Timeeというアプリについて教えてください!どんな会社が運営しているのですか?
アドバイスさせていただきます。
・どんな会社が運営しているの?
・今後、伸びていきそうなの?
タイミーという会社から、はじめて営業提案を受けたのは、2020年の夏ごろでした。
会社名と運営しているアプリの名前は同じです。
最近、社内でも名前を聞くようになったので、覚え書きも含めて記事にさせていただきました。
株式会社タイミー
営業を受けるまで会社の名前は聞いたことがありませんでした。
「タイミー」と聞いたときに、「taimy」・「timy」と想像していましたが、全く違って「Timee」でした。
なんとなく時間に関係のある言葉が名前に入っているのだなと考えていました。
正式な会社名は「株式会社タイミー」。
・創業は2017年8月
・創業当時の社長は現役の立教大学生(小川嶺社長)だと話題になった
・社長が学生時代に望んでいたアプリを具現化したものが「Timee」
・伊藤忠商事、ミクシー、サイバーエージェントなど有名な会社からの出資を受けている
理系学生は、実験や研究で固定時間のアルバイトが難しく、悩んでいたのがルーツのようです。
Timeeのコンセプトはサイトに明記されています。
ダブルワークやフリーランスにより働き方自由になりつつあると同時に、日本では深刻な人手不足が問題となっています。一人一人の時間をより豊かにするというビジョンのもと、Timee(タイミー)は面接応募なしで直感的な操作で利用できるワークシェアリングサービスとしてスタートしました。 “時間”と”テクノロジー”を軸に、まずは働き方の多様化の促進と人手不足の解決を目指します。
引用 タイミー
Timeeというアプリは、面接や登録会に参加せずに、アルバイトできるというサービスです。
明らかに若年層を意識したアプリです。
だからこそ、受け入れる会社側も柔軟な発想が必要になります。
面接なしでの勤務は、ドタキャンや働きぶりがよくないといったある程度のリスクはあります。
そのためマイナスポイントを貯めてしまうと強制退会となってしまう一種の抑止策も用意されています。
求人マッチングアプリとしての活用
仕事の探し方は大きく変わりました。
ダブルワークとして短時間にできるアルバイトを探している層もここ数年で大きく増えました。
ハードルの低い仕事を選ぶ、いくつか応募して自分の適性を見つけたいと考える人も増えました。
最近は、求人においてもマッチングアプリがトレンドになっています。
Timeeは求人サイトというよりは求人マッチングアプリです。
細かく多様化してきた働く人のニーズに、会社がうまく対応できるかが採用成功のポイントです。
変化に乗れないと、うまく行かないことの方が多くなっていきます。
Timeeはアプリがベースになっています。
サクサクとスムーズな検索ができる、面接なく気軽に働けるという求職者にとってのメリットが魅力的です。
ユーザー目線でサイトをチェック
公式サイトを使って仕事を検索しました。
北海道から沖縄まで全国の案件を掲載しています。
ただ、東京などの都心部と地方では、案件数の差が歴然としています。
エリア | 総掲載ページ数 | 案件数 | 案件比率 |
東京都 | 393ページ | 7,858件 | 100% |
大阪府 | 71ページ | 1,416件 | 18.0% |
愛知県 | 46ページ | 916件 | 11.7% |
富山県 | 5ページ | 88件 | 1.1% |
沖縄県 | 1ページ | 7件 | 0.1% |
都心部でないと一定の案件数の確保が難しいようです。
・地方は会社の数が少ない
・登録ユーザー数自体が少なく、会社側にもスキマバイトの認識が薄い
また、会社側の理解という課題感もあります。
とくにコンビニ、飲食などのサービス系以外の会社には浸透していない部分もあります。
業務の切り分けが難しく、フルタイムのスタッフを求めている会社が多いとも言えます。
【まとめ】タイミーは今後も事業拡大していくことが予測される
日本の労働市場の課題は労働力の減少です。
若年層の雇用はとくに大きな課題です。
採用活動がなかなか上手く進められないので、
- 短時間スタッフを増員
- 女性の雇用拡大
- 外国人労働者や技能実習生の受け入れ拡大
- 定年年齢の引き延ばし(シニア層の活用)
といった取り組みをする会社も増えてきました。
Timeeに掲載されている案件はサービス系の職種がメインです。
会社側の理解も必要になってきます。
会社側、求職者側、双方のニーズにマッチしているといえるサービスを展開しているのがタイミーです。
現時点では、地方において十分に浸透していると言えませんが、事業拡大のなかで徐々に浸透していくはずです。
・隙間の時間にも働ける案件を掲載しているのがTimee
・都市と地方では案件数に差があるのが現状の課題
・スキマ時間という着眼点としてはとてもユニーク
・大手の会社からの出資も受けている注目の企業の1つ
本日は以上です。