職転という求人サイトがあるようです。
どんなサイトなんですか?教えてください!
人材派遣サービスの会社に勤務している関係で以前、接点がありました。
サイトについてかんたんに解説させていただきます!
・サイトの特徴
・土木と建築の違い
以前、営業担当の方とお会いしたことを記事に書かせていただきます。
「職転」というサイトの営業でした。
まだ認知度は低いメディアですが、客観的な目線で紹介します。
本記事の初稿から2年経過していますので、記事のリライトも含めて書かせていただきました。
職転について
大阪に本社があるレイオール(公式サイトはこちら)という会社が運営しています。
ネットメディア事業の会社でホームページ制作をおもに行っています。
また、クラウドのシステム構築事業も行っている会社です。
ランディングページはエリアから入る形式です。
2023年のリライトの段階では、掲載エリアが大きく減っていました。
2024年8月に再確認したところ、さらに減っていました。
職人専門求人サイトと書かれているとおり、土木建築系のガテン系の職種が目立ちます。
物流関係の仕事、オフィス系(営業・事務)も設定があります。
土木・建築はひとつにされることがあるものの、厳密に言えば少し異なります。
特化型の求人サイトにおいても同様ですが、そこまで細かく意識する必要性はそれほど大きくはありません。
営業案内から分かること
営業案内リーフレットはシンプルです。(見開きの裏表1枚)
・サイト構造はシンプル、使い勝手は楽
・掲載金額は破格の安さ
・低価格で長期間掲載ができるので、効果の面では疑問点も残る
・オプションで上位表示プランがある
・1つの原稿につき、写真が6点使用できる
・indeedのクローリング対策の取り組みもされている
SimilarWebでチェック
SimilarWebでチェックしました。
SimilarWebはある程度の把握には十分使うことができます。
3ヶ月あたりの訪問数は9,216件ということで、まだ少ないです。
サイトに掲載されている会社の名前から検索流入しています。
リファラルはほぼindeedからです。
Googleでチェックしてみました
僕は愛知県からGoogle検索したので、余計にヒットしにくくなっています。
以下の検索ワードを使って検索をしました。
・Google検索は3ページ目まで確認
・Google for jobsは上位20位まで確認
検索ワード | Google検索 | Google for jobs |
転職 ✖ 現場 | ランク外 | ランク外 |
現場 ✖ 仕事 | ランク外 | (出現せず) |
建築 ✖ 転職 | ランク外 | ランク外 |
職人 ✖ 転職 | ランク外 | ランク外 |
現場作業員 ✖ 専門求人サイト | ランク外 | ランク外 |
転職 ✖ 職転 | 1ページ目 1位 | 1位 |
ガテン ✖ 求人 | ランク外 | ランク外 |
現場 ✖ 求人 | 2ページ目 最下位 | ランク外 |
どのワードで検索しても出てこないケースの方が多いのはマイナス評価でした。
2023.7月時点で再度、調べてみました。
Googleの検索表示1ページ目について調べました。
検索ワード | Google検索 |
転職 ✖ 現場 | 1位 |
現場 ✖ 仕事 | なし |
建築 ✖ 転職 | なし |
職人 ✖ 転職 | なし |
現場作業員 ✖ 専門求人サイト | 5位 |
転職 ✖ 職転 | 1位 |
ガテン ✖ 求人 | なし |
現場 ✖ 求人 | なし |
前回よりも上位表示は増えましたが、まだまだ厳しい状況です。
そういった意味では今後に期待したいサイトです。
エリアによっては掲載案件数が0件というケースもありました。(2020.12.4時点)
- 北海道
- 青森・岩手・宮城・秋田・山形・福島
- 茨城・栃木・群馬・千葉
- 岐阜・静岡・三重・滋賀
- 新潟・富山・石川・福井・長野
- 鳥取・島根・岡山・広島・山口
- 徳島・香川・愛媛・高知
- 佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島・沖縄
36県が案件0という結果でした。
SimilarWebで再確認
記事のリライト時に、もう一度SimilarWebで計測しました。(3ヶ月後)
訪問者数はそれなりに伸びを見せていますが、回遊は数値を落としています。
・タウンワークネット(4分24秒)
・ジョブコンプラス(2分39秒)
・工場ワークス(1分37秒)
いずれも2021年4月23日時点の数値(SimilarWeb)
2023.7月のリライトの段階で再度調べてみたところ、さらに数字を落としていました。
【本記事のまとめ】職転はまだまだこれからのサイトではあるが現状はかなり厳しい
SimilarWebでの実力チェックの結果や検索結果から、これからのサイトだと言えます。
ただし、アクセス数を落としていることや広告の出稿状況、そのほかの状況を加味すると今後の伸びとしては厳しいものがあります。
土木建築に特化したサイトなのでユーザー数が少ないことは容易に想像がつきます。
メインの募集手段としては課題の方が大きいので、まずはサブの募集手段として考えておくべきです。
・サイトの特徴
・土木と建築の違い
・低価格で掲載できるが、応募効果という点では大きな疑問が残る
・Google検索ではなかなか表示されない
・掲載件数が0件というエリアもかなり多い
・閲覧ユーザーの獲得が課題のサイトだと言える
・プロモーション等も予定されていないので現実的にはかなり厳しい状況の求人サイトの1つ
・土木とは、道路や橋、歩道橋、ダムなどの人が生活するのに必要なものをつくること
・建築とは、建築物を新築し、増築し、改築し、又は移転すること
本日は以上です。