記されます。

ら行

コンビニ、ショッピングモール、駅などでフリーペーパーなどの設置がされている本棚のことです。求人誌だけにかぎらず、地域情報誌・住宅情報誌・中古車情報誌・グルメ情報誌などさまざま雑誌が持ち帰りできるように置かれています。

ある人から知人の紹介や推薦をもらって採用に繋げる手法です。無事に入社や定着に至った場合、一般的には紹介料という名目で金銭の支払いが行われるケースが多いものです。求人サイトを介する場合よりも、より安価な値段で採用に結び付くことが期待できる一方で、金銭目当ての紹介になってしまったり、従業員満足度が低い場合は紹介してもらえないなどのマイナスな部分も生じます。

面接の際に履歴書の提出を求めないスタイル。派遣会社やアルバイト雇用の案件にしばしば見られます。とは言っても、会社側も書類なしで選考を行うことは実務上難しいので、現地に到着して待ち時間にエントリーシートのような書類の記入を求められるケースも多いと聞きます。実施している会社はまだまだ少ないと言えます。

パソコンのディスプレイ上で表示したサイトをスマートフォンで表示すると違った表示がされるもの。スマートフォンユーザーにとって、より閲覧しやすい・使いやすいように配慮されたデザインのことです。最適化とも言います。

自動で働くプログラムの総称です。ボットも同じ意味です。

わ行 【追加】2022.6.29

通常の掲載プランではなく、会社で複数枠を購入して掲載を行うプラン。リクルートではタウンワーク枠得プランが代表例です。ディップが運営しているバイトルやはたらこねっと、マイナビが運営するマイナビバイトも枠商品の代表例です。

アルファベット 【一部追加修正】2022.6.29

applicant tracking systemの略称、採用管理システムの英語訳。求人案件の公開・非公開・修正作業を任意に行うことができます。また、応募者情報の管理も可能で採用コスト算出には欠かせないシステム。パッケージによっては、応募者へのメール送信などができるものもあります。読み方は「エーティーエス」です。

Bussiness Process Outsourcingの略称。企業の業務プロセスを一括して外部に委託するアウトソーシングの一つです。

career adviserの略称です。日本語訳は、キャリアアドバイザーです。人材紹介会社で求職者の窓口になる人で、業務範囲は仕事の紹介、応募書類の添削指導、面接指導など多岐に渡ります。求職者に対して専属の担当となるケースが多く、給与報酬は歩合制を取るケースが一般的です。読み方は「アールエー」です。また、募集会社に対しての窓口になる人はRAと言います。

cost per actionの略称です。1件の成果を獲得するのにかかった金額のことを指します。採用領域においては、1件の応募を獲得するのにかかった金額を指す場合が多いです。

cost per clickの略称です。一般的にはクリック単価を指しますが、中にはクリック型広告そのものを指すこともあります。CPCの数値が低いほど、費用対効果としては高い傾向にあります。

human resourcesの略称です。人事部を英語で書くとHuman Resources Departmentとなります。基本的には人事という意味で使われるケースが多いですが、採用に関わる人からすれば「人材」とか「人的資源」といった意味で使われることが多いです。

impression(インプレッション)の略称です。よく求人サイトやindeedなどの運用広告で使われる指標ですが、求職者のPC・モバイル端末画面に表示された回数のことを指します。応募獲得のための第1条件と言われています。

①アメリカに本社を置く、求人検索エンジン「indeed」を運営する会社のこと。日本ではIndeed Japan株式会社がサイト運営事業を行っています。②求人情報検索エンジンのサイト名のこと。一般的にはサイト名のことを指すケースが圧倒的に多いです。読み方は「インディード」です。

indeed側が用意したエントリーフォーマットのことです。非常にシンプルな書式で応募者へ配慮した「簡易応募」仕様になっています。クローリングされてきた求人案件であっても、クローリング元(引用元)のサイトのエントリーフォーマットではなくて、indeedエントリーを適用させることで応募離脱を、一定数防ぐことが出来ると言われています。また、適用した案件は一覧表示でも他の案件に比べて、表示が目立つ仕組みになっています。

ランディングページのことを指します。検索結果や広告などを経由して訪問者が最初にアクセスするページのことです。

検索順位の評価基準をスマホサイトに置いていることを指します。今まではPCサイトをベースにしていましたが、2020年9月からGoogleが導入すると公言していました。しかし、諸事情により2021年3月からの開始に延期となったようです。MFIは、モバイルファーストインデックス(mobile first index)の略称です。

plan、do、check、actionのそれぞれ頭文字を取ってPDCAと呼ばれるのが一般的です。planは計画、doは実行、checkは確認、actionは改善と言われます。よく現場改善の際に用いられる用語ですが、採用の世界でも同じことが言えます。例えば、母集団形成に対してどんなメディアを使って、どのように行動していくかの「plan」、実際に形成していく「do」、進捗の確認や評価を行う「check」、そしてもう一度見直し・軌道修正を行う「action」です。採用というグロスで見るよりもそれぞれ細かい項目ごとに見ていくとさらに効果的です。

recruiting adviserの略称。日本語訳は、リクルーティングアドバイザーです。人材紹介会社で、募集会社の窓口になる人で、求人募集の開拓や掘り起こしを主に行います。候補者の社内選考を行う際には、企業の意向に沿った判断基準を理解していなければならない立場の人です。読み方は「アールエー」です。また、求職者に対しての窓口になる人はCAと言います。

Recruitment Process Outsourcingの略称。採用に関する一部、または全部の業務を外部に委託することを言います。採用に関する業務効率や時間短縮ができる反面で、会社の根幹ともいえる業務を外部に委託してしまう危険性という面ではデメリットもある。

本日は以上です。

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