メディア選定はSimilarWebでの実力チェックからがオススメ

紹介

世の中には自分が知らない求人メディアがたくさん運営されています。僕自身も、採用担当として長いことキャリアを積んできましたが、まだまだ聞いたことのないサイトなんていくらでもあります。また、新しく求人メディアに掲載しようとする際にどのように選定したらいいのか迷うことも多くあります。メディア名を聞いてもピンと来ない、そういった時にはまずアクセス数を参考にしてみるのが一番無難だと思います。そんなときに使ってみるといいツールがSimilarWebです。参考程度にお読みいただければと思います。

SEO対策にも使われるSimilar Web(シミラーウェブ)

Similar Webには無料版と有料版とがあります。

僕も含めて一般の人は基本的には無料版を利用するケースが多いのではないでしょうか。会社などでは自社サイトのSEO対策だとか、競合ライバル会社などのサイト分析などに使われています。

今回は、僕自身も利用している無料版の方に絞った形で記事を書かせてもらいました。

アカウントを作成し、初めての利用であれば有料版がお試しで利用できます。その後、一定期間が経過すると有料版の機能は使えなくなりますが、機能制限のある無料版であれば、そのまま継続して利用できるシステムになっています。登録だけでもしてみてはいかがでしょうか。

Similar Webの何がすごいのか?

サイト解析のツールとしてメジャーなのはGoogle Analyticsですね。

ですが、Googleアナリティクスは自分の所有するサイトの分析しかできません。ほかのサイトの情報は手に入れることができないのです。

SimilarWebではどういったことが解析できるのでしょうか。無料版でも収集できるデータは実はたくさんあります。

  • 直近3ヶ月間の合計訪問数
  • 訪問デバイスの分析(PC・スマホ)
  • サイトランキング(グローバル・国内・カテゴリー別の3ランキング)
  • 月間セッション数
  • サイト滞在時間
  • 1訪問あたりのPV数
  • 直帰率
  • 流入チャネル(ダイレクト、オーガニック、SNS、有料広告などの項目ごと)
  • 国別利用者
  • 検索種別(オーガニック・有料)
  • 検索キーワード(上位5位)
  • リファラルサイト(上位5位)
  • リファラルカテゴリー(上位5位)
  • 流出先のリンク(上位5位)
  • SNSトラフィック
  • ディスプレイ広告の概要
レバテック キャリア

サイトによっては上手く表示されないケースもありますが、これだけのデータが収集できれば、相手を知る一歩目としては十分すぎます。もちろん、自社サイトの分析だとか、改善にも使うことができます。

サブディレクトリ形式になっているサイトは分析ができないURLですので注意が必要です。

ただ、Googleアナリティクスで見た訪問者数と、Similar Webで見た訪問者数には大きなズレがあるようです。どちらのサイトもあくまでも参考値として見るだけで、ちょっとした大小だけに一喜一憂する必要はありません。

求人メディア選定の際に見るべき数字

求人メディアの選定で迷っている時に特に大事にすべき項目は3点だけです。

  1. 直近3ヶ月間の合計訪問数
  2. 上位リファラルサイト
  3. 流入チャネル

では、項目と理由を説明させて頂きます。

①直近3ヶ月間の合計訪問数

単純にサイトの活況度を見るためです。

利用者数が多ければ多いほど、応募してくる人の数も当然期待ができます。また、募集をする会社・案件の数にも影響し、それぞれが相乗効果に繋がりますので、一番大事にすべき項目だと言えます。

Si
出典 similar web(当サイトとは別サイトの分析結果)

訪問数が小さいからまったくダメだということでもありません。少なくても前月比で大きくプラスであれば伸びしろがあります。プロモーションの展開次第で数字は大きく変わっていきます。訪問数が多くても、だんだん低下していく場合もありますので、数字自体は客観的に見てあげてください。

②上位リファラルサイト

アグリゲート型サイトとの連携状況を見るためです。

最近は、求人サイトに直接訪問してくる人の数よりも、indeedや求人ボックスといったアグリゲート型求人サイトを経由してくる人の方が主流になりつつあります。

ボットのクローリングにしても、スポンサー広告にしてもとにかく、そういったサイトと連携が取れているかを見ることがかなり重要です。

出典 SimilarWeb(タウンワークネットの分析結果)

