engageというサイトについて教えてください!
アドバイスさせていただきます。
・engageは活用できるサイトなの?
・オウンドメディアは採用に活用できるものなの?
・engageは使ったほうがいいの?
オウンドメディア求人の一番の魅力は、コストゼロから気軽に始められること。
無料パッケージだけでは限界もあります。
バランスを見極めて使うことで、さらに大きな力を発揮してくれます。
今回はオウンドメディアとしてengageに着目してみました。
オウンドメディア求人の魅力について
オウンドメディアを使った求人活動を「オウンドメディア求人」と呼ぶことにします。
オウンドメディア求人のメリットを探してみました。
どんな求人方法にもメリットもデメリットはありますが、オウンドメディアでも同じです。
・求人募集をいつでも公開、非公開、修正ができる
・自社の魅力をメディア訪問者に伝えやすい
・運営サイクル(PDCA)に手間がかかる上、結果が出るまでの時間もかかる
・効果出しのためには、SEO対策を含めて、いろいろな方面に対してお金が相当必要となる
engageという求人メディアについて
「engage」は、エン・ジャパンが運営するサイトの1つで、そのままですがエンゲージと読みます。

できること
オウンドメディアでありながら、採用管理システムも備えた優れものです。
採用管理システムについては別の記事をお読みください。
Applicant(応募者)
Tracking(追跡)
System(システム)
最近はこういったパッケージも増えてきていますが、大手メディア会社が運営している安心感もあります。
engageを使ってできることは、
- 自社のPR(オウンドメディア)
- 求人募集案件の管理(ATS)
- 応募者の管理(ATS)
- 応募者との連絡(ATS)
- 複数のアグリゲーションサイトへの有料出稿(オウンドメディア)
基本プランは無料
さらなる効果を狙うならエンゲージプレミアムというプランがあります。
今回の記事はまず無料で展開しようということなので、有料プランについては表記だけに留めます。
いきなりの有料プランは少し無謀ですので、まずは無料で運用するのがベストです。
応募効果を出すためにするべきこと(無料プラン)
無料でも、簡単にできることは2点です。
- 求人掲載件数を増やすこと
- オウンドメディアとしてのメリットを活用すること
求人掲載件数を増やす
SEO対策の基本と同じです。
・求人原稿のボリュームを上げて(キーワードを意識)検索にかかりやすくする
勤務時間帯が2種類あるなら思い切って2本の原稿に分割、職種でも分けれるなら分けてみる。
そうしていけば、楽に案件を増やせます。
オウンドメディアのメリットを生かす
オウンドメディアの大きな機能の1つが「広報」です。
訪問者に自社の魅力を伝える役割があり、オウンドメディアを運営する醍醐味と言えます。
engageには9ヶ所の入力項目があります。

黄色でマーキングしたところが入力できるところです。
会社のいいところ、会社で働くメンバーのいいところを伝えることができます。
僕は9か所あるうちの6か所を入力を完了しています。
待遇面での誘導ではなく、職場環境や在籍しているスタッフの人柄から誘導を狙うスタンスです。
応募効果を出すためにするべきこと(有料プラン)
エンゲージプレミアムという有料プランもあります。
engageに掲載している求人案件を他の求人サイトに転載してもらうプランです。
転載されるのは、
- エン転職
- LINEキャリア
- エンバイト
- Google(おそらく「Google しごと検索」)
- indeed
- スタンバイ
- 求人ボックス
といった有名なサイトです。


indeed、スタンバイ、求人ボックスといったアグリゲーションサイトに転載されます。
価格設定が少し低めだったり、応募課金タイプであることには理由もあります。
- アグリゲーションサイトで上位表示してもらったり、表示回数を増やすことをあまり意識していない
- エンジャパン自社の運営するメディアに掲載されるのが多いので、経費を抑えることが可能
- すべてのサイトに有料転載されるとは限らない
無料プランを活用した結果
取り組んだ内容としては
・原稿内容の見直し、ブラッシュアップ
たった2点ですが、結果は変わりました。
2019.4月(うち1週間) | 2020.9月(うち1週間) | |
公開案件数 | 4件 | 20件 |
1週間のアクセス数 | 216 | 1,391 |
応募数 | 0件 | 7件 |
engage自体のプロモーションにより、ユーザーが増えていることもありますが、一定の効果は出ています。
【まとめ】採用の1つのツールとしてengageは使うべき
無料プランでもある程度の応募数を確保することができました。
engageは、オウンドメディアとして自社PRの強化やブランディングの向上にも活用できます。
オウンドメディアを持っていない会社にとっては、スタートの1歩として使えます。
有料プランへの移行は無料プランで実績が出てからで十分です。
まずは案件数や案件内容を増やすことから行ってみてください。力の入れ方によって結果は変わります。
・engageの運用には無料プランと有料プランが用意されている
・有料プランの機能の目玉は他メディアとの連携が強化されること
・無料プランでも内容によって応募獲得は可能となる
本日は以上です。