求人検索エンジンのスタンバイについて教えてください。
以前はビズリーチが運営していませんでしたか?
アドバイスさせていただきます。
・以前はハイキャリア転職サイトのビズリーチが運営していたの?
・今はどんな会社が運営しているの?
・スタンバイの今後はどうなっていきそうなの?
求人検索エンジンの代表と言えばindeed、求人ボックス、スタンバイが挙げられます。
以前、「スタンバイ」は株式会社ビズリーチが運営していました。
ところが、会社名がいつの間にか変わっていたのです。
日ごろから常に情報収集しておかないと、こんなことも起きるものですね。
求人検索エンジン「スタンバイ」について
indeedや求人ボックスと同じで、求人検索エンジンです。
以前のトップページは2本の検索軸でした。
現在の検索軸は3本です。
ちなみに、indeedは2本、求人ボックスは3本の検索軸です。
どのサイトも、キーワードをなにか1つでも入力しないと検索ができない仕組みになっています。
トップページを下にスクロールしていくと、
- 雇用形態から探す
- ブランドから探す
- 注目ワードから探す
といった探し方が可能です。
トップページだけを見ればindeedよりも、求人ボックスに近い印象を受けます。
indeed、求人ボックス、スタンバイの3サイトの比較は過去記事に書きました。
お時間のある方はお読みください。
スタンバイの運営会社は株式会社ビズリーチだった【過去】
ふだん、求人サイトの運営会社についてはあまり意識しない人が多いもの。
求人検索エンジンについてはなおさらです。
サイトの内容は気にしますが、運営会社がA社だから、B社だからという観点で求人サイトのことは見ないはず。
スタンバイの運営会社は開設当初、「株式会社ビズリーチ」でしたが、現在は変わっています。
会社名は株式会社スタンバイ、そして代表者は南壮一郎社長になっています。
採用に関わる仕事をしていないと分からないかもしれませんが、南社長は「株式会社ビズリーチ」の社長でした。
ビズリーチはハイキャリア転職サイトとして有名です。
となれば、ビズリーチとスタンバイは何かの関係があるのかもしれないと考えるのがふつうです。
朝日インタラクティブ株式会社が運営するCNET Japanの2020年11月9日の記事に書かれていました。
(CNET Japanの記事リンクはこちら)
少しだけまとめてみました。
2020年2月に設立されたVisionalグループ(ホールディングス)を率いるビジョナル株式会社の代表取締役は南壮一郎社長です。ビズリーチやハーモス、キャリタスといったサイトがグループのなかで運営されています。2019年11月に、Visionalとヤフーを傘下に持つZホールディングスの二社で「株式会社スタンバイ」を設立、従来から運営されていたYahoo!しごと検索はサービスを終了し、スタンバイが事業継承する形で一本化されています。そして、㈱スタンバイの代表を務めるのも南社長です。
要約引用 CNET Japan(2020.11.9)
ビズリーチとスタンバイは、やはり一定の関係がありました。
【まとめ】サイト名が社名となったスタンバイの今後
スタンバイが今後、どういった方向性を目指しているのかはなんとなく想像がつくもの。
先ほどの、CNET Japanでのインタビュー記事にもポイントがいくつか書かれていました。
まず、indeedが求人検索サイトの1位であることを認めて、2番手の位置を目指すことを明言しています。
求人ボックスを運営しているカカクコムがライバルになります。
3点を目標にしています。
- 検索効率を上げる
- 2番手の地位を確立し、indeedと切磋琢磨することで業界全体の発展を目指す
- ユーザーごとに表示広告が変わるようなシステムの組み込み
求人検索エンジンとしては、indeedがダントツのトップです。
indeed以外はほぼ横並びと言えるなかでのスタンバイの躍進は十分あり得ます。
・Yahoo!を傘下に持つZホールディングスとビズリーチを運営するVisionalの2社から派生したのがスタンバイ
・求人検索エンジンのYahoo!しごと検索の事業継承をしたのがスタンバイ
・スタンバイはindeedに次ぐ2番手のポジションを目標にしている
・求人ボックス(2位)とスタンバイ(3位)の差はあるが、逆転は不可能ではない
・株式会社スタンバイの社長は株式会社ビズリーチ出身の南氏
本日は以上です。