ミイダスからかかってくるしつこい営業電話には要注意

人事部門での仕事を担当しています。ミイダスから営業の電話がかなり多くて困っています。皆さんのところも多いですか?

僕自身も何度か電話を受けたことがありますし、今でも定期的にかかってきます。
たしかに頻度としては高いと思います。

本記事の内容
・ミイダスというサイト
・ミイダスという会社
・営業電話の内容

以前、求職者の立場でミイダスに登録をしたことがあります。

今回は求人募集を出す会社側の立場で営業の電話を受けました。

ミイダスというサイトのことは知っていても、提案内容としては今まで受けたことのないタイプのものでした。

電話の頻度が高く、ネット検索でも「ミイダス しつこい」というネガティブなキーワードで、よく検索をされているようです。

僕の経験も踏まえて、記事を書かせていただきます。

ミイダスという転職アプリについて

求職者目線で書いた過去記事になりますので、お時間のある方はお読みください。

ミイダスは自分の市場価値が分かるサイト【登録方法の解説】

まず斬新だなと感じるのは、自分の想定年収が提示してもらえることです。

引用 ミイダス

これは今までのサイトには、ほとんど見られなかった機能の1つです。

改めて第三者から想定年収を伝えられると、良くも悪くもなんとなく「そうなんだ…」という気分にはなるものです。

ミイダスは基本的には正社員向けの転職情報サイトだと言えます。

以前は条件を入力した仕事の検索はできませんでしたが、現在は少し機能改善されています。

ミイダスに設定されている3つの軸
・年収
・仕事内容
・勤務地
現在では福利厚生や社風など多岐にわたって入力・検索ができるようになっています。

不慣れだということも影響しているかと思いますが、個人的には使いづらいと感じたシステムでした。

ただ、表示案件が増やされることで選択肢も広がります。

希望する条件に合致した案件が表示されたり、自分に似たユーザーに届いたスカウトの平均年収をベースに想定年収が算出されています。

表示年収くらいあれば、自分でも大体は理解していることなので、裏付けのデータとして利用するといいです。

ただ、現時点の実力年収よりも高めの数字が表示されがちです。

高めの数字に対して、希望を持てる人と半信半疑の人に二分されるのではないでしょうか。

ミイダスという会社について

アプリの名前である「ミイダス」がそのまま会社名となっています。

ミイダス株式会社が正式名称です。

ミイダスは総合人材サービスのパーソルグループの1社で、2019年4月に法人化されました。

まだまだ若い会社です。

ヘッドオフィスは東京都渋谷区、新宿区にも拠点があります。

法人に対しても、個人に対しても積極的に営業の電話やアプローチをかけています。

ミイダスから受けた1回目の営業

ミイダスのサイトジャンルはダイレクトリクルーティングになります。

ダイレクトリクルーティングとは会社側から積極的に求職者に働きかけをしてアピールをする手法です。

営業の頻度が高く、本題への持っていき方もかなり強引な手法だと感じました。

初回の内容はアプリの提案をかねて、マイページを作らせてほしいとのこと。

補足
僕はグループ会社3社の採用業務を担当していて、全部の回線の電話に出ています。
3社すべてに電話が何度もあり、毎回の対応が面倒でマイページを作成しました。

▶「登録だけでも」というフレーズにうまく乗った形になります。

後の電話で、「登録ありがとうございます。なぜ登録されたのですか?」と聞かれても、困ります。

アカウントを作ってよいかと言われたのでOKしただけですと回答したら、アポインターもフリーズしてしまいました。

マイページを作ること自体は無料ですし、とくにこちらとしては困る理由はありませんでした。

ただ、失敗したのは3社分が僕の名前で登録されていることです。

毎回僕のところに電話が入ってしまうのです。

正式な採用責任者はそれぞれの会社ごとにいることを話すのですが、ミイダス側の社内連携が悪くて毎回リセットされてしまうのです。

結局、同じ内容の電話を何度も受けることになります。

ミイダスから受けた2回目の営業

その後、さらに営業がありました。

サイトの説明がもう1回あり、今後の流れに関する話でした。

内容
・登録者の大まかな内容を見せて、募集求人にどれくらいの人がマッチするのかの確認
・募集にかかる予算の提示
・時間は10~15分で完結する

辞退を申し出た理由は5点

  1. 訪問して打ち合わせするまでは見積金額が出せない
  2. 新規営業が10~15分の話で済むはずがない
  3. 募集職種がミイダスの登録者とマッチしないと判断した
  4. 営業手法が強引で不快に感じた
  5. 社内連携があまり上手く行っていない会社なので不信感を抱いた

訪問するまで、予算提示がされないということが一番の理由です。

一例として、大企業の見積を教えてもらいました。

月30万円×12ケ月=年間360万円(あくまでも大企業の場合という条件)
▶︎ 企業規模と採用見込み数によって見積金額は異なります

【本記事のまとめ】活用できるツールかもしれないがミイダスからの営業電話はかなりしつこい

ダイレクトリクルーティングのサイトは今後もシェアを拡大していくと言われています。

そうした背景もあり、ミイダスというサイトコンセプト自体には面白いものがあります。

ミイダスでは人材分析ができたり、採用から入社後の定着までをサポートするサービスもあり多方面で活用できます。

だからこそ強引な営業電話ではなく、電話を受ける側の意向も汲み取りながら進めてもらいたいものです。

強引すぎる営業手法には、マイナスな印象を持ってしまいます。

あまりにもしつこい営業電話の場合は、公式サイトから意見投稿することをお勧めします。

引用 ミイダス
本記事の内容
・ミイダスというサイト
・ミイダスという会社
・営業電話の内容
本記事のまとめ
・ミイダスは転職情報アプリの1つ(ジャンルはダイレクトリクルーティングに近い)
・営業手法はかなり強引で現時点での印象はあまり良くない
・ミイダスは社内での連携はあまり取れていない印象を受けた
・対面営業のときまでサービス利用料金が教えてもらえない 
・無理を言って出してもらった見積もりとしては大企業のケースで月30万円のサイト利用料
・しつこすぎる営業を受けた場合は公式サイトの問い合わせフォームから連絡すればいい

本日は以上です。

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