休日などの営業時間外に受ける求人応募の対応方法について【事例】

採用部門でお仕事への応募対応業務をしています。
営業時間外に入る応募にどう対応していますか?

アドバイスさせていただきます。

この記事の内容
 ・営業時間外の応募対応はどうしているの?
 ・営業時間外の応募って結構あるものなの?
 ・営業時間外の応募対応はすべきなの?
 ・応募対応はどこまでやったらいいの?

僕は採用部門で、コールセンターとしての仕事も担当しています。

すべての応募に対して対応を行っています。

  • かかってくる電話に対してのインバウンド(受信)コールセンター業務
  • ネットからの応募に対してアウトバウンド(発信)コールセンター業務
  • 過去に応募のあった人に対するアウトバウンドコールセンター業務

そのなかでも、インバウンド業務にはかなりの労力を割いています。

平日は会社の代表電話にかかってくる電話の対応休日は携帯電話に転送をかけて応募対応をしています。

応募者の休日対応方法については会社によって異なるものだと言えます。

求人応募対応の事例紹介

繰り返しになりますが、僕は日頃、採用窓口として求人応募に対する対応を行っています。

電話応募の対応、インターネットからの応募対応、来社応募の対応などさまざまです。

ここ最近は、

  1. インターネット
  2. 電話
  3. 来社訪問

というのが数の多い順番です。

ここに関しては、だいたい想像が付く人が多いはずです。

念のため、実際に応募データを集めてみました。

応募数のみの数値になりますので、有効応募かどうか、面接に至ったかどうかは考慮していません。

1週間だけのデータですので、もっと長期的に見た場合は変化が起きるかもしれません。

曜日
電話応募11671031038
ネット応募 51083931048
応募合計161615131241086
ある週の応募データ(2021年4月)

こうしてみると、やはり最近の主流はインターネットからの応募だと言えます。

ただ、電話応募の数が決して低いわけではありません。

日によっては電話応募の方が多いということもあり、一概に優劣をつけることは難しいです。

土日の応募受付について

会社ごとに休日に入る応募受付の取り扱いは異なるものです。

ちなみに僕の会社では、応募受付専用のフリーダイヤル回線は休日転送をかけています。

2021年4月のある土日の応募状況を調べてみました。

曜日 土曜日 日曜日 合計
電話応募101
ネット応募 31013
応募合計41014
応募状況(2021.4月のある土日)

土日でも確かに応募実績はあります。

とは言っても、電話からの応募はほとんどないに等しいです。

実は、数年前までは電話応募もそれなりにありました。
最近は求人サイトに出稿する割合の方が断然多く、ネットからの応募の方が多いです。
また手軽に応募できるネットの方が応募者に重宝されているとも言えます。

他社よりも優位に立ちたいなら電話は転送すべき

最近の応募者の傾向としては、「1番最初に対応してくれる会社を選ぶ」ということが言われます。

応募者から直接言われたこともありますし、求人メディアの会社から言われたこともあります。

両方から言われるということはある程度、正論だと言えます。

応募獲得や採用成功に繋げたい場合、同業他社よりも優位に立ちたいと思えば、休日の転送対応が必要です。

24時間365日対応となれば人件費などもかかってしまうので、どこまで対応すべきかについては調整が必要です。

休日の応募受付における優先順位としては、

  1. インターネット応募対応
  2. 受付電話の転送対応
  3. ネット応募のサンクスメールに、通常営業日に連絡する旨の記載をする

休日に受付対応することで、採用数が増えるかということについては、正直微妙なところもあります。

しかし、対応しない・できないことで応募者を逃してしまうケースもたくさんあるのです。

【まとめ】採用数を増やしたいのであれば、やはり地道な取り組みが必要となる

何事においても成果を得ようと思えば、地道な取り組みは必要です。

採用活動であれば、応募者目線に立った応募対応が必要になるということです。

同業他社よりも優位な立場に立ちたいのであれば、やはり細かな対応が求められます。

とくに休日の受付対応については、まだまだ対応できていない会社も多くあります。

応募対応をするスタッフの労働時間などにも関わってきます。

平日・休日をしっかり分けて考えたいという若年層からは支持されない典型的な働き方の1つでもあります。

求人応募には電話、インターネット、大きく2つの経路があります。

母数や効率を考えた場合、まずはインターネット応募から対応を取っていくのが得策だと言えます。

そこからさらに優位に立ちたい場合は転送電話を利用して応募に対するフォローをさらに進めましょう。

ここ最近、採用においてもDX化が進んでいます。

素早く、人手をかけずに、効率よく採用を進めるためのツールとしてチャットボットなどの普及も進んでいます。

求人サイトとの連動が自然とできる点ではバイトルを運営するディップ株式会社のツールをオススメします。

本記事のまとめ
 ・休日などの時間外に入る応募対応に悩む会社は多くある
 ・ここ数年はネットからの応募受付が電話応募よりも多い傾向にある(すべての曜日)
 ・他社より優位に立ちたいのであれば、休日の応募対応は必須事項と言える
 ・時間外の応募対応の優先順位は①ネット応募、②電話転送、③ネット応募受付時のサンクスメールの順
 ・休日応募の対応はスタッフに負荷もかかるため、バランスを見て事業判断すべき

本日は以上です。

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