ジョブチャという新サービスが始まったと聞きました。
どういったものですか?
まだまだ新しいサービスでしたよね?
僕自身も登録してみましたので少し解説させていただきます!
・どこの会社が運営しているの?
・ジョブチャの特徴
・会社目線で見た場合の評価
「ジョブチャ」について
ジョブチャは「SBヒューマンキャピタル」という会社が運営する新しいタイプの転職サイトです。
SBヒューマンキャピタルはイーキャリアやキャリオクといったサイトも運営しています。
ジョブチャはかんたんに言ってしまえば、求職者と企業のマッチングサイトです。
- 求職者が企業に対して「いいね!」をする
- 企業が求職者に対して「いいね!」をする
- マッチングが成立した後は、チャットでやりとりをして応募へ
この3つが簡単なフローです。
がっつり転職活動というよりは気軽に転職活動をするためのツールという位置づけで考えて良いです。
公式のYouTubeでも簡単に利用できることを前面に出しています。
企業の目線から見た「ジョブチャ」
転職活動を進めていく上で、履歴書なしで最後まで進むのは極めて稀なケースだと言えます。
職制や会社のカラーにもよるところは大きいですが、総じて言えばほとんどないのが実態でしょう。
少なくとも履歴書に代わるエントリーシート的なものの提出が求められることが多いです。
企業側には履歴書がないことで求職者の応募ハードルが一気に下がるメリットがあります。
一方で、応募者の経歴が目で確認できないデメリットも大きいです。
履歴書の必要・不要、どちらがいいとは一概には言えませんが企業的にはデメリット感の方が大きいです。
ジョブチャへの登録
どれくらい簡単なのか一度、登録してみます。
「最短3分で登録完了、無料で始める」をクリックします。
シートは11項目あるようです。
最初はメールアドレスとパスワード設定から。
次に出てくるのは、性別、生年月日です。
次は希望勤務地(市町村レベルまで)、希望職種。
次は経験職種、保有スキル。
次は希望年収、自分自身の特徴。
次はプロフィール非表示の会社選択、携帯番号。
これでプロフィール入力が完了です。
出来上がった自分のプロフィールが確認できます。
あとは企業との出会いを求めていくだけです。
ここ最近は、気軽な気持ちで転職活動を行うといったコンセプトを前面に出したツールが増えてきました。
たしかに応募ハードルを下げてくれはしますが、転職活動ってそんなに単純なものでもありません。
1つのツールとしては活用できますが、そこだけで行うことには一定の注意も必要です。
【本記事のまとめ】たしかにジョブチャは気軽に登録利用ができるツールだと言える
今回、求職者としてジョブチャに登録をしてみましたが非常に簡単でした。
登録が簡単なだけではなく、企業への「いいね!」含めて、利用することも簡単です。
そういった点では非常に利用ハードルが低いと言えます。
ただし、企業の内部も見えづらい反面もあります。
そこは担当者とチャットで頻繁にやり取りをしてカバーするしかありません。
ここ最近は、メールやチャットだけで面接申込みや日程調整ができてしまう時代になりました。
企業目線で言えばデメリットもあります。
少なくとも「履歴書なしで気軽に転職」ということを謳ってあることによる企業側のデメリットは大きいです。
- エントリーシートの提出を求めることに対する企業側の心理的ハードル
- 採用レベルに達していない応募者の増加、増加に伴う選考にかかる工数の増加
- 候補者の判断をする材料が少ない
結果的に、企業も一部の候補者に限って「いいね!」をしてマッチングを図るので、選考ハードルが高いままで変わらない可能性もあります。
求職者も、企業も少し安易な気持ちで応募があればいいなという感覚で利用すべきツールです。
・どこの会社が運営しているの?
・ジョブチャの特徴
・会社目線で見た場合の評価
・履歴書なしで気軽に転職ができるということを謳っている
・求職者から企業に対する「いいね!」、企業から求職者に対する「いいね!」、双方の「いいね!」があって初めて成立するマッチングスタイル
・気軽に利用できる反面、やはり大きなデメリットもあるのが実態
本日は以上です。