イーアイデムの営業を受けました。
このサイトについて、少し教えてください。
アドバイスさせていただきます。
・アイデムってどんな求人メディアなの?
・イーアイデムってどんな求人メディアなの?
・運営会社はどこなの?
・イーアイデムの特徴は何なの?
以前、メジャーな存在だった日曜日の新聞折込チラシの「アイデム」があります。
当時は都市圏を主体とした全国区のチラシでした。
営業展開も積極的にされており、同じ日曜折り込みのチラシとして互角に肩を並べられるメディアは少なかったです。
時代の流れの中で、現在はネットメディアの「イーアイデム」に変わってしまいました。
本日は、イーアイデムがどんなメディアなのか少し書かせていただきます。
イーアイデムの運営会社
運営しているのは株式会社アイデムです。
(㈱アイデムのコーポレートサイトへのリンクはこちらをクリック)
本社は東京にあります。
・折り込みチラシとしてのアイデム:「アイデム」
・法人名としてのアイデム「株式会社アイデム・㈱アイデム」
コーポレートサイトには法人向けサービスとしていくつか記載がありました。
・人材紹介サービス
・外国人採用
・採用サイト構築
・Jobギア採用管理
・人材育成サービス
・リターム
㈱アイデムは人材の募集から育成まで幅広い事業展開をしています。
総合人材サービス事業ともいうべきかもしれません。
最後に出てきた「リターム」という用語が分からなかったので調べてみました。
どうやら採用の用語ではなくサイト名のことらしく、企業への情報発信をしているサイトのようです。
「イーアイデム」について
「イーアイデム」は求人サイトです。
使い勝手を調べてみたいと思います。
もはや求人サイトとしてはスタンダードだともいえますが、全国の求人情報が閲覧できます。
サブタイトルには「バイト/アルバイト/パートのお仕事探しはイーアイデム!」と書かれています。
よって、掲載案件の主体となるのはアルバイト・パートだと言えます。
ユーザーもそういった層が多いと言えます。
試しに、「愛知県小牧市」で検索してみました。
・アルバイト(44)
・パート(48)
・正社員(26)
・契約社員(8)
・派遣社員(99)
・紹介予定派遣(35)
※2021年4月14日時点
このような感じになっています。
アルバイト・パート案件は92件、フルタイム案件は168件の掲載があります。
サブタイトルからするとアルバイト系が主体ですが、実際にはフルタイム案件が多いようです。
また、案件をそれぞれ見ていくと、同じ会社の案件が目立ちます。
職種は異なるものの、同じ店舗での募集が8件もあります。
しかも、案件が固まって表示されてしまう状態です
同じような職種があるので、時間を細分化した募集方法を取っている
掲載順位はオプションプランが存在するか、更新した案件が上に表示される仕組みになっている
募集する企業側の都合を優先しているようです。
応募者の視点に立っているとは言えない部分もあります。
こういった表記になってしまうのは、枠商品での提供ということで、会社側が枠単位で掲載契約を行い、自由に入れ替えができるタイプのメディアによく見られます。
ただ、コラムは非常に読みやすく、参考になります。
SimilarWebで実力測定
僕が運営するサイトではありませんので、いつものSimilarWebの力を借りて、実力測定を行いました。
SimilarWebのデータでは、月間の訪問者数は320万、回遊は3.2ページとなっています。
求人メディアNo.1とも言えるタウンワークの数値と見比べてみました。
イーアイデム | タウンワーク | |
月間セッション数 | 320万 | 1,780万 |
回遊PV | 3.17ページ | 4.67ページ |
オーガニック流入 | 56.22% | 66.58% |
ダイレクト流入 | 26.11% | 25.90% |
掲載案件数 | 138,123件 | 633,705件 |
イーアイデムはタウンワークにかなり遅れを取った形となります。
【まとめ】イーアイデムはフルタイム案件も多数掲載されている
イーアイデムのサブタイトルには「アルバイト・パート」というフレーズがあります。
とはいえ、サイト内にはフルタイム案件も数多く掲載されています。
社員系とアルバイト系の案件バランスも決して悪いとは思いません。
アイデムの強みは、日曜折込チラシ・フリーペーパーを発行している点にもあります。
タウンワークでも、フリーペーパーとタウンワークネットとの2本セットしかありません。
3本のメディアミックスを取り入れている会社はほとんどありません。
強みをうまく活用したいものです。
㈱アイデムは求人メディア業界における老舗の会社ですので、信頼できるメディアの1つだと言えます。
新聞折り込みのチラシやポスティングのチラシについてはだんだんと需要は落ちてきています。
とはいえ、ユーザー層やエリアによってはまだまだ有効な場合もありますので活用は選択肢の1つです。
・時代の流れの中で折り込みチラシのアイデムはいくつかのエリアで廃止となってしまった
・現在はイーアイデムという求人サイトが主になっている
・アルバイト・パート向けのメディアだが実際はフルタイム系の案件が目立つ
・ネット・フリーペーパー・折込チラシの3本立てのメディアは珍しい
・折り込みチラシやフリーペーパーは需要が落ちているが内容によっては成果を上げる可能性も十分ある
本日は以上です。