求人サイトにもモバイルファーストインデックスの考え方が必須

モバイルファースト、モバイルファーストインデックスといった用語を聞きました。
採用においても必要なことですか?簡単に知りたいです!

サイト作りには大切なことですよね。
かんたんに解説させていただきます!

本記事の内容
・モバイルファースト、モバイルファーストインデックスについて
・求人サイトにも必要な考え方なの?
・Googleの検索エンジンは理解できるの?

Googleは、検索エンジンにおいて「モバイルファーストインデックス」への移行を表明しています。

それだけ、モバイルファーストの考え方は大切になってきているということです。

とはいっても、これらの知識はネット系の仕事をしていない人にとっては、やはり理解が難しいもの。

自分自身への備忘録も兼ねて、少し記事を書かせていただきました。

僕はネット系の仕事とはかけ離れた内容を担当していますし、勉強しながらの知識しか持ち合わせていません。

【まずは前提知識】モバイルファーストとは

モバイル、ファーストということでそのまま日本語に訳せば「持ち運びが1番」。

でも、これでは何のことか全く意味がわかりません。

ちなみに、モバイルはモバイル端末のことを指しています。

もちろん、携帯端末(モバイル)向けのサイトを最初(ファースト)に作るという意味でもありません。

パソコン画面ではなく、スマートフォンやタブレット画面で閲覧・利用することを前提に作られることが「モバイルファースト」と言われています。モバイル端末で閲覧されたときの使いやすさを重要視することです。

パソコンではなく、モバイル端末のユーザーを意識したサイトのことです。

モバイルサイトを軸にして考えた場合、パソコンサイトとは違うコンテンツの作り方をする必要があるということです。

これは、ウェブ系の知識がない人にとっては非常に分かりにくい内容です。

まったく分からない場合は、まずは「スマートフォン最適化=モバイルファースト」と理解してみることをオススメします。

ポイント
・正確に言うと、必ずしも「スマートフォン最適化=モバイルファースト」ではない
・最適化のことをレスポンシブデザイン、モバイルフレンドリーとも言う
・最適化とはそのデバイスを見たときに、それに合わせて表示が変わることを言う

最近作られたサイトであれば、だいたい最適化やモバイルファーストは実装されていることが多いはず。

モバイルファーストに対応できているかどうかを確認するにはGoogleの公式ツールがおすすめです。

▶︎Google公式ツール「モバイルフレンドリーテスト

実際に確認してみました。

当ブログはモバイルフレンドリー対策はできています。

引用 Google

一方、対策できていないサイトだとこのように診断されます。

引用 Google

モバイルファーストインデックスについて

モバイルファーストから派生したワードに「モバイルファーストインデックス(MFI)」があります。

MFI=モバイルサイトを軸にインデックス登録がなされ、モバイルサイトを軸に検索順位が決められること

Googleが導入するとリリースしてから何回か延期になった経緯がありますが、2021年3月に実施されています。

モバイルファーストインデックスへの対応次第で、GoogleにおけるSEO順位に影響が出てきます。

上位表示だったサイトが検索順位を落とすことがあれば、その逆もあり得るということです。

パソコンサイトからGoogle検索をした場合と、モバイル端末からGoogle検索をした場合に、若干の順位変動が出るのはモバイルファーストインデックスの影響でもあります。

最近の求人サイト

メジャーな求人サイトであれば、まずモバイルフレンドリーのサイトだと言えます。

そうでない求人サイトを探す方が難しいくらいです。

タウンワーク
引用 タウンワーク

パソコンでは、上記のように見えるサイトもスマホで表示すると以下のように変わります。

タウンワーク
引用 タウンワーク

パソコンのサイトをそのままスマートフォンで見ることは不可能ではありませんが、使い勝手は悪いです。

モバイルフレンドリーの持つ重要性がよく分かる一例です。

単純に見た目が変わるだけではなく、最終的にはユーザーの離脱防止が着地点になるのです。

モバイル端末からのアクセス率

求人サイトにおけるモバイル端末からのアクセス率を調べてみました。

サイトごとの特性や、データ収集期間によって傾向は変わりますので、参考程度にしてください。

2020.10.1~11までの11日間
分かったこと
・スマートフォンからのアクセスよりPCからのアクセスの方が多かった
・詳細PVへの遷移率はスマートフォンからのデータが上
・応募獲得数はスマートフォンからのアクセスの方が断然上

数字だけですが、このようなことが言えます。

スマートフォンの普及率がもっと増していけば、結果はもっとスマホ側に寄ると思われます。

【本記事のまとめ】モバイルファースト(インデックス)対策は必須

Googleのリリースによれば、今後いかにモバイルファーストという考え方が大切かが分かります。

スマートフォンやタブレット端末の普及を考えると、SEO対策の前提になることは間違いありません。

検証結果だけを見れば、ほとんどのユーザーはスマートフォンを使って求人応募していることが分かります。

閲覧数はあまり差異はありませんが、顕著な差が応募数に出ています。

ここ最近は、ネット検索も仕事探しもスマートフォンを中心に行われているということです。

今後、ますますこの傾向は進んでいくと言えます。

本記事の内容(もう一度)
・モバイルファースト(MF)、モバイルファーストインデックス(MFI)について
・求人サイトにも必要な考え方なの?
・Googleの検索エンジンは理解できるの?
本記事のまとめ
・MFはモバイル端末での閲覧をベースにしてコンテンツ作成、サイト作成をする考え方
・MFIはモバイルサイトを軸にインデックス登録され、検索順位が決められること
・GoogleはMFIを既に導入していると公言
・今後のSEO対策ではモバイルサイトをより重視しなければいけない(求人サイトも例外ではない)
・ユーザーは基本的にモバイル端末を使う傾向にある
・Googleの検索エンジンを理解することは難しいので、情報がリリースされたときに個別対策を取ればよい

本日は以上です。

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