インディードって実はリクルートに買収された子会社だったりします

転職希望の方向け

アグリゲート型の求人サイトしては間違いなく国内ナンバーワンの知名度と閲覧数を含めた実績を誇るインディードというサイトがあります。「仕事探しはインディード」というキャッチフレーズでプロモーションをしていることで有名な、Indeedという会社ですが、実はリクルートの子会社なんです。ご存じでしたか?知らない方もいらっしゃるかもしれませんので少し書かせて頂きます。参考程度にお読みいただければと思います。

日本で名前を聞く「Indeed」の源流はアメリカにある

CMやYouTubeで有名なIndeedという求人まとめサイトの発祥はアメリカ合衆国になります。

インディード
出典 indeed(日本版)

実際のアメリカ版のIndeedのサイトを見てみるとこんな感じです。

indeed
出典 Indeed(アメリカ版)

ビジュアル面で少しだけ違うところもありますが、基本的な構図は日本版もアメリカ版も同じですね。日本語か、英語かというだけでこの画面を遠くから見たら、違いが分からないと思います。アメリカから日本に持ち込まれる際に、日本に馴染むように少しプログラム修正されたという話も聞いています。

Indeedを買収したのは株式会社リクルート

なかなか認知されていないかもしれませんが、indeedは現在リクルートの完全子会社となっています。

簡単な時系列としては次の通りです。

  • Indeedが事業開始(2004年)
  • 日本での事業開始(2009年)
  • リクルートがIndeedを買収、完全子会社化(2012年)

採用に関わる人以外にとっては、正直どうでもいい話なんだと思います。僕自身も仕事を探す際は、サイトの運営者のこととかってあまり気にしません。採用に関わる仕事をしているので気にしているだけなんだと思います。

リクルートのindeed買収金額はいくら?損得勘定は?

企業買収の金額は非公表ですが、一部情報によると約10億ドルとのことです。

ざっくり計算すると、日本円で1,100億円ほどということになります。僕も含めて、一般の方から見たら到底想像がつかない金額ですね。

実際、その1,100億円という金額はリクルートにとってはお買い得だったのでしょうか?それとも損失だったのでしょうか?僕のように採用に携わっている人間からしたら、お買い得だったのではないかと思っています。

その理由としていくつかの根拠となる資料を挙げておきます。

僕のような会社の財務諸表などとは無縁の仕事をしている人が、なにかを見抜けるものでもないですし、知識がないので見方なんて全然分からないものですが、ある程度ヒントになるものであれば見つけることが出来ましたので、いくつか紹介させてもらいます。

繰り返しになりますが、Indeedはアメリカの会社ですので、なかなか調べていても営業数字に関する資料が見つけられませんでした。でも、興味深い資料をいくつか見つけることができました。

【参考資料】Indeed Japan株式会社の決算資料

まず、インディードというサイトを日本での運営している法人「Indeed Japan株式会社」の財務状況を見つけました。

Indeed Japanは、Indeedの子会社という位置づけになります。ということは自然とリクルートの傘下ということが言えます。

直近のデータではありませんが、ある程度は参考になるデータだと思います。

Indeed Japanの営業範囲内でも、2018年8億4,768万円、2017年3億8,373万円といった純利益額ですからIndeedというくくりで見た場合にはとてつもなく大きな金額になることが予測されます。また総資産も順調に増やせています。官報によると、63億から154億に跳ね上がっています。

【参考資料】ビジネスサイトに掲載された過去データ

Indeedの売上額がグラフとして引用されていました。

参照記事はこちら「日経ビジネス(2017.03.17記事)」まで。

少し古いデータにはなりますが、ものすごく分かりやすく書かれています。グラフによるとIndeedの売上は2011年8,700万ドル、2012年1億5,600万ドルに対して、2015年が6億8,300万ドルと飛躍的に上昇しています。

先ほどのIndeed Japanの営業数字がこの中に含まれているかどうかは調べあげることができませんでしたが、ざっくりした理解の助けにはなってくれるかと思います。

【まとめ】まだまだ続く収益体制も考えればお買い得な買収だった

リクルートにとってはタウンワークなどの求人メディアによる収益減を考えれば、Indeedが今まで上げてきた収益やこれからもたらすであろうさらなる収益は非常に魅力的に映るのでしょう。

そういったことも考えれば1,100億円という金額での買収は、十分お買い得だったと言えます。

indeedにおける求人広告出稿の在り方は大きく変容しつつあります。オーガニック枠よりも有料広告枠の方が増えてきたように強く感じています。

AIというかボットが各サイトの求人原稿を集めてくるというサイトではなくなってきたように感じています。indeedに掲載をしてもらうというよりは、お金を払って掲載をするというスタンスにますます変わっていくのだと思います。

そうなれば、ますますindeedの売上高は増していくでしょう。まだまだ覇権はつづくはずです。

本日のまとめ

Indeedの発祥はアメリカでした。アメリカで使われていたシステムを日本向けにカスタマイズしたのが、今僕たちがよく見るインディードというサイトなのです。現在、indeedはリクルートの子会社となっています。求人業界の今後の展望等を考えると、1,100億円と言われる買収額は破格に安かったのかもしれませんね。最近は、インディードに対してお金を払って求人案件を掲載してもらうケースが各社増えてきています。この傾向が続くかぎり、Indeedはまだまだ儲かる会社だと言えます。

本日は以上です。

プロフィール

ひーすけ主任

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