【求人サイト】イーキャリアの運営会社はSBヒューマンキャピタル

ときどきテレビでコマーシャルを見かけます。
「イーキャリア」という求人サイトについて教えてください。

アドバイスさせていただきます。

この記事の内容
 ・イーキャリアってどんなサイトなの?
 ・イーキャリアはどこの会社が運営しているの?
 ・イーキャリアの応募効果はどうなの?
 ・イーキャリアが主な対象としている求職者の層はどこなの?

先日、イーキャリアという求人サイトの営業提案をしてもらいました。

採用の仕事に関わっていますので、サイトの名前は聞いたことくらいはあります。

だいぶ前になりますが、ユーザー目線でサイト閲覧をしたこともあります。

そのときから、しばらく経つので、改めてサイトのことを調べて記事にしてみました。

本記事ではアフィリエイト広告を使用しています。

運営会社はSBヒューマンキャピタル

イーキャリアを運営しているのはSBヒューマンキャピタル株式会社です。

(SBヒューマンキャピタルのコーポレートサイトはこちら

「SB」はご存知のとおり「ソフトバンク」。

つまり、ソフトバンクの関連子会社になります。

時間を遡っていくと、1999年に「イーキャリア株式会社」として設立されています。

2004年に「ソフトバンクヒューマンキャピタル」、2013年には「SBヒューマンキャピタル」に社名変更されています。

現在、設立24年です。

営業の電話をもらったときは「ソフトバンクヒューマンキャピタル」と名乗っていました。

「SB(エスビー)」よりも、「ソフトバンク」と名乗る方が、ネームバリューを活かした営業ができるみたいです。

SBヒューマンキャピタルの本社は東京・六本木、オフィスは大阪・福岡・名古屋にそれぞれあります。

運営サイトはいくつかあります。

本日はイーキャリアのみを紹介させていただきます。

イメージキャラクターにロンドンブーツの田村亮(敬称略)を起用しています。

誠実で好感度の高いタレントの1人、年齢は少し高いものの、幅広い年代層に支持されています。

ということは、イーキャリアは堅実な正社員系を想定としていることが想像できます。

ライバルサイト

イーキャリアは正社員をターゲットとした転職サイトです。

営業案内には、サイトを利用している求職者の40%が20代と記載されています。

ライバルサイトとしては、「リクナビNEXT」、「マイナビ転職」、「en転職」、「はたらいく」などが挙げられます。

それぞれのサイトと比較してみました。

イーキャリアリクナビNマイナビ転職en転職はたらいく
月間訪問数
(SimilarWeb)
237,5269,464,0009,363,0006,236,0002,076,000
正社員案件数21,197件46,195件10,931件抽出できず

全案件
6,073件
抽出できず
リファラル

まとめサイト
(上位2位)
スタンバイ
(25.83%)
求人ボックス
(18.64%)
データなし求人ボックス
(14.05%)
indeed
(10.12%)
求人ボックス
(12.02%)
indeed
(9.88%)
indeed
(16.04%)
求人ボックス
(2.67%)
2021.4.23時点の数値
数字だけで見ると、イーキャリアのサイト訪問数は他の求人サイトよりも低い数値です。
ただし、TVやメディアでのプロモーション頻度もそれほど高くないので仕方ない部分もあります。

