アスコムが運営する採用管理システムmilto(ミルト)について

ミルト(milto)というツールの営業を受けました。
どんなツールなのですか?

アドバイスさせていただきます。

この記事の内容
 ・ミルトって何をするためのツールなの?
 ・ミルトを使うどんなことがあるの?メリットは何があるの?
 ・どこの会社が運営しているの?

「ミルト」と呼びますが、表記は「milto」です。

なお、ミルトを運営しているのは株式会社アスコムです。

アスコムは石川県と愛知県に本社を置く求人メディア会社です。
運営しているのは求人サイトの「アスコム」と採用ツールの「milto」です。当初は求人誌のアスコムも発行されていましたが、現在はインターネットサイトだけです。
2021年8月にindeedゴールドパートナーの認定を受けています。

milto(ミルト)について

miltoは採用管理システム(通称ATS)の1つです。

引用 milto

ATSでできることをかんたんにまとめた過去記事があります。

採用管理システム(通称ATS)を使ってできること【機能一覧】

採用部門においてATSは必須のツールだと言えます。

  • 求人情報の公開
  • 応募者の管理(進捗管理)
  • 応募者との連絡(コミュニケーション)

運用次第では1ストップで面接設定まで行うことができます。

miltoを使ってできることが一覧で表示されていました。

引用 milto

ATSとして標準実装とも言える内容ではありますが、

  • 各アグリゲーションサイトとの連携(indeed、スタンバイ、求人ボックス)
  • Google仕事検索への対応

milto独自の付加サービスとしては、

  • コールトラッカー搭載
  • 応募者との連絡がチャット形式で行うことが可能

といったものが挙げられます。

アスコムからの営業提案は「アスコム」×「milto」

株式会社アスコムが事業運営する2つの柱は、

  • アスコム(求人サイト)
  • milto(採用管理システム)

です。

そのため、ここ最近の営業提案としては、アスコムとmiltoをセットにして相乗効果を図るという内容です。

なお、アスコムが連携しているアグリゲーションタイプのメディアとしては、

  • indeed
  • 求人ボックス
  • スタンバイ
  • アルバイトEX
  • お手伝いネットワーク
  • Lacotto(旧 キャリアインデックス)
  • ヒバライ.com
  • ニフティ求人

以上、8サイトを公式発表しています。

そして、indeedゴールドパートナーであるアスコムの原稿作成・改善の強みをフィードバックすることも内容に入れています。

miltoのメリット

採用管理システムである「milto」のかんたんな内容についてはすでに書かせて頂きました。

採用ホームページとしての魅力もいくつかあります。

indeedだけについて言えば、miltoと自社採用サイトとの比較としては、次の点です。

  1. 自社サイトをクローリングしてもらうには一定のルールが必要だが、miltoはすでに求人情報を吸い上げてもらえる仕組みづくりが構築されている。
  2. 自社採用サイトの情報を有料出稿するには知識とindeedに対する深い知識が必要となってしまうが、miltoは運用を依頼することができる。
  3. アグリゲーションサイトにはそれぞれ掲載ルール、クローリングのルールがあってそれぞれに対応していなければ掲載されないサイトが出てくる。

いずれも自社採用サイトでは、非常に大きな労力や経費がかかるものを代行しましたというのがmiltoの強みです。

アスコムからの提案「トライアルプラン」(2023.10.10時点では消滅)

各企業への販促のためにアスコムが用意したのが「トライアルプラン」です。

2023.1.26時点での名称ですので、今後はプランの名称や内容が変わる恐れがあります。なお、2023.10.10のリライト時点では、なくなったプランです。

内容は、

  1. 2週間掲載無料(求人サイト「アスコム」・「milto」の2メディア)
  2. 自動更新なし(継続の意思確認を必ず行う)
  3. 原稿作成は株式会社アスコムが担当

以上3点です。

最近、無料で掲載を開始した求人サイトの自動更新による金銭トラブルが発生しています。

そういったこともあり、あえて「自動更新なし」と謳っていると思われます。

2週間の掲載の中で、アスコムやmiltoとの相性や営業担当者の姿勢、いちばん大切なのは成果を見て判断して欲しいという趣旨です。

【まとめ】メリットは十分、本契約後の価格も加味して検討が必要

株式会社アスコムからの提案は2週間無料キャンペーンの「トライアルプラン」でした。

2週間が経過をして、本契約を結ぶ際にどれくらいの金額がかかるのかを把握する必要もあります。

また、おそらく採用管理システム(ATS)なので基本プランとしては高すぎる価格ではないはず。

今後の募集人員(計画)、ATSの活用方法、コスパなどがポイントになるかと思われます。

トライアルプランは2023.10.10時点ではなくなっています。

取り掛かりやすいプランはなくなってしまったものの、miltoは運用の価値のあるツールだと言えます。

本記事のまとめ
 ・株式会社アスコムが運営しているのは求人サイト「アスコム」と採用管理システム「milto(ミルト)」
 ・株式会社アスコムはindeedゴールドパートナーの1社
 ・採用部門には採用管理システム(ATS)の存在が必須
 ・営業提案によるとmilto単体でも十分価値はあるがアスコムとの併用が理想的
 ・miltoに掲載した求人情報はindeedや求人ボックスにも連携される
 ・トライアルプランは現時点ではなくなってしまった

本日は以上です。

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