転職エージェントって利用していますか?マイナスな体験をしたことはありませんか?
転職活動をしていた頃にエージェントはよく使っていました。
過去の体験談をお伝えしますね!
・ひどいと感じた実際の体験談
採用の仕事をしているからこそ、逆の視点から見て会社の対応が気になってしまうことは多々あります。
僕自身、一時期だけですが転職活動をしていたこともあります。
そのなかで不快に感じた体験談を書かせて頂きます。
転職活動中の人の参考になれば幸いです。
その体験談とは転職エージェントを経由して応募したときのことです。
その道のプロともいえる転職エージェントを使っていても、こんなことが起こりうるのです。
ただ、後になって考えれば、転職エージェントを使ったからこそ起きてしまった問題かもしれません。
異業種・異職種への転職はやはり狭き門
中途採用には、ずっと言われている暗黙のルールみたいなものがあります。
また、応募時の年齢が高くなれば高くなるほど、採用までの道のりはとても厳しい。
絶対無理かと言えば、もちろんそうではありません。
転職希望者の中には全く経験したことのない業界や職種への転職を成功させる人はいます。年齢が高くても、転職活動を成功させる人はいます。
あくまでも、セオリー的なものです。
ただ、採用する会社の立場から言わせてもらうと、ごく当然のことでもあります。未知数の人を採用するよりも、ある程度ベースの整った人を採用する方が「無難」だからです。
僕が40代を目前にして転職活動の選考を受けたのは、現職と同じ業種の会社になります。
職種も現職とほとんど変わりません。
それでも現実としてはとても難しいものでした。
・現職では取り組むことが出来ない理工系領域にも強みがある会社(自身の成長につながる)
・新卒中途採用にバランスよく取り組むことができる(すべて経験してきたことがある)
・採用チームを動かすことのできるポジション(現職と同じような職制)
・名古屋市内、主要駅からも近い会社なので通勤面でも楽になる(違うことに時間を充てられる)
・現職よりも想定年収が微増になる(自分に対するメリット)
・福利厚生は現職と同等かそれ以上のレベル
一番の理由は、キャリアアップをしてチャレンジしていきたい、どうせ仕事するのであれば自分自身がもっと成長していきたいという思いの上での活動でした。
起こった出来事の経緯
以下がその経緯となります。
今回はリクルートエージェントを通じてエントリーした案件で起きたことです。- リクルートエージェントにエントリー(2020.2.20)
- リクルートエージェント内の選考を通過
- 一次面接のため会社訪問・面接試験(2020.3.14)
- リクルートエージェントを通じて一次面接通過の連絡(数日後)
- リクルートエージェントを通じて二次(最終)選考実施の延期の連絡(数日後)
- リクルートエージェントを通じて選考日調整の連絡(2020.5月末ごろ)
- リクルートエージェントを通じて選考日を再調整の連絡(2020.6.8)
- リクルートエージェントを通じてメールでの不採用連絡(2020.8.6)
補足事項
一次面接の質疑応答
面接で対面したのは部門の部課長クラスの人たちでした。
内容は、一般的な一次面接と何も変わりません。
志望理由や担当業務の洗い出し、どういった形で会社に貢献するのかという内容でした。
だいたい1時間くらいの面接時間でした。
・二次面接もできるだけ土日に実施をして欲しいと伝え、その場では了解してもらいました
会社説明はパンフレットを渡されただけで、補足説明はほぼありませんでした。
同じような業種の会社に在籍していることも要因としてあるかもしれません。
予定より早い面接結果の連絡
2020年3月14日に一次面接を受けて、2週間後に結果連絡が来る予定でした。
落とされる要素があるとすれば、土日などの休日に面接を希望しているところでしょうか。
数日後には、一次面接通過の連絡をもらいました。
予定を上回るスピードでの通過連絡でした。
もともと予定していた期日よりも大幅に早く結論が出たことが怪しかったので、エージェントに確認したところ、社内調整が円滑に進んだだけとのことでした。
