先月からインディードの運用を代理店にお願いしています。
請求明細が書かれていません。どうやって計算しているのか
分かりにくいので、アドバイスいただけませんか?
代理店にお願いすれば、必ず手数料がかかりますもんね。
インディードだけではなく、すべての運用型求人広告が
同じようにかかります。
・代理店への支払いって?
・今後の運用手数料支払いについて
一般的な求人サイトに掲載した場合の請求・請求方法は、とても単純明快です。
- 掲載課金(1回掲載するごとに所定の掲載料が発生)
- 応募課金(1件応募があるごとに所定の課金が発生)
- 採用課金(1件採用するごとに所定の課金が発生)
今回は分かりやすく「インディード」としましたが、
求人ボックスや、スタンバイでも同じことが言えます。
もちろん、インディードは掲載したからと言って、必ず課金されるわけではありません。
インディードに掲載した場合の請求で分かりにくいポイントは2点。
- インディードの運用は代理店を介して行うことが大半(運用手数料が発生)
- 一覧表示から詳細表示を見るために、1回クリックされるごとに課金が発生
分かりにくくさせているのは代理店が設定する「マージン」の存在

1クリックされるごとに所定の金額が発生する「クリック課金」は、意外と単純だったりします。
もちろん、クリック単価の設定はそれぞれのサイトで異なります。
代表的な求人検索サイト名 | クリック単価の設定 |
indeed | 完全な自動調整 |
求人ボックス | 自動調整・任意設定 |
スタンバイ | 自動調整・任意設定 |
インディードだけが完全自動調整です。
AIが勝手に決めるクリック単価となります。
比較的、シンプルなはずなのに分かりにくく感じてしまうのは、運用代理店による手数料のせいなのです。
それが「✅ インマージン」と「✅ オンマージン」です。
正確に言うと、マージンのかけ方が2通りあるから余計に分かりにくいのです。
また、代理店ごとの設定で統一されていないのも要因の1つです。
インマージンについて(in-margin)
「in」と付いていますので、運用総額の中にマージンが含まれている、「イン」していると考えれば良いです。

マージンの算出計算式は30万円×20%=6万円
チャージ額24万円+マージン6万円=支払30万円
インマージンの場合は…
純広告費:24万円
運用手数料:6万円
これで合計30万円(税抜)となります。
オンマージンについて(on-margin)
「on」と付いていますので、運用広告額に対してマージンを乗せる、「オン」していると考えれば良いです。

マージンの算出計算式は25万円×20%=5万円
チャージ額25万円+マージン5万円=支払30万円
オンマージンの場合は…
純広告費:25万円
運用手数料:5万円
これで合計30万円(税抜)となります。
仮に、同じチャージ額だったらどうなるでしょうか?
インマージン | オンマージン① | オンマージン② | |
チャージ額(運用額) | ¥240,000 | ¥240,000 | ¥250,000 |
マージン額 | ¥60,000 | ¥48,000 | ¥50,000 |
総額 | ¥300,000 | ¥288,000 | ¥300,000 |
同じ30万円支払いで見た場合に、インマージンよりもオンマージン②の方が運用額を1万円増やすことができます。
掲載する会社側から見て、オンマージンの方が
少しだけ得なのです。
【本記事のまとめ】今後のスタンダードな請求はオンマージン方式に変わっていく

インディードに限らず、求人ボックスにしてもスタンバイにしても、運用型求人広告の請求は2通りあります。
✅インマージン
✅オンマージン
の2通りです。
とは言え、今後はオンマージン方式で統一されていくことになると言われています。
広告に使用する運用額(チャージ額)を決めて、そこにマージンを載せる方がよりシンプルだからです。
端数も生じませんからね!
また、オンマージン方式の方が同じ総額でも運用額が多くなるといったメリットもあります。
indeedを運用する際は、こうした細かいところまで理解をした上で運用すると良いでしょう。
・代理店への支払いって?
・今後の運用手数料支払いについて
✅インディード、求人ボックス、スタンバイが代表的な運用型求人広告
✅運用は代理店を挟むケースがほとんどで、基本的には15~20%程度の運用費が設定されている
✅マージンの計算方法は2通りある(インマージン・オンマージン)
✅オンマージンの方が会社にとっては得である
✅今後はオンマージン方式で統一される
本日は以上です。