indeedの掲載基準で気を付けるべきことが増えました【2022年12月度】

indeedの掲載基準で気を付けるべきことは何がありますか?

アドバイスさせていただきます。

この記事の内容
 ・最新のindeed掲載基準はどんな内容になっているの?
 ・indeed掲載基準は定期的に変わるものなの?
 ・indeed掲載基準のどんなところに気を付けるべきなの?

indeedの掲載基準はときどき変更になります。

正確に言えば、細かなルールが少しずつプラスで追加されていくイメージです。

とは言いつつも、運用が難しいなと感じることがあります。

それは、indeedに直接投稿をしていても、Indeed (Japan)社から公式通知が送られてこないこと。

いつの間にかルールが加わっているので、後で見たときに「こんなルール以前からあった?」と思うことばかりです。

今回も、あくまでも求職者ユーザーのための変更だと言えます。
2022年12月20日のポリシー変更分に対する記事です。

今回の追加ルール①…職種名のバリエーション

職種名のバリエーション」というキーワードはindeedのサイト内にきちんと明記されています。

ポリシー:採用企業は、1件の求人を異なる、または誇張された職種名で複数回投稿することはできません。本ポリシーの目的は、求人が複数の職種名で投稿されることを防止する基準の確立です。Indeed での求人投稿は、1件の求人につき1つの職種名で投稿される必要があります。ポリシーに違反する求人はIndeedから削除されます。

定義:様々な職種名で複数回掲載された求人。

理由:職種名のバリエーションがあると、Indeed の求人検索の結果は多くの求職者にとって関連性がなく、わかりにくく、重複しているものになります。

引用 indeed

僕の文章理解力のなさも理由の1つですが、ポリシーをそのまま読むと分かりにくいです。

実例も踏まえながら、書かせていただきます。

indeedにおける実務面ではコピー案件が使われることは多々あります。

全体的なインプレッション(IMP)数と応募者(CV)数の底上げのためです。

ただし、完全なコピーだと重複ペナルティを受ける可能性が高いため、ある程度手を加えることが多いです。

2つの案件を見比べてみます。

【勤務地】愛知県小牧市

【時間帯】9:00~18:00

【内容】A社製の車に使われる部品製造です

…以下、省略

【勤務地】愛知県小牧市

【時間帯】9:00~18:00

【内容】A社製の車に使われる部品製造です

…以下、省略

案件の違いは職種タイトルだけで、他項目は同じ。
職種名にバリエーションがあり2つの案件に見えますが、実際は1つの募集原稿のこと。

このように職種タイトルだけ違った案件では、重複ペナルティを受ける可能性が格段に上がってしまいます。

まさに応募者を混乱させないための規定だと言えます。

応募者ファーストを念頭に掲げているindeedだからこその規定です。

今回の追加ルール②…勤務地のバリエーション

勤務地のバリエーション」というキーワードはindeedのサイト内にきちんと明記されています。

ポリシー:採用企業は、可能な限り具体的かつ正確な勤務地に求人を投稿しなければなりません。 本ポリシーに違反する求人はIndeedから削除されます。

定義:正確な勤務地以外に掲載された求人。

理由:勤務地のバリエーションがあると、Indeed の求人検索の表示結果は、多くの求職者にとって関連性がなく、わかりにくく、重複しているものになります。 

引用 indeed

職種名のバリエーションと同じようなことが、募集勤務地で行われることもあります。

原稿の勤務地タグを増やすことで、IMP数を上げ、CV数も増やす狙いです。

indeedでは行政区(細かい住所)だけでなく、駅を紐づけることも可能です。

引用 indeed

このindeedの特色を逆手に取った立派な戦略だと言えます。

【勤務地】愛知県春日井市

…以下、省略

【勤務地】愛知県春日井市高蔵寺駅

…以下、省略

【勤務地】愛知県小牧市

【備考】小牧市の事業所にて登録を行いますが、愛知県春日井市への勤務先への配属です。

…以下、省略

【勤務地】愛知県犬山市犬山駅

【備考】名鉄小牧線犬山駅から送迎バスを運行しています。春日井市の勤務先までバスで40分ほどです。

…以下、省略

案件の違いは勤務地の違いだけで、他項目は同じ。
勤務地にバリエーションがあり違う案件に見えますが、実際は同じ募集原稿のこと。

【まとめ】気を付けるべきことは増えたが適正なindeed運用が期待できる一歩

最近のindeedは重複案件と取られても不思議ではない案件が目立つようになりました。

重複案件のなかで、多く該当すると言えるのは

  • 職種名だけを変更して違う案件に見せている
  • 勤務地を巧妙に変更して違う案件に見せている

この2点にターゲットを当てた掲載基準の変更だと言えます。

とは言っても、内容の厳しい基準ではなく、ごく普通の内容のものです。

応募者を混乱させないためには必要な取り組みです。

これを機にindeedに掲載している各案件の見直しを行い、適正に運用を進めていくことをオススメします。

今後もいろいろな基準が厳しくなったり、追加で設定されたりしますが、ベースのindeed掲載基準から大きくずれることはないはずです。

本記事のまとめ
 ・indeed掲載基準は定期的に変更となるが、変更時期はかなりランダムだと言える
 ・基準変更について、基本的にIndeed社からの正式なアナウンスはされないことが多い
 ・indeed掲載基準はベースの基準から大きく変更になることはない。(補足で追加されたような基準も多い)
 ・2022.12.20のポリシー変更は①職種名に関わるもの、②勤務地に関わるものの2点
 ・基準変更は応募者が混乱しないような取り組みの1つ

本日は以上です。

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