どの会社もindeedを意識した採用活動をしていますよね。
ところで、Indeed社って儲かっているんですか?
求人まとめサイト1位のサイトですからね、きっと儲かっているんだと思います。
リサーチしてみましたので解説させていただきます!
✅Indeed社はどういった会社と協力しているの?
✅Indeedという会社について
テレビCMだけでなく、バナー広告や営業の電話などでもよく「インディード」の名前を聞きます。
よく名前を聞くということは、知名度が高く、いろいろな会社や求職者が利用しているからともいえます。
採用のステージではindeedを活用している会社は非常に多いです。
求人サイトを運営している会社も、「indeed連携」を売りにしたり、必死に対策をしたりしているほどです。
王道になりつつあるindeedを外して採用活動を進める会社はレアな存在だと言えます。
ふだん採用の仕事をするうえで、運営会社の売上高は気にしたことがありませんが、今回は日本でも欠かせない存在となったIndeed社のことが気になったので、少しリサーチしてみました。
indeedというサイトについて
よく、indeedは「求人検索サイト」「求人検索エンジン」だとか、「求人まとめサイト」と呼ばれます。
すこし難しい言葉を使って「アグリゲーションサイト」と呼ぶこともあります。
正直、どの呼び方が正解といったものはありません。求人広告を運営している会社でも、呼び方はバラバラです。
用語解説については、過去記事で書いた用語集をお読みください。
Indeed社はアメリカに本社がある法人です。現在は株式会社リクルートの子会社となっています。
以前、リクルートに買収された経緯があって子会社になっています。
詳細については、過去記事をお読み下さい。
日本でindeedについての事業展開をしているのは、Indeed Japan株式会社なのです。
Indeed社の売上について
Indeed社はアメリカの法人なので、なかなか売上高の資料は見つけられませんでした。
親会社である株式会社リクルートの連結決算額は容易に調べることができますが、Indeed社の単体売上だけを切り取って確認できる資料は見当たりません。
リクルートの決算公告でもindeed事業の具体的な売上高は不明です。
なお、リクルートにおいてはindeedはHRテクノロジー事業の中に含まれています。
そのような状況でも、いくつか小さな材料を見つけることはできました。
ある程度、参考になるはずです。
年次 | 売上(約) | 引用元 |
2019年 | 3,000億円 | DIAMOND online |
2018年 | 2,170億円 (19億7,600万ドル) | Business Insider |
2014年 | 400億円 | DIAMOND online |
メディア会社の人によれば、2020年の売上は2,000~2,500億円くらいだろうと言われています。
2021年は売上を顕著に伸ばしており、上半期だけで2,000億円を達成したと聞いています。
Indeed Japan社の売上
Indeedの日本法人はIndeed Japan株式会社(インディード・ジャパン株式会社)です。
こちらは日本での法人登記がありますので、Indeed社よりは容易に決算数字を調べることができました。
年度 | 売上 | 純利益 |
2023年 | 約680億円 | ** |
2021年 | ** | 14億9,200万円 |
2020年 | ** | 13億300万円 |
2019年 | 245億1,100万円 | 13億8,400万円 |
2018年 | ** | 8億4,768万円 |
2017年 | ** | 3億8,373万円 |
親会社のIndeed社が2020年から2021年にかけて、売上を1.5倍ほど伸ばしていると言われています。
Indeed Japanも同じような伸びだと仮定すると350億円のレンジまで到達するかもしれません。
売上高は記載されていないものもありましたが、純利益については確認ができました。
順調に数字を伸ばしてきていると言える内容でした。
【まとめ】日本法人であるIndeed Japan株式会社も堅調な数字の伸びを見せているIndeed社
求人業界では、もはやトレンドで不動の地位となっているIndeed社について調べました。
今回はIndeed社、Indeed Japan社の売上・利益に注目しました。
限られた範囲の資料しかありませんでしたが、それでも堅調に数字を伸ばしていることが確認できました。
掲載件数や有料広告のクリック単価も上昇傾向なので、まだまだ好業績が期待できます。
求人募集の面ではindeedが頭打ちになってきたとも、一部で言われています。
- 掲載案件数が飽和状態であること
- クリック単価が高騰していること
- 派遣案件を排除しつつあること
これらの要因が指摘されています。
indeedの次に活用すべきものも見つけていかなければいけませんが、同じカテゴリーのもので挙げるのであれば、Googleしごと検索、求人ボックスが有力ですが、現時点ではまだまだindeedに力及ばずです。
✅Indeed社はどういった会社と協力しているの?
✅Indeedという会社について
・売上は堅調に伸びている
・Indeed社の2019年度の売上は3,000億、Indeed Japan社の2019年度の売上は245億
・Indeed Japan社の純利益は2017年以降、右肩上がりの状況
・Indeed社はアメリカの法人、リクルートの連結決算対象の会社なので単体での売上リサーチは難しい
以上です。