求人応募受付は休日であってもするべき項目【優先事項】

休日の応募対応ってどうやっていますか?とくに長期連休中はどうしていますか?

アドバイスさせていただきます。

この記事の内容
 ・休日の応募対応って必要なことなの?
 ・休日に求人応募って入るものなの?
 ・長期連休中の応募対応はどうしているの?
 ・どうやって対応するのが会社として一番いいの?

時代の流れに沿った形で、休日や連休は一昔前に比べると増えてきたと言えます。

とくに連休が増えたり、有給が取得しやすくなってオン・オフのメリハリが付けれるようになりました。

もちろん会社や業種によって異なりますが、全体的な傾向としてはそのようなことが言えます。

連休なんて全然ないという方もいらっしゃるかと思います。

業種によって休日の曜日が異なったり、連休が一般的な時期とは違った形で用意されていることもあります。

休日や連休の際に、採用チームにおいてカギになるのは、応募対応のあり方です。

応募者ファーストを優先すべきか、社員のリフレッシュを優先すべきか、とても難しい判断です。

参考程度にお読みいただければと思います。

休日の応募について

求人誌などの紙メディアよりも、求人サイトなどのネットメディアの占める割合が大きくなっています。

求人業界の市場としてはネットの方が断然大きく、それに伴ってネットからの応募のほうが多くなっています。

コロナ禍も影響して、自宅で閲覧できるサイトにメリットを感じたり、複数の会社に一括応募ができる手間のかからないネット応募経由の割合が増えています。

また、indeedや求人ボックスなどのアグリゲーションサイトの存在もネット応募の傾向を強くしています。

とは言っても、電話で応募してくるケースもまだまだあるのが実情です。

参考に、2021年の夏季休暇中の応募の状況を見てみます。

インターネット応募 15件
電話応募 5件
合計 20件
2021.8.12~8.15(4日間)の応募データ

繰り返しになりますが、社員区分や業種、事業内容にもよるので、全てが同じ結果となるわけではありません。

ネット経由だけでなく、電話での応募もそれなりにありました。

少し記事内容は異なりますが、同じような検証を過去記事で行ったことがあります。

休日などの営業時間外に受ける求人応募の対応方法について【事例】

昨年の実績との比較

過去の実績と比較してみます。

まずは、年末年始の実績です。(2019年と2020年)

インターネット応募19件
電話応募3件
合計22件
年末年始 2019年(2019.12.28~2020.1.3)
インターネット応募21件
電話応募2件
合計23件
年末年始 2020年(2020.12.28~2021.1.3)

次は、夏季休暇の実績です。(2019年と2020年)

インターネット応募24件
電話応募2件
合計26件
夏季 2020年(2020.8.12~8.15)
インターネット応募15件
電話応募5件
合計20件
夏季 2021年(2021.8.12~8.15)

データの都合上、曜日は気にせずに同じ日付で比較してみました。

応募が「0」となった経路はありませんでした。

【まとめ】応募以外の内容もあるので電話は担当者につながるように設定しておくべき

最近の応募対応のトレンドの中に「スピード対応」があります。

申し込みの後の対応の早さや、親切な対応をしてくれるかどうかで会社を選ぶ応募者が多いことが背景にあります。

結果としては、やはり長期休日中であっても対応ができる体制を整えておくのが理想だと言えます。

休日なので、チームの中で誰が対応すべきなのかという問題はあります。

面接実施の歩留が悪い会社は、応募受付の仕組みから変えてみると、意外に良い結果に結び付くこともあります。

応募者ファーストの視点で前向きに取り組んでみましょう。

せめて電話応募対応やネット応募対応は連休中に、その都度対応ができるようにしておくことをおすすめします。

完全デジタルに移行するのではなく、少しアナログ要素を残しておくことも事業運営においては大切です。

本記事のまとめ
 ・休日や連休中であっても求職者の応募が完全になくなることはない
 ・ネットメディアが中心だが、まだまだ紙メディアからの応募もあるのが実態
 ・ネットメディアが広がったこともあり、現在は紙からの応募よりもネットからの応募の方が多い傾向にある
 ・休日中であっても応募受付の対応が取れる体制を整えておくべき(ネット・電話ともに)
 ・休日対応も業務の1つなので、誰がどのように担当するのかはよく検討すべき問題
 ・応募対応においてはアナログ要素を残しておくことも大切です

本日は以上です。

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