コロナウイルス感染拡大による影響
二次(最終)面接の日程調整のために、エージェントから連絡をもらいました。
新型コロナウイルスの影響があり、面接実施については延期させてもらいたいとのことでした。
予定時期はまったく未定とのこと。
航空機業界や自動車業界に特化した形でパイプが強いため、経営面で大きな打撃を受けてしまい、採用どころではなかったと自分なりに解釈しています。
転職エージェントから平日に選考を実施するという連絡をもらったこともあります。
一次面接の際に土日選考の意向を伝えて了解はもらっていましたが、もはや募集会社のスタンスは変わっていました。
会社側の事情も十分理解していますので、平日のみの選考実施であれば伺うつもりでした。
またそのことはエージェント側にも伝えてありました。
もやもやした選考結果
約2ヶ月間、放置の状態が続きました。
覚悟はしていましたが、届いた連絡は不採用通知でした。
・募集内容に対してスキル不足だと判断された
・自分よりも後に面接を受けた人の方が評価が高かった
・本当に採用計画の見直しをすべき状況になった(年齢、キャリア内容など)
理由はあくまでも想像であって、はっきりとは分からないもの。
とはいえ、不採用になった事実は変わりません。
結論を伸ばし伸ばしで、待たされた結果がこんなものとは現実は厳しいものです。
不採用となった人にはとてもショックなできごと
数日後、各社エージェントサービスのサイト回遊をしていたところ同じ会社の再募集を見つけてしまいました。
少なくとも、今回申し込みをしたリクルートエージェント、またdodaエージェントの2社のサイトでした。
職種も、勤務地も同じでした。
志望度の高い会社だったため、再度選考を受けられないかエージェントに確認しましたが、結論としてはダメでした。
採用要件に変更があったといったことが理由との返答をもらいました。
面接通過をした人が次の面接を受ける直前で、逆転不採用になる理由くらいはやっぱり教えて欲しいものです。
そうした配慮が応募者に対しては必要な誠意だと言えるのかもしれません。
【まとめ】残念ながら転職エージェントを盾に使う募集会社もある
転職エージェントは、面接日の調整や合否連絡などの業務を募集会社に代わって行ってくれます。
今回のケースのように、エージェントを盾にして使う会社もあるということです。
大手の転職エージェントでもそういったことは起こってしまうのです。
もちろん、こういった会社はごく少数です。僕としてもこうした扱いを受けたのは初めてでした。
転職エージェントには誠意ある対応をしてもらいましたが、こうした事例もあるものです。
募集会社の代わりに動いてくれるので、それに上手く乗っかっているだけなのかもしれません。
こうしたことを一度経験すると、転職エージェントの利用をやめておこうと考える求職者も出てくるはず。
ただ、すべてがこのような会社ばかりではないことに忘れてはいけません。
こうした経験をすると転職エージェントから距離を置こうとする人も出てくるかもしれません。
エージェントとは少し距離を置きたいけど、応募の機会を断ちたくないという場合はエージェントと転職サイトのいいとこどりができる「Jobuddy+(ジョバディ)」というサービスがあります。
・自動おすすめ求人紹介機能(登録してある希望条件や経験から紹介)
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・好きなタイミングで求人検索ができる(せわやきサポート、ほどよくサポート、ひかえめサポート)
ポテンシャル採用求人がメインということもあり、異業種や異職種への転職チャレンジにも望みが持てます。
Jobuddy+は株式会社コンシェルテックが運営しています。
・ひどいと感じた実際の体験談
・採用内定通知とは違い、面接通過の連絡には法的な拘束力はない
・年齢を重ねるほど異業種や異職種へのキャリア採用は狭き門となる
・転職エージェントと転職サイトの中間的な立ち位置のJobuddyといったサービスも存在する
本日は以上です。