タウンワークが紙じゃなくてネットメディアになってきたと感じた出来事

求人メディア

採用担当をしている人に「紙メディアの中で一番メジャーで安定感のあるものは何ですか?」と質問したら、おそらくほとんどの方が「タウンワーク」と答えるのだろうと思います。事実、僕自身もそのように考えています。求人誌としてスタートしたタウンワークも時代の変化とともに大きく変わってきました。本日はそんな内容の記事になります。参考程度にお読みいただければと思います。

求人メディア評価のポイントって何があるのか

メディアの評価をする際のポイントとしてはどういったことがあるのでしょうか。もちろん、評価する人によってそのポイントが異なるはずです。

  • どれだけたくさんの求人情報が掲載されているのか
  • そのメディア自体の知名度
  • 読みやすさ(紙)、使いやすさ(サイト)
  • 発行部数、設置部数(紙)
  • ユーザー数(サイト)
  • 掲載料金
  • コンバージョン数(応募数、採用数)
  • コストパフォーマンス

このようなことが挙げられます。

なぜタウンワークが日本一の紙メディアだと思うのか

採用担当として長い間、タウンワークを使わせてもらっています。ほかのどのメディアよりも多くのお金を使ってきました。これは現在進行形なので、いまでも同じです。

いろいろな紙メディアを使ってきましたが、1番の紙メディアだと思う理由としては1点です。

タウンワークに代わる紙メディアが、1つも見当たらないから必然的に1番になるのです。

いろいろなメディアを試してみるのですが、取って代われるものが見つからないのです。以前は有力誌もあったのですが、時代の流れとともに廃刊となり、現在はタウンワークの1人勝ちみたいになっています。なぜ代わるものがないのかというと、

  1. 全国の主要都市はほぼ網羅している発行体制
  2. アルバイトから正社員まで幅広い雇用形態での募集に対応している
  3. 著名人を起用したコマーシャルの影響もあり、幅広い世代からの支持率が高い
  4. サイト版と上手く連動しており、網を広げることができる
  5. 充実のユーザー数を誇る
  6. いろんな意味で会社サイドとして使い勝手が良い

こういったことが挙げられます。間違ってはいけませんが、もちろんタウンワークには素晴らしい点がたくさんあります。他がダメだからという理由だけで1番だと言っているのではありません。

タウンワークが完全にネット化したなと感じるプランがスタート

タウンワークはご存知の通り、求人誌からスタートしました。

いつだったか忘れましたが、タウンワークネットが始まり、それに付随する「サーチローテーション」だったり「iプラス」といったプランが始まったり、いろいろなオプションプランが現在も展開されています。

ですが、2020年の夏にスタートしたプランで、完全にネット化してしまったなと感じました。

  • タウンワークネット2週プラン
  • タウンワークネット4週プラン

この2つのプラン内容は、求人誌に1回掲載をして、あとはタウンワークネット2週継続して載せる(2週プラン)、4週継続して載せる(4週プラン)というものになります。

最近、僕自身が受ける営業としては、こんな感じです。

タウンワークに掲載して貴重な誌面のユーザーを拾って、さらに重要な流入源であるインターネットユーザーも拾うことができるという大変有効なプランです。最近は、ネット応募率の方が高いので、長期で掲載をすることによって応募コンバージョンをさらに高めるコストパフォーマンスに優れた掲載プランなのです。

ある営業担当者Aさんのフレーズ

ところが、違った解釈もあります。

最近は求人誌よりもインターネットからの応募流入が圧倒的に多い背景があります。タウンワークってインターネットだけの掲載ができないプラン構成になっています。求人誌の方はとりあえず1回だけ掲載して、タウンワークネットへの4週の長期掲載を1番の目的とするプランがあるのでオススメします。

ある営業担当者Bさんのフレーズ

僕はBさんの見解の方が正論ではないかと思っています。もはや、紙に頼る時代ではなくなってきたということです。

どれくらいのお得感があるのか

実際にどれくらいの価格差があるのかを調べてみました。

こういうメディアの比較をするときにいつも困るのが、全く同一のプランが存在しないので単純な比較ができないことです。

インターネットに4週間継続をして掲載した場合にどのようなプランがあるのでしょうか。勤務地は愛知県、誌面は東海版に掲載するという条件の下での単純な比較を行いました。金額面だけの比較です。

タウンワーク
出典 タウンワークメディアガイド

①タウンワーク(東海版)A1プランを4回掲載

A1プラン 18,000円✖4週=72,000円(税抜)

②タウンワークネット4週A2プランでの掲載

A2タウンワークネット4週プラン 54,000円(税抜)

③タウンワークネット2週A2プランでの掲載

A2タウンワークネット2週プラン 43,000円✖2週=86,000円(税抜)

メリット・デメリットを含めて表にまとめてみました。

考えられるプラン税抜価格メリットデメリット
①TW(A1)4回¥72,000求人誌に4回掲載できる掲載紙面が小さすぎる
②TWネット4週¥54,000一番値段が安い募集終了でも4週間継続がマスト
③TWネット2週2回¥86,000求人誌に2回掲載できる一番値段が高い
プランごとの比較表

今回新しくスタートしたプランは確かに一番格安の掲載プランになります。

長期掲載のメリットを最大限に引き出したものですが、途中で募集が終了してしまった場合に残りの期間が無駄になってしまうというデメリットもあります。

ネットに4週間掲載するということを前提にした場合は他のプランより18,000円お得な構成になっています。

タウンワーク
出典 タウンワークメディアガイド

同じ紙面サイズでの掲載という点で考えると、36,000円✖4回=144,000円となり、90,000円もお得になっています。(メディアガイドにも記載があります。)

【まとめ】格安を目玉に営業拡販しているという事実

僕自身はこのプランの営業を何度か受けています。社内でも結構浸透してきています。

採用をする側にとっては求人誌よりもネットの重要性を認識しているからだと思います。

リクルートは誰もが知る大企業なので、顧客である会社や読者のニーズに対するアンテナは非常に高く、会社にとっては魅力だと思えるプランを定期的にリリースしてきます。基本プランがあって、それに手を加えてくるパターンも多いです。売上の生み出し方もとても上手です。

ここ最近リリースされるプランは、ほぼネットに紐づいたものになっています。

  • iプラス、iプラス2、iプラス3
  • サーチローテーション、サーチローテーション2
  • オウンドパック
  • 社員強化プラン
  • タウンワークネット2週プラン、タウンワークネット4週プラン

ネットというよりもスマートフォンという言い方が的確なのかもしれませんが、誌面ではなくネット化が進んでいます。今後もこの傾向は変わらないはずです。4週間の掲載なんて正しくそのものだと思います。

同じ原稿を繰り返し使えるネットは運営側にとっても余計な経費はかかりません。そういった点ではますますタウンワークがネット媒体のようになってきたと言えます。

本日のまとめ

タウンワークネット4週プランに限らず、最近生み出されるオプションはほぼネットに紐づいたものなのでネット化してきたのは事実だと言えます。1人1台はスマホを持って、というような時代背景なので自然の流れです。求人誌については今後、ますます衰退するのだろうと予測されます。業界トップのタウンワークもまだまだ厳しい状況が続きます。

本日は以上です。

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