リクルートによる米国法人Indeed社の買収額は1100億円

Indeedという会社について教えてください。
以前、リクルートが買収したんですか?

たしかにリクルートが過去に買収しています。
かんたんに解説させていただきます!

本記事の内容
・Indeed社について
・indeed社の売上について

アグリゲーションサイトしては間違いなく日本一の知名度と、ユーザー数・閲覧数での実績を誇るのがindeedです。

求人検索エンジンindeedと求人ボックスやスタンバイとの差

「仕事探しはindeed~ ♫♫」という独特のキャッチフレーズが耳に残ります。

このIndeed(インディード)という会社は、実はリクルートの子会社にあたります。

当ブログでは、あえて表記を変えて使い分けをしています。

・法人としてのインディードは「Indeed(社)」(大文字を使用)と記載
・アグリゲーションサイトとしてのインディードは「indeed」(小文字を使用)と記載

※法人には「社」を付けて表記しています。

Indeed社の源流はアメリカ

Indeed社は、アメリカ合衆国の会社です。

インディード
引用 indeed(日本版)

アメリカ版のindeedを見ると、このようになっています。

indeed
引用 indeed(アメリカ版)

ビジュアル的にはほぼ同じです。

英語で表記してあるか、日本語で表記してあるかの違いだけにも見えなくもありません。

アメリカ版のindeedを日本になじむように修正を加えたのが、現在の日本版のindeedなのです。

Indeed社を買収したのは株式会社リクルート

あまり知られていませんが、Indeed社は現在リクルート社の完全子会社となっています。

かんたんな経緯
・2004年 Indeed社がアメリカで事業スタート
・2009年 日本での事業開始
・2012年 リクルートがIndeed社を買収、完全子会社化

採用に関わる人以外には、あまり意味のない知識だと言えます。

仕事を探す立場から見れば、サイトの運営者のことはあまり気にしないもの。

買収金額は非公表ですが、一部情報によると約10億ドルと言われています。
※大まかな計算でも、日本円で1,150億円ほどになります。(2011年当時)

想像しにくい金額ですが、リクルート社にとっての損だったのか得だったのかが気になるところです。

僕のように採用に携わっている人間からしたら、お買い得だったと考える人が圧倒的多数であるはずです。

その理由としていくつかの根拠となる資料を挙げておきます。

ポイント
・Indeed社はアメリカの会社なので業績に関する資料を見つけにくい
・財務諸表は知識のない人にとっては理解は困難(英語表記であることも難点の1つ)
・Indeed社はリクルートの子会社(連結対象)となっている

【参考】Indeed Japan株式会社の決算資料

indeedを日本で運営している会社「Indeed Japan株式会社」の財務状況が見つかりました。

ちなみにIndeed Japanは、Indeed社の子会社です。

記事リライトに応じて、新しいデータも掲出しておきます。

新しく数字が判明したのは、2019~2021年の決算期のものです。

引用 官報決算データベース

直近のデータではありませんが、参考になります。

純資産は2019年の数字が最高額ですが、63億から256億(2021年)に急上昇しています。

【参考】ビジネス情報サイトに掲載されたデータ

Indeed社の売上額が引用されていました。[参考記事:日経ビジネス(2017.03.17記事)]

古いデータですが、非常に分かりやすく書かれています。

グラフによると、Indeed社の売上推移は順調に伸びています。

年次売上額
2011年 8,700万ドル
2012年1億5,600万ドル
2015年6億8,300万ドル
2018年19億7,600万ドル
2019年日本円換算:3,000億円

年次は少し飛んでいますが、理解の助けとなってくれるはずです。

【本記事のまとめ】今後の動向も考えればリクルート社によるIndeed社の買収は大成功だったと言える

タウンワークなどを含めて運営しているほかの求人メディアが収益を落としていることもあり、リクルート社にとっては大成功の買収だったと言えます。

また、今後の求人市況を考えればアグリゲーションサイトはまだまだ優位な状況です。

長期的な目で見ても、間違いなく大成功だったと言えます。

indeedへの出稿については大きく変化してきました。

  • 有料広告枠で出稿した方が応募獲得しやすい
  • クローリング案件よりも直接投稿の方が応募が集まりやすい
  • クリック単価を上げた方が上位表示されやすい

結果的に、アグリゲーションサイトではなりつつあります。

Indeed社にお金を払って掲載をするというスタンスに変わってきたので、今後も売り上げは伸びていくはずです。

現に、2024年には「indeed PLUS」という新しいプランがスタートして、Indeed社にとってはますます1人勝ちの状態となっています。

本記事の内容(もう一度)
・Indeed社について
・indeed社の売上について
本記事のまとめ
・Indeed社は2012年にリクルートによって買収された(買収金額は約10億ドル)
・日本における運営法人はIndeed Japan株式会社(Indeed社の子会社)
・Indeed社も、Indeed Japan社も売上、総資産は順調に伸ばしている
・最近のindeedは徐々にアグリゲーションサイトとは言えなくなってきた
・Indeed Japan社の売上は3,000億円(2019年度)
・Indeed Japan社の純利益(2021年度)は14億9,200万円

本日は以上です。

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