エアワークとジョブオプの相違点と使い分けについて

エアワークとジョブオプって何が違うんですか?
使い分けをする必要ってあるんですか?

エアワークもジョブオプも使っていますので少し解説します!

本記事の内容
✅エアワークについて
✅ジョブオプについて
✅エアワーク、ジョブオプの違い・優劣

リクルートが運営する採用ツールとして、エアワークとジョブオプがあります。

実はどちらも求人ホームページ機能を備えた採用管理システム(ATS)なのです。

求職者にとってはとくに気にしないことなのですが、求人募集をする会社側にとってはなぜ同じようなツールをわざわざ2つも用意しているのか気になるものです。

本日は2つの違いやメリットデメリットを比較させていただきます。

エアワークについて

引用 リクルート

商品案内のトップページからも想像がつくかもしれませんが、求人募集により注力したツールです。

そのため応募者の採用管理という面では少し使い勝手が悪いです。

エアワークという求人サイトがあるわけではなく、あくまでもindeedを通じて募集を集めるスタンスだと思えば良いです。

AirWORK(エアワーク)の原稿は結局どこに掲載されるのか?

エアワークに掲載できる求人案件は、雇用形態や業種、職種などの面で縛りがありません。

いろいろな求人案件を500件まで掲載することが可能です。

イメージ
エアワークは1つの会社が本部で使うイメージです。求人件数に上限があるため、事業所や応募拠点が多数に渡る場合にはあまり適さない商品だと言えます。

求人掲載自体は完全無料で行うことが可能です。

ただし、無料では応募効果の面で貧弱で限界があります。そのため結局的に、多くの会社がindeedへの有料掲載に切り替えて募集していくことになるのです。

エアワークの機能についてまとめてみました。

採用ホームページ機能あり
募集案件の管理可能、ただし使い勝手は▲
募集案件数500件が上限
応募者の管理可能、ただし使い勝手は▲
応募者とのメールやり取り可能
会社アカウント複数可能(管理者は1アカウントのみ)
利用料無料
indeed PLUS対応
有料広告運用自社運用が可能、募集拠点の多い会社には不向き

ジョブオプについて

引用 エアワーク

こちらのトップページからは、求人募集・採用管理のどちらにも活用ができるツールです。

名称に「採用管理」とあるくらいですので、採用管理システム(ATS)としても問題なく使うことができます。

エアワークと同じですが、ジョブオプという求人サイトがあるわけではなく、あくまでもindeedを通じて求人募集していくための箱に過ぎません。

少しややこしいですが、ジョブオプには無料版と有料版があります。

こちらもエアワークとの共通点になりますが、indeedへの掲載は無料で行えます。ただし、効果の面を考えるとやはり有料広告に切り替えをすべきです。

また有料広告を運用する場合は必ずindeedの代理店(パートナー)を挟む必要がある上で少し不便ですので、自社で運用チームがあるときは課題になります。

ジョブオプの機能についてまとめてみました。

採用ホームページ機能なし(有料版はあり)
募集案件の管理可能
募集案件数上限なし
応募者の管理可能(面接管理も可能)
応募者とのメールやり取り可能
会社アカウント複数可能
利用料無料(有料版もあり)
indeed PLUS対応
有料広告運用自社運用は不可、募集拠点の多い会社には適している

エアワークとジョブオプの違い

ここでエアワークとジョブオプの2つについて比較してみました。

先ほどのエアワークとジョブオプの表を1つにしてみます。

エアワークジョブオプ
採用HPありなし
(有料版はあり)
案件管理可能
(使い勝手▲)
可能
案件数上限あり
(500件)
なし
応募者管理可能
(使い勝手▲)
可能
(面接管理も可能)
応募者との連絡可能可能
アカウント複数可能
(管理者は1つのみ)
複数可能
料金無料無料
(有料版あり)
indeed PLUS対応対応
有料広告運用自社運用○
拠点の多い会社には不向き
自社運用×
拠点の多い会社には不適

【本記事のまとめ】エアワークとジョブオプはそれぞれコンセプトが異なる

エアワークとジョブオプはそれぞれツールとしてのコンセプトが異なります。

エアワークは求人募集に軸足を置きつつ、採用管理システムとしての最低限の機能を備えています。

募集拠点としても少ない会社をターゲットとしており、掲載数に上限があります。そのため拠点数の多い会社にとっては少し使い勝手の悪い一面もあります。

ジョブオプは採用管理に軸足を置きつつ、求人募集の機能を備えています。

多店舗経営の会社、人材派遣会社、拠点数の多い会社をターゲットとしているため、掲載数に上限はありません。

このように対象が異なるため、単純に2つのツールの優劣は決められないのです。どちらの会社から見るかによって判断が変わってくるのです。

本記事の内容(もう一度)
✅エアワークについて
✅ジョブオプについて
✅エアワーク、ジョブオプの違い・優劣
本記事のまとめ
✅エアワークは求人募集に特化しており採用管理の面では少し使い勝手が悪い
✅ジョブオプは採用管理に優れた上で求人募集も行えるツール
✅エアワークは拠点数の少ない会社に、ジョブオプは拠点数の多い会社に向いている
✅単純に優劣を決めることはできない

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