求人検索エンジンとしての首位はindeedだと聞きます。
求人ボックスやスタンバイはindeedに追いつけそうですか?
アドバイスさせていただきます。
・アグリゲーションサイトってなんのことなの?
・求人ボックス、スタンバイ、indeedの違いはどこにある?
・結局、どの求人検索サイトが優れているの?
求人検索エンジンは日本国内でもいくつか運営されています。
人や会社によって呼び方は異なりますが、
- 求人検索エンジン
- 求人検索サイト
- 求人まとめサイト
- アグリゲーションサイト
- アグリゲートサイト
実はすべて同じものを指します。
求人検索エンジンは、使い勝手が非常に良いこともあり、ユーザーはかなり多いです。
各サイトの求人情報を寄せ集めていることもあり、閲覧のしやすさだったり、サイトをまたいで一括応募ができることが好まれる大きな理由の1つです。
求人検索エンジンのなかで、筆頭の存在はやはり「indeed」です。
次に、求人ボックスとスタンバイが2番手争いをしています。
サイトがオープンになってからかなり経ちますが、現在でも1位indeedと2位以下のサイトの差は大きいように感じます。
あらためてリサーチしました。
3サイト比較(indeed・求人ボックス・スタンバイ)
過去記事では、1位がindeed、2位が求人ボックスということで書きました。
この記事をベースにして、僕は自社求人サイトをindeedと求人ボックスに有料連携しています。
とは言っても、1位はindeedなので、求人ボックスよりも圧倒的に多くの費用を割いています。
実際の数値と使い勝手を比較してみました。
まずは数字の面での比較です。
indeed | 求人ボックス | スタンバイ | |
検索表示 「東京都」 | 536,429件 | 1,181,760件 | 117,034件 |
検索表示 「山口県」 | 27,960件 | 51,722件 | 2,362件 |
検索表示 「事務」 | 152,365件 | 763,994件 | 177,157件 |
検索表示 「正社員」 | 1,888,339件 | 4,084,738件 | 1,256,254件 |
月間訪問数 (SimilarWebによる数値) | 3,918万 | 1,247万 | 495万 |
ここからは、採用担当者の目線からの評価をしてみます。
スコア評価は、◎=10点、○=5点、▲=1点として計算しました。(8項目:80点満点)
indeed | 求人ボックス | スタンバイ | |
掲載案件数 | ○ | ◎ | ▲ |
訪問数 | ◎ | ○ | ▲ |
プロモーション | ◎ | ▲ | ▲ |
知名度 | ◎ | ○ | ▲ |
長期的期待 | ○ | ▲ | ◎ |
クリック単価 | ▲ | ◎ | ◎ |
サイトの使いやすさ | ○ | ◎ | ▲ |
応募実績 | ○ | ▲ | ▲ |
スコア評価 | 51点 | 43点 | 26点 |
こうして見てみると、1位と2位との差以上に、2位と3位との差が大きいものです。
数値だけでは評価をしないこと
掲載件数や訪問者数といった数値だけで求人サイトの優劣をつけるのは好ましくありません。
掲載件数がたくさんあるから、訪問者数が多いから必ずしも良いサイトとは限りません。
「良い」「悪い」という評価も、求職活動をする人・掲載する会社と立ち位置によって評価が変わります。
サイトの使いやすさ、会社側の目線など、気にすべきポイントはたくさんあります。
とくに掲載件数は、入力したワードだけで拾ったり、重複案件と思われるものも含まれていたり、純粋な件数とは言えない場合もありますので要注意です。
先ほどのスコア評価から掲載件数の評価を除いて、もういちど点数を付けて見ました。
indeed | 求人ボックス | スタンバイ | |
スコア評価 | 46点 | 33点 | 25点 |
それでも1位「indeed」、2位「求人ボックス」、3位「スタンバイ」の順は変わりません。
【まとめ】1位indeed、2位求人ボックス、3位スタンバイ
スコアだけで見れば、やはりindeedが1番手です。
2番手は求人ボックス、スタンバイは3番手となりました。
総合的に判断しても、1位indeedとの開きがけっこう大きいです。
また、2位の求人ボックスと3位のスタンバイの差も大きいです。
ただし、2番手・3番手だから劣っている、サイト的に悪いということも言えません。
順位が低いから、求人情報を掲載しないというスタンスではなく全ての求人検索エンジンに自社の求人情報が掲載されるように取り組むべきです。
・サイトの使いやすさ、見やすさ
・コラムも充実しており、全体的に見やすい構図になっている
・クリック単価はindeedよりも抑えることができる
・indeedほどではないがプロモーション活動を展開している
・元ビズリーチ出身の南社長がテコ入れをするサイトということで期待感が大きい
・いろいろな観点から評価したが、国内の求人検索エンジン1位はindeedで不動の地位
・求人検索エンジンの2番手は求人ボックス、3番手はスタンバイ
・掲載件数だけで求人サイトを評価するのは危険
・それぞれのサイトにはメリットがあるので上手く活用すべき
・順位が低いからないがしろにしていいということではない
本日は以上です。