使っているATSからindeedに求人情報をデータ送信してもらっています。
とくにこちらとしては何もすることがないので便利ですよね?
たしかに便利ですよね。応募効果も高まります。
ただし、Indeed社から終了のリリースがありました。
・Indeedからのリリースについて
現在、リリースされているATS(採用管理システム)のなかで、採用ホームぺージ機能を持っているものは「indeed」との連携をウリにしているものが多いです。
連携というのは、採用ホームページに掲載している案件内容を「xmlフィード送信」という形で、indeedに情報を送信してindeedに掲載してもらうという意味です。
ATSにとっては生命線とも言えるフィード送信についての記事です。
ATSについて
ATSは採用管理システムのことを指します。
当サイトのなかでも、何度か触れたことがあります。
幅広く言えば、エアワークやジョブオプ採用管理も同じATSとなります。
すべてではありませんが、ATSの求人案件をフィード送信という形式でindeedに掲載してもらうのです。
indeedからのリリースについて
先日あったリリースとしては、「indeedのクローリングが2025年3月末をもって廃止」になるとのことでした。
自社で求人サイトを運営している会社にとっては大きな打撃となるものでした。
indeedが各会社の求人サイトの情報を吸い上げなくなりますよ、という内容のものでした。
そして今回はATSを対象とするものでした。
今まではサイトの運営側から求人情報をまとめてindeed側に送ってindeedに連携・掲載してもらっていましたが、フィード送信による連携の停止になりますので、ATSの求人情報を掲載してもらえなくなるということです。
分かりやすく比較表を作ってみました。
クローリング停止 | フィード送信の連携停止 | |
対象サイト | 自社採用サイト (オウンドメディア) | 求人ホームページ付き 採用管理システム(ATS) |
時期 | 2025年3月末 | 2025年6月末 |
内容 | 各社の求人情報内容を 吸い上げなくなる (indeedへ非掲載) | ATSにおける求人情報の 内容がindeedに掲載 してもらえなくなる |
【本記事のまとめ】indeedはクローリングの停止に続き、フィード送信による求人情報の連携までストップすることになった
今回のリリースとしては2025年6月末を以って、XMLフィード送信によるindeedへの求人情報の掲載を廃止する運びとなりました。
クローリングもフィード送信も廃止ということは、indeedに掲載をしたいのなら、
- 直接投稿で掲載する(無料・有料)
- indeedPLUSをベースにした掲載をする(有料)
この2点に絞られるということです。
厳密に言えば、indeedPLUSのプラットフォームとなるエアワークやジョブオプについてもATSであると言えます。
エアワークとジョブオプがその対象であるかどうかははっきりしていませんが、現時点では対象になっていない可能性が高いと思われます。
・Indeedからのリリースについて
・採用ホームページ機能を兼ね備えたATSが多い
・Indeedは2025年3月末にクローリングによる求人情報の収集を停止、そして2025年6月末にはXMLフィード送信による求人情報の掲載を停止することをリリースしている
本日は以上です。