以前、「ジョブリット」という求人サイトの
営業の電話がありました。
どんなサイトなのですか?
あまり名前を聞かないサイトですね!
恐らく、まだ暦の浅いサイトなんだろうと思いますが、
いっしょに調べてみましょう!
営業の電話を受けたときに、「名前を聞いたことがないな」と思うことはしばしばあります。
知名度の高さは、ある程度応募効果に比例する傾向にあります。
とは言うものの、だからといって知名度の低いサイトが最初からダメだと結論付けるのは好ましくないのも事実。
新しいサイトにとにかく気軽に掲載してみるといったことは経費の面で不可能に近いです。
そのかわりに、いろいろな観点からそのサイトのことを調べてみることをオススメします。
・知名度の高いサイトなの?
・掲載して応募効果は得られそうなの?
ジョブリットの概要について

ジョブリットは求人メディアの1つ。

サイトは、高卒第二新卒をターゲットとして設定しています。
大卒の第二新卒を主な対象としているサイトは見かけたことがあります。
高卒の第二新卒を対象としたサイトは、僕はあまり記憶にありません!
幅広い募集職種の掲載は可能ですが、全体的な掲載件数はまだまだ少ないです。
2025.8.22時点での掲載求人数は「512件」。
ターゲットを絞っているからこそ、掲載件数が少なめといった事情はあるかもしれませんが、それでもやや少ないように感じます。
公式の営業案内では月間PV数は「70,000」とされていました。

なお、SimilarWebでデータを確認したところ、月間の乖離がありました。

ジョブリットは若年層・未経験に特化したサイトですね
ジョブリットが若年層、未経験者に特化している理由は次のとおりです。
- フレッシュな人材に対する企業からのニーズが高い
- フレッシュな人材であれば経験の有無を問わない企業が多い
- 求職者目線では希望職種に就けていないミスマッチが発生している
それらの課題を解決できるような体制や仕組みが整えられています。
- 未経験者の若年層が仕事を探しやすいサイト・コンテンツ設計
- 若年層の流入を増やす広告出稿・流入経路の作出
- 採用目標や状況に合わせた料金体系
ジョブリットの運営会社

ジョブリットの運営会社は「株式会社クロセス」です。

会社概要は以下のとおりです。
会社名 | 株式会社クロセス |
所在地 | 愛知県名古屋市中区栄二丁目9番3号 伏見第一ビル5F |
代表者 | 梅原 真琴 |
設立 | 2023年7月12日 |
事業内容 | 求人メディア事業・代理店広告事業・人材紹介 |
ジョブリットは求人メディア事業のなかの1つだと言えます。
ジョブリットに対しての評価

ジョブリットは若年層、そのなかでも高卒第二新卒を主なターゲットにした求人サイトです。
求人サイトの評価をするうえで、重視すべき項目は3点です。
- 求人掲載件数
- サイトユーザー数
- サイトの使い勝手
サイトの使い勝手は個人的な主観が入ってしまうもの。
ただ、求人掲載件数やユーザー数は数値で実力値がすぐに分かります。
2025.9.10時点での求人掲載数は521件。
一般的な求人サイトと比較した場合、多くの方にとっては貧弱に映ってしまうことでしょう。
ユーザー数については、運営会社が発表している数値とSimilarWebにおける数値に乖離がありすぎて評価は難しいです。
ただ、掲載件数から判断した場合、それほど多くの閲覧数があるとは考えにくいものでしょう。
サイトの使い勝手を見た場合に、いくつか課題となるポイントがあります。
- エリア選択の最小単位が都道府県
- 掲載件数が少ないので希望職種に該当する数が少ない
- 特徴タグの内容がユニーク
- 高卒第二新卒に特化した求人サイトのように感じない
【本記事のまとめ】

確認できる数値や使い勝手だけでの判断となりますが、現時点では十分な応募効果が得られるとは考えにくいもの。
ジョブリットはSNSを上手く連携させて流入数の増加、応募効果の増大へ繋げるような取り組みをしていますが、SNSからすぐに応募に繋がるケースは現実的に厳しいと言えます。
長期掲載のプランが前提になることもあり、掲載料金としては比較的高めです。
現時点では、1次的な選択肢としては考えにくいメディアと言えそうです。

・知名度の高いサイトなの?
・掲載して応募効果は得られそうなの?
✅知名度は決して高いとは言い難い
✅諸条件を加味しても、現時点では満足な応募効果が得られないのではないかという懸念の方が強い
本日は以上です。