最近、なんとなくタウンワークの本質が少し変わってきたように感じませんか?
以前から噂がありましたが、2025年3月末をもってタウンワークの廃刊が決まりましたね。
各社、対策をしなければいけませんね。
アドバイスさせていただきます。
・求人メディアの評価ポイント
・タウンワークの費用対効果
・タウンワークのオプション
・長期掲載プラン
・タウンワークの廃刊
求人誌の中で知名度が高くて、安定感のあるメディアとしてタウンワークを選ぶ人は多いです。
実際、僕自身もそのように考えています。
ところが最近は少し変わってきました。
求人誌としてスタートしたタウンワークがネットメディアへと大きく変わってしまったのです。
タウンワークネットは残りますので、ネット一本化となりましたね。
求人メディアの評価項目
求人メディアを評価するときのポイントはいくつかあります。
ただ、評価する人によってポイントは大きく異なります。
・そのメディアの知名度
・読みやすさ(紙)、使いやすさ(サイト)
・ユーザー数(サイト)
・掲載料金
・コンバージョン数(応募数、採用数)
・コストパフォーマンス
このようなことが挙げられます。
タウンワークが紙メディアのなかでトップとされる理由
僕はタウンワークを使う頻度がかなり高い方です。
求人誌のなかではダントツで一番です。
そしてタウンワークが1番の紙メディアだとされる理由は1点です。
タウンワークに代わる知名度を誇る、オールラウンダー的な紙メディアが他にないから。
ほかのメディアも試してみるのですが、代わりが見つからないのです。
従来から発行されていた求人誌の多くは廃刊となってしまい、現在はタウンワークの1人勝ち状態です。
・アルバイトから正社員まで幅広い雇用形態の募集に対応している
・著名人を起用したプロモーションを定期的におこなっており、幅広い世代からの支持率が高い
・インターネット版と上手く連動しており、採用の網を大きく広げることができる
・充実のユーザー数
・オールラウンダー的な存在で会社としては使い勝手が非常に良い
もちろんタウンワークには素晴らしい点がたくさんあります。
他がダメだからという理由だけで、タウンワークが首位ということではありません。
タウンワークが完全にネット化
タウンワークは求人誌からスタートしたメディアですが、最近はすっかりネット化してしまいました。
タウンワークネットが始まり、現在用意されているオプションはネットに関するものが多いです。
2020年の夏にスタートしたプランで、完全にネット化してしました。
- タウンワークネット2週プラン
- タウンワークネット4週プラン
求人誌に1回掲載をすると、ネット版に長期掲載してもらえるプランです。
2週間掲載してもらえる2週プラン、4週間の4週プランです。
求人広告の営業担当者でも見解が分かれます。
最近は、ネット応募率の方が高い傾向にあるので、長期で掲載をすることによって応募コンバージョンをさらに高めるコストパフォーマンスに優れた掲載プランです。
タウンワークはインターネットだけの掲載ができないので、求人誌をとりあえず1回だけ掲載して、タウンワークネットへの4週の長期掲載を1番の目的とするプランがあるのでオススメします。
各プランごとの掲載金額
価格面における差やメリットがどれくらいあるのか調べました。
プランはいろいろありますが、全く同じ内容のプランはないので単純に概算金額での比較です。
勤務地は愛知県、タウンワークの求人誌は東海版に掲載するものとします。
タウンワーク(A1サイズ)を4回
1週目 | 2週目 | 3週目 | 4週目 | 合計 (税抜) | |
求人誌 | A1 18,000円 | A1 18,000円 | A1 18,000円 | A1 18,000円 | 72,000円 |
ネット版 | 1週のみ | 1週のみ | 1週のみ | 1週のみ | ― |
タウンワークネット4週(A2サイズ)を1回
1週目 | 2週目 | 3週目 | 4週目 | 合計 (税抜) | |
求人誌 | A2 | なし | なし | なし | ― |
ネット版 | あり 54,000円 | 継続 | 継続 | 継続 | 54,000円 |
・募集が終了しても掲載がストップできない
タウンワークネット2週(A2サイズ)を2回
1週目 | 2週目 | 3週目 | 4週目 | 合計 (税抜) | |
求人誌 | A2 | なし | A2 | なし | ― |
ネット版 | あり 43,000円 | 継続 | あり 43,000円 | 継続 | 86,000円 |
・求人誌とネットのバランスが取れている
タウンワークネット長期掲載プランはコストを抑えることができるのが最大のメリット。
コストは抑えることができますが、途中変更や掲載ストップができないデメリットもあります。
【本記事のまとめ】長期掲載&ネット重視&コスト削減が最近の求人掲載トレンド
ここ最近は求人誌よりも求人サイトの方が重宝されがちです。
採用をする側にとっては求人誌よりもネットの重要性を認識しているからです。
リクルートのユーザーニーズに対するアンテナは非常に高いです。
美味しいところを突いてくる力に長けており、売り上げの作り方も上手です。
現在のオプションは、ほぼネットに紐づいています。
- iプラス
- サーチローテーション
- オウンドパック
- 社員強化プラン
- タウンワークネット長期プラン
どのプランにもメリット・デメリットはあるので、うまくバランスの取れた掲載をすべきです。
全体的にはネット重視の方向性で構いません。
【追記】2025年3月に求人誌タウンワークの廃刊が決定
2024年8月5日時点の最新情報として、求人誌タウンワークの廃刊が決定しました。
タウンワークネットの方はindeed PLUSによる転載先として、まだまだ継続されます。
これで全国エリアで発刊されている知名度No.1の冊子がなくなってしまいます。求人誌として、ほかに代わるものを探すのは不可能です。
今後もますます求人メディアのネット化が進んでいくものと思われます。
・求人メディアの評価ポイント
・タウンワークの費用対効果
・タウンワークのオプション
・長期掲載プラン
・タウンワークの廃刊
・長期掲載プランはコストを抑えて長期掲載が可能
・最近のリクルートメディアの掲載オプションはネットに紐づくものばかり
・掲載企業も求職者もネットメディアを重視しがちと言える
・コストを抑えた上で長期掲載するのが最近のトレンド
・2025年3月にタウンワーク本誌(求人誌)の廃刊が決定しました
本日は以上です。