イーキャリアという求人サイトについて教えてください。
アドバイスさせていただきます。
・どこの会社が運営しているの??
・応募効果はどうなの?
先日、イーキャリアという求人サイトの営業をされました。
サイトの名前は聞いたことがありますし、過去には閲覧をしたこともあります。
あれからしばらく経つので、改めてサイトのことを調べて記事にしてみました。
運営会社はSBヒューマンキャピタル
イーキャリアを運営しているのはSBヒューマンキャピタル株式会社です。(会社サイトはこちら)
「SB」はご存知のとおりソフトバンク、関連子会社になります。
もともとは1999年にイーキャリア株式会社として設立されています。
2004年にソフトバンクヒューマンキャピタル、2013年にSBヒューマンキャピタルとして社名変更されました。
現在、設立22年です。
営業の電話をもらった時には「ソフトバンクヒューマンキャピタル」と聞きました。
SBと名乗るよりも「ソフトバンク」というネームバリューを活かした営業展開をしています。
本社は東京・六本木、オフィスは大阪・福岡・名古屋にあります。
運営サイトはいくつかあります。
本日はイーキャリアのみの紹介です。

ライバルサイト
イーキャリアは正社員をターゲットとした転職サイトです。
営業案内によると利用している求職者の40%が20代。
ライバルサイトとしては「リクナビネクスト」「マイナビ転職」「en転職」「はたらいく」などです。
他社サイトとの比較してみました。(月間訪問数はSimilarWebの数値)
イーキャリア | リクナビN | マイナビ転職 | en転職 | はたらいく | |
月間訪問数 | 237,526 | 9,464,000 | 9,363,000 | 6,236,000 | 2,076,000 |
正社員案件数 | 21,197 | 46,195 | 10,931 | 抽出できず 全案件 6,073 | 抽出できず |
リファラル (まとめサイト) | スタンバイ (25.83%) 求人ボックス (18.64%) | データなし | 求人ボックス (14.05%) indeed (10.12%) | 求人ボックス (12.02%) indeed (9.88%) | indeed (16.04%) 求人ボックス (2.67%) |
数字だけ見ると、訪問数は他のサイトよりも低いです。
TVでのプロモーション頻度も高くないので仕方ないところです。
スタンバイや求人ボックスなどからの流入割合が高く、閲覧の生命線になっています。
サイト訪問の印象
数年前に閲覧したときはケータイショップスタッフやオフィス・販売系の案件が目立った記憶があります。
営業のあとで再度、訪問しました。
スライダーで表示の会社は、
- セガ
- モスバーガー
- ソフトバンク
- サイゲームス
- 楽天モバイル
- グリー
- ガンホー など
有名な企業が並んでいますが、オフィス系の案件が多いような印象を受けます。
また、20代の転職希望者に向けたラインナップだということもなんとなく伝わります。
では、実際に僕が住むエリアの求人検索をしてみたいと思います。

エリアを愛知県のなかでも「名古屋市内」に限定して、上位表示20件だけ追いかけてみました。
- スタッフサービス 【人材系】
- テクノプロ・コンストラクション 【人材系】
- テクノプロ・コンストラクション
- 名古屋エムケイ 【タクシー】
- 名古屋エムケイ
- 名古屋エムケイ
- 名古屋エムケイ
- 名古屋エムケイ
- サンワハウス 【住宅】
- メイホーアティーボ 【人材系】
- 小松開発工業 【ソフトウェア】
- 小松開発工業
- 小松開発工業
- アサンテ 【住宅】
- ワールドコンストラクション 【人材系】
- ワールドコンストラクション 【人材系】
- テクノプロ・コンストラクション
- スタッフサービス
- 名鉄タクシーホールディング 【タクシー】
- ネクステージ 【販売】
僕の住む愛知県ではなかなかオフィス的な仕事は上位に出てきませんでした。
イーキャリアの強み
・各エリアでのプロモーションを強化している
・2021.4.13よりCM放映してサイト流入数250%アップ
・登録者の約90%が3ヶ月以内の転職希望
・イーキャリアの求人原稿を他サイトへ転載(indeed、転職EX、アスコム、キャリコネなど)
・現年収があまり高くない若年層が多く、募集年収としてはそこまでシビアになる必要がない
・アプローチ機能ということで登録者に対してメール送信が可能
・1回の掲載につき、3原稿が掲載できるシステム
・転職情報は毎日更新される
全て営業案内から引用しました。
基本掲載プランは、
- マキシマム(Maximum)
- ハイエンド(High-end)
- スタンダード(Standard)
の3つです。
【まとめ】掲載金額の面でのコスパは正直良くない
営業の内容やリサーチの結果としては、イーキャリアのコスパは高いと言えます。
ユーザー数は、王道のリクナビNEXTやマイナビ転職と比べると少し弱いです。
ただし、リクナビNEXTやマイナビ転職の掲載金額は値段が高いのも事実です。
あとは掲載をする側の判断になります。
値段が高いぶん原稿を見てもらう確率も高いものを選ぶか、値段はそこそこだけどそのサイトの中で目立ち応募獲得の可能性を上げていくか、どちらかがセオリーです。
若年層の採用に強みがあるイーキャリア、一度検討材料の1つにしてみてはいかがでしょうか。
・運営をしているのはSBヒューマンキャピタルという会社
・若年層に向けた求人内容が多い
・リクナビNEXTやマイナビ転職の掲載金額よりは安いと言える
・同じ会社の案件が目立つのはマイナス
・掲載プランは3パターン
・求職者の希望年収レンジはそこまで高くないので会社側は狙い目
本日は以上です。

ひーすけ採用主任