PWAやAMPを導入することでサイト表示速度は速くなるのか

PWAやAMPを導入するとサイト速度って速くなるんですか?速くなるのであれば導入しておきたいですね。

アドバイスさせていただきます。

この記事の内容
 ・「PWA」・「AMP」って一体何なの?
 ・それらのシステムはどうやって導入したらいいの?
 ・導入することで本当にサイト表示速度は上がるの?

僕は非エンジニアです。

いろいろな所で調べて分かったことを少し記述しておきます。

PWA
・Progressive Web Apppsの頭文字を取ってPWA
・モバイル端末でサイト表示するときに、アプリのようなサクサクした動きを可能にする技術
・メリット①表示速度が速く離脱が少ない
・メリット②ユーザーの抱え込みができる
・メリット③固定ファンの増加
・メリット④SEO対策にプラス
・メリット⑤オフラインでも閲覧可能
・メリットはたくさんあるけどデメリットはないと言われています
AMP
・Accelerated Mobile Pagesの頭文字を取ってAMP
・Googleが推奨するモバイルページを高速に表示するための手法
・twitter社と共同で開発
・AMPが適用されると検索表示画面で「⚡マーク」が付けられる
当ブログが使っているWordPressテーマ「SWALLOW(スワロー)」にはPWAやAMPの対策項目は含まれていないので、プラグインを使うことにしました。

WordPressのテーマによっては、対策が自動的に導入されていることもあります。

今回は導入されていないテーマを使っている方で、非エンジニアの方を対象とした内容です。

本記事ではアフィリエイト広告を使用しています。

現在のサイト表示速度について

いくつかのツールを使ってサイトの表示速度を調べました。

「PageSpeed Insights」において、モバイル73点パソコン93点(最低ラインは50点)でした。

2021.10.28時点
2021.10.28時点

「Test My Site」は低速で、3.5秒でした。

2021.10.28時点

「GTmetrix」はA判定でした。 

2021.10.28時点

プラグインの使用本数には気をつけているためか、僕が運営しているほかのブログより高スコアです。

< 使用しているプラグイン一覧 >

プラグイン常時使用している必要に応じて使用
Google XML Sitemaps
SiteGuard WP Plugin
WP Super Cache
EWWW Image Optimizer
LIQUID SPEECH BALLOON
Table of Contents Plus
Contact Form 7
Rinker
Optimize Database after Deleting Revisions速度が気になったとき
Async JavaScript使っていない
Autoptimize使っていない
BJ Lazy Load使っていない
Broken Link Checkerリンクチェック時のみ
Slimstat Analytics使っていない
2021.10.28時点
なお、当ブログのテーマはOPENCAGE社の「SWALLOW(スワロー)」を使用しています。
引用 OPENCAGE

ダウンロードしたプラグイン(Super Progressive Web Apps)

PWA導入のために、今回使用したプラグインは「Super Progressive Web Apps」です。

プラグインを追加するときは、評価・インストール数を見て判断します。

引用 WordPress

有効化すると、各種設定項目が出てきますが、そんなに難しくなさそうな印象です。

引用 WordPress

アイコン画像と色を当ブログに合うように変更しました。

引用 WordPress

ダウンロードしたプラグイン(AMP)

AMP導入のために、今回使用したプラグインは「AMP」です。

こちらは公式のプラグインでした。

今回はPWAとAMPそれぞれインストールしました。

引用 WordPress

こちらは有効化するだけなので、クリック1つだけで簡単です。

プラグインがサイトに与える影響

プラグインを2つインストールした後で、念のためサイト表示速度を測定しました。

「PageSpeed Insights」の結果は、モバイル68点、パソコン98点でした。

2021.10.28時点(対策後)
2021.10.28時点(対策後)

「Test My Site」は低速3.5秒でした。

2021.10.28時点(対策後)

「GTmetrix」はB判定でした。 

2021.10.28時点(対策後)

導入前後での比較です。

測定サイトPWA&AMP 導入前導入後
PageSpeed Insights(モバイル)73点68点
PageSpeed Insights(パソコン) 93点98点
Test My Site3.5秒(低速)3.5秒(低速)
GTmetrix(総合評価)A判定B判定
GTmetrix(パフォーマンス)90%89%
GTmetrix(構造) 96%90%
GTmetrix(LCP)1.1s1.5s
GTmetrix(TBT) 0ms0ms
GTmetrix(CLS) 0.190.02

改善できたのはごく一部の項目だけで、ほとんどの項目がスコアを落としてしまいました。

【まとめ】PWAとAMPを導入しても表示速度は変わらない

現時点では、残念ながらサイト速度が改善されたと言い切れませんでした。

スマートフォンで表示したときは、今までよりも速く感じたのですがキャッシュが残っていたとか、勘違いかもしれません。

すぐにスコアが変わらないこともありますのでしばらく様子を見ます。

機能が実装されているWordPressテーマを使うのが一番早いです。

ただし、内蔵されていないテーマであってもプラグイン1つで対策が可能なので、身構える必要はありません。

サイト表示速度は今後のGoogleの方向性を考えた場合、積極的に取り組むべきです。

本記事のまとめ
 ・PWAとAMPを導入しても表示速度が大幅に改善できたとは言えない結果となった
 ・サイト表示速度は今後、SEO対策で重要な要素の1つになる
 ・ワードプレスでは機能が実装された有料テーマを買うのが一番早い
 ・以前のGoogle社はAMPを実装したサイトを優遇していたが、2023.8.21現在ではとくに優遇されていない
最初から機能が実装されたテーマを使いたい場合はTHE THOR(ザ・トール)をオススメします。

本日は以上です。

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