indeedでのクローリングされた案件が減ってしまったような気がしませんか?
定期的に仕組みが変わってしまうのが難しいですよね。
日ごろからindeedと接している立場からお伝えします。
・クローリングについて
・上位掲載してもらいやすい掲載方法
以前、indeedのクローリングシステムについて書いた記事があります。
indeedのクローリングシステムは定期的に仕様変更になっていると言われています。
これがindeed運用における一番難しいポイント、公式な情報がないので「可能性」を前提に対策を取っていくしかありません。
- ずっと同じ対策方法では通用しなくなってしまう
- 取ろうとしている対策が正しいかどうかは分からない
このような課題が解決できることはありません。解決したと思っていても、実は一過性だったりします。
indeedが積極的にクローリングしなくなってしまったという噂
indeedを使って仕事検索をしてみました。
・クローリング案件が上位表示されているかどうか
・どのエリアでも傾向は同じかどうか
【検索1】 東京都新宿区 × 事務
検索ヒット32,921件(2020.9.2現在)
・クローリング案件は6件中1件だけだった(オウンドメディアからのクローリング)
・求人サイトからのクローリング案件、最上位は10位(タウンワーク有料枠)
求人サイトからクローリングしてきた案件は上位6件の中に、1件しか見つかりませんでした。
直接投稿やオウンドメディアを展開している会社は都心部に行くほど多いはず。だから積極的にクローリングしなくても、案件はある程度、確保できてしまうとも言えます。
【検索2】 岐阜県大垣市 × 事務
検索ヒット1,626件(2020.9.2現在)
全体案件が少ないので構成は大きく変わりそうです。
・直接投稿は上位案件の中に1件だけだった(5位)
【検索3】 福岡県福岡市 × 事務
検索ヒット3,479件(2020.9.2現在)
・オウンドメディアからのクローリング案件が1位だった
【本記事まとめ】案件が減ってしまったのではなく上位表示されにくくなったと考えるのがふつう
indeedは定期的に仕組みを変化させています。
基本的には求職者に軸足を置いていて、求職者にとって有利な仕様変更を定期的に行っています。
今回はクローリング案件が減ってしまったと書きましたが正確にには少し異なります。
クローリングされたindeedの案件が減ったのではなく、上位表示されているクローリング案件が減ってしまったと捉えるのが正しい言い方でしょう。
募集案件が多いエリアでは、特にindeed直接投稿が上位表示されやすいようです。
仮にクローリング案件が減っているとすれば、Indeed社には2点の狙いがあると言えます。
- クローリング対象サイトが増え、掲載案件も増えたのでクローリング案件数を抑えたい(直接投稿の案件を減らすことは事実上難しい)
- 直接投稿を有料広告(スポンサー)枠として出稿させたい
・クローリングについて
・上位掲載してもらいやすい掲載方法
・クローリングは各メディアに掲載されている案件を引っ張ってきてindeedに掲載する方法
・クローリングしてきた案件で上位表示されているものは少なかった(今回の検証)
・郊外エリアは案件数が少ないので、上位表示されているクローリング案件はそれなりに多い
・都心エリアは直接投稿された案件が上位表示されているものが多い
・直接投稿をする会社が増えてきており、Indeed社にとっても直接的に売上につながる可能性を秘めている
本日は以上です。