上の画像は、タウンワークネットの分析結果になります。

  • 1位:インディード
  • 2位:求人ボックス
  • 3位:スタンバイ

上位3位は全て、アグリゲート型の求人サイトになります。

インディードが頭一つ抜き出ていますが、アグリゲート型求人サイトとの連携がきちんととれている何よりの証拠ですね。

③流入チャネル

オーガニック検索やダイレクト流入の割合を見ることで、サイトの隠れた実力を見ることができるからです。

オーガニック検索に優れたサイト作りってなかなか出来るものではありません。

Similar Webで分かるのは、あくまでも数値ではなくシェア率ですが、それでも1つの指標にはなってくれます。また、有料検索やディスプレイ広告に数字が入っている場合は、きちんと資金を投下しているということの裏付けでもあります。

出典 similar web(当サイトとは別サイトの分析結果)

実際に2つのサイトを比較してみました

実際に、今回比較したのは、対象領域がよく似ている「工場ワークス」と「ジョブコンプラス」という2つのサイトを比較してみました。業界での知名度もよく似ていると思います。

工場ワークスとジョブコンプラスを実際に見比べてみました

僕自身が項目ごとにまとめた表になります。

チェックした項目工場ワークスジョブコンプラス

訪問数
(直近3ヶ月)
2,189,3003,234,100
上位リファラルサイト
(求人まとめサイト)
indeed:4位(11.18%)
Yahoo!仕事検索:5位(6.41%)
indeed:2位(29.73%)
流入チャネルオーガニック検索(80.39%)
有料検索(0.09%)
ディスプレイ広告(0.40%
オーガニック検索(83.15%
有料検索(0.12%
ディスプレイ広告(0.11%)
感想Yahoo!仕事検索からの流入は
高評価が持てます。
ディスプレイ広告の割合が
高いことも魅力的です。
リファラルサイトの2位が
indeedという点については
高評価です。オーガニック
検索も割合が高く、サイト
実力はあると思います。
2020.9.28に調べた実際のデータ

数字が良かった方にはテキストに色をつけてあります。

同じ費用を投下するのであればどちらを選ぶか

先ほどの比較表で見比べてみれば、個人的な見解では「ジョブコンプラス」を選びます

あくまでも個人的な見解ですが、理由は2点あります。

  • indeedとの連携が、工場ワークスよりも魅力的だったこと。
  • 3ヶ月間のアクセス数が、工場ワークスよりも高かったこと。

もちろん、募集する職種、提案してもらうプランだとか、募集エリア、掲載期間などの条件が変われば結果も大きく変わります。今回はあくまでも同じ条件でという前提の下の記事になりますので、この選択が必ずしも正解だなんて思っていません。

【まとめ】メディア選定にSimilar Webは有効的

自分が全く知らないサイトを調べる時に、なかなか素材がないと調べることができません。運営会社から営業案内をもらったとしても、やはり別の目線でのチェックが必要になるはずです。

求人サイトを仕事で使ったり、調査するのであれば、ある程度の明確な根拠は必要になります。

今回お伝えしたい内容としては3点です。

  • Similar Webは無料版でも大きな武器になるので使った方が良い。
  • メディア選定で、特に大事にすべき項目は、①アクセス数・②リファラルサイト・③流入チャネルの3点。
  • 断片的ではなく、あくまでも総合的な判断を行うべき。あまり固執しすぎもNGです。
本日のまとめ

特に専門的な知識がない人でも、ある程度使いこなすことの出来るSimilarWebを紹介しました。無料版では利用制限がありますが、それでも十分な情報を入手することができます。有料版は結構な金額が掛かりますので、一般の人は無料版でも十分でしょう。SimilarWebを通じて得た数値はあくまでも参考程度に見るべきで、あまり固執しすぎるのは禁物です。1つ1つの数値の優劣だけを追い求めると疲れてしまいます。

本日は以上です。

プロフィール

ひーすけ主任

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  • 面接1,000名
  • 電話応対25,000名

人材会社に在籍しています

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