イーキャリアはスタンバイや求人ボックスなどからの流入割合が高いものの、indeedとの連携が気になります。

サイト訪問の印象

数年前に閲覧したときは携帯ショップのスタッフやオフィス・販売系の案件が目立った記憶があります。

営業をしてもらったあとで再度、訪問してみました。

カルーセルスライダーで表示されている会社は、

  • セガ
  • モスバーガー
  • ソフトバンク
  • ガンホー
  • サイゲームス
  • 楽天モバイル
  • グリー など

有名企業ばかりが並んでいますが、どちらかと言えばオフィス系の案件が多い印象を受けます。

なんとなく20代の転職希望者に向けたラインナップだということも伝わってきます。

実際に僕が住んでいるエリアの求人検索をしてみたいと思います。

2021年4月に検索した結果です。

引用 イーキャリア

エリアを愛知県のなかでも「名古屋市内」に限定して、上位表示20件だけ追いかけてみました。

  1. スタッフサービス 【人材系】
  2. テクノプロ・コンストラクション 【人材系】
  3. テクノプロ・コンストラクション 
  4. 名古屋エムケイ 【タクシー】
  5. 名古屋エムケイ 
  6. 名古屋エムケイ
  7. 名古屋エムケイ
  8. 名古屋エムケイ
  9. サンワハウス 【住宅】
  10. メイホーアティーボ 【人材系】
  11. 小松開発工業 【ソフトウェア】
  12. 小松開発工業
  13. 小松開発工業
  14. アサンテ 【住宅】
  15. ワールドコンストラクション 【人材系】
  16. ワールドコンストラクション 【人材系】
  17. テクノプロ・コンストラクション
  18. スタッフサービス
  19. 名鉄タクシーホールディング 【タクシー】
  20. ネクステージ 【販売】

(2021年4月時点)

先ほどのスライダーのところの案件とは違って、愛知県ではなかなかオフィス的な仕事は上位に出てきませんでした。

同じ会社の案件が連続するということは、1社で複数枠の掲載契約をしている可能性が高いです。掲載プランに問題があると言えます。

そして、2022年8月にふたたび検索をしてみました。

  1. ZEPE 【アウトソーシング】
  2. アクロビジョン 【IT系】
  3. URコミュニティ 【住宅】
  4. ワオ・コーポレーション 【教育】 
  5. マーケットエンタープライズ 【リユース】
  6. UTエイム 【アウトソーシング】
  7. サカイ引越センター 【引越】
  8. スタッフサービス 【アウトソーシング】
  9. スタッフサービス
  10. スタッフサービス
  11. 名古屋エムケイ 【タクシー】
  12. 名古屋エムケイ
  13. FBサポート 【運送】
  14. FBサポート
  15. UTコンストラクション 【建設】

(2022年8月時点)

前回ほどではありませんが、前回同様に一部重複した会社の案件も見受けられます。

業種が多様になった点はプラス評価できるところです。

イーキャリアの強み

イーキャリアの強みを営業案内から引用しました。

イーキャリアの強み
・メディアのコストパフォーマンスが高い
・各エリアでのプロモーションを強化している
・定期的にCM放映してサイト流入数が増えている
・登録者の約90%が3ヶ月以内の転職希望
・イーキャリアの求人原稿を他サイトへ転載(indeed、転職EX、アスコム、キャリコネなど)
・現年収があまり高くない若年層が多く、募集年収としてはそこまでシビアになる必要がない
・アプローチ機能ということで登録者に対してメール送信が可能
・1回の掲載につき、3原稿が掲載できるシステム
・転職情報は毎日更新される

これらの強みはあくまでも、サイト運営をしている会社側からのアピールになります。

それぞれ客観的に捉えて、募集する会社側からは冷静に見る必要があります。

基本掲載プランは、

  • マキシマム(Maximum)
  • ハイエンド(High-end)
  • スタンダード(Standard)

の3つが用意されています。

【まとめ】掲載金額の面だけで言えば高いコスパが期待できる

もらった営業提案の内容やリサーチした結果、イーキャリアのコスパは高いと言えます。

ユーザー数は、王道のリクナビNEXTやマイナビ転職と比べると少し低いのも事実。

ただ、リクナビNEXTやマイナビ転職の掲載金額は値段がかなり高いのが難点とも言えます。

あとは掲載をする側の判断になります。

  • 値段が高いかわりに、知名度も高く、原稿を見てもらう確率も自然と高いものを選ぶのか
  • 値段はそこそこだけど、そんなに知名度も高くないサイトの中で目立たせ、応募獲得の可能性を上げていくか、

どちらもセオリーです。

片方が正解で、もう片方が不正解ということはないのです。

若年層の採用に強みを持つ求人サイト「イーキャリア」、一度検討材料の1つにしてみるのもいいかもしれません。

本記事のまとめ
 ・イーキャリアは主に正社員系の募集を中心とする求人サイト
 ・運営をしている会社は「SBヒューマンキャピタル」、ソフトバンクの子会社
 ・若年層に向けた求人内容が多くを占める
 ・リクナビNEXTやマイナビ転職の掲載金額よりは安いと言える
 ・同じ会社の案件が連続して掲載されているのはマイナス評価
 ・掲載プランは3パターン(マキシマム、ハイエンド、スタンダード)
 ・求職者の希望年収レンジはそこまで高くないので、会社側としては狙い目でもある

本日は以上です。

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