現場リーダーから実際に受けたことのある相談事例について紹介します

コラム

僕は基本的には採用全般の仕事をしていますが、今までには労務管理や勤怠管理などの仕事をしてきたこともあります。キャリア的には圧倒的に採用周りの仕事の方が多いです。本日は労務管理の視点で経験したことをコラム的に書きたいと思います。いつもとは少し違った観点の記事になりますので、参考程度にお読みいただければと思います。

現場リーダークラスのスタッフから寄せられた質問

スタッフからこんな質問が寄せられました。

裏切られた気持ちです。 新人パートさんが突然辞めました。 辞めることは自由意志ですが、問題は辞め方です。 突然、「明日辞めます」と言われ驚きました。 上司には三週間前に申請していたようですが、 「自分で言いたいので」と口止めしていたようです。 (上司も「えっ!知らなかったの?」と驚いてました)

仕事にも職場にも慣れず、先輩からは酷評されてました。 それでも「長い目でみましょう」とフォローしていたのに・・・ 先輩だって新人のためにマニュアルつくりをしたり、 (通常は口頭で教えますが、覚えられないので) どうしたら覚えられるのかミーティングしたり… 自分のためにみんなが動いている、仕事の時間を割いて教えている ことがわかっていないのでしょうか?

辞めるにしてもそれなりの筋を通すべきだと思います。 20歳そこそこならともかく30代のいい大人ですよ。 どう思いますか?

現場スタッフから寄せられた質問

質問のポイントは「人」にあるのだと思われます

質問をしてきた方も、そのパートさんも「人」です。

人と人の関係ってなかなか画一的に区切ることができないので非常にナーバスな問題だと思います。職場での人間関係は、いったんこじれてしまうとその後、ズルズルといってしまう、ますます関係が悪くなることも多いので、仲裁に苦労をされている管理職の人も多いのではないでしょうか。

人はそれぞれ考え方、認識、受け取り方、すべて違うものです。それは、裁定をするこちら側の人であっても同じです。自分が正しいと思っていても、一般的には間違っていたり、人によっては正解であったり、間違いであったりするので常に客観的に物事を見れるようになりたいものです。

ポイント①:理由が分からない突然の退職報告

今回は新人パートさんが辞められるということで、辞める本当の理由を本人からお聞きになりましたか?また、聞いた理由は真実でしょうか?

周りのスタッフが考えている退職理由と、本人サイドの本当の理由は違うかもしれません。

周りのスタッフとしては、ひょっとしたら、仕事ができないから辞めていく、仕事が合わないから辞めていくと思っているのかもしれませんね。でも、家庭の事情や体の事情など、ぜんぜん関係のない理由だからこそ、優しくしてくれるみんなには言い辛いこともあり、上司に口止めをしていたのかもしれませんよ。

ポイント②:先輩スタッフからは酷評されていた

先輩からは酷評されていたということですが、新人パートさんということもあって、確かに仕事はできないかもしれません。

残念ながら、人には向き・不向き、適性といったものが誰にでも必ずあるものです。できないならその理由を考えたことがありますか?また、他の職務内容の仕事を用意してあげれなかったものなのか冷静に考えたいものです。

また、私自身も人間的には未熟なので、やはり評価の低いスタッフに対して、接するときにちょっとした態度に出てしまうことがあります。冷たくしてしまったり、逆にとても優しくしてしまったり…人は自分自身が周囲からどのように評価されているかを意外と感じ取るものです。

逆の立場だったとしても、おそらく薄々気付く人が多いはずです。

ポイント③:業務マニュアルの存在について

マニュアルは本来、初めからなければならないものだと僕は認識しています。

たとえ指導スタッフがいなかったとしても、本人が見て理解できるマニュアルが理想です。今回は、口頭で指導していたとのことですが、口頭指導ほど危険なものはありません。人によって教え方や教える範囲がずれることが多々あるからです。次の人のためにも、これを機に早急に整備してあげてください。

ポイント④:こちらも相手も結局は「人」

今回は明確な退職理由を告げずに辞められてしまったということですが、社会全体を見ても、そういった方は一定数の割合でいらっしゃいます。

もちろん現場スタッフの指摘も一理あります、僕は正論だと思います。正直、僕自身も経験したことがあります。そういったことを経験すると、なんでだろと思うことは多々あるわけですが、やっぱり結局は「人の内心」なので、読み通せないこともたくさんあって、難しいものなのです。

相手が家族や親友であったとしても、内心をすべて理解できないのに職場の新人さんなんて、なおさら理解できないものです。ある程度は仕方のないことと捉える必要があります。

【まとめ】どちらが悪いということは考えるべきではない

突然退職をされる方が全て悪いと思ってはいけません。本人に非があるのか、会社含めて周りに非があるのか、はっきり判別ができないからです。

自分たちの主張や意思ばかり述べていても、結局平行線のままです。

確かに今回は本人に落ち度はあるように見えますが、相手側の視点に立って考えることも必要なのかなと思います。たまたま、そういった負の状況に陥ったのはそのパートさんというだけであって、いつ自分自身がそういった立場に立たされることになるか分からないものです。

先輩たちが時間を割いて教えてくれていることには感謝していると思いたいものです。感謝の念があったからこそ、みんなに言えなかったと前向きに捉えれるくらの余裕が欲しいですね。

本日のまとめ

本日は現場で実際にあった人間関係にまつわるトラブルを事例として書かせていただきました。僕自身が解決に導いたわけではありませんが、僕がしたアドバイスをそのまま書きました。こちらも人、むこうも人、人の内心が全て完璧に理解できる人なんていません。仕事だけに限らず、いろいろなことに対していえますが、相手に対する理解と寛大な心を持って接していきたいものです。

本日は以上です。

プロフィール

ひーすけ採用主任

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