派遣会社の応募対応ってあまりいいイメージが持てません。なんとなくかもしれませんが。
アドバイスさせていただきます。
・派遣会社からの電話って本数が多いような気がしませんか?
・派遣会社の応募対応ってどうやってやっているの?
・派遣会社の採用担当者の体験談が聞きたい
ふだん、僕は派遣会社の採用担当者として仕事をしています。
いろいろなところで、「派遣会社」全般に対する厳しいイメージを聞くことが多くあります。
派遣会社の応募対応に対して、なぜマイナスイメージを持たれているかを会社側の目線から書かせて頂きます。
派遣会社の応募対応について
派遣会社の応募対応は、全体的に嫌われることが多いです。
もちろん、会社や電話応対の人によって評価は変わりますが、全体的な傾向は変わりません。
対応を受ける側が、どこで評価をしているのかをまずは考えてみます。
・連絡の頻度
・対応者の誠意
・対応者のスキル
・対応の内容
・応募から最後までのタイムラグ
基本的な評価ポイントは上記6点です。
とは言っても大きく3つのカテゴリーに分けることができます。
- 連絡(時間帯や頻度、連絡方法)
- 対応者(対応スキルや対応者の熱量)
- 対応内容(応募から合否まで)
要素① 連絡の頻度がバラバラ
連絡に対するクレームとして一番多いのが、一向に「連絡が来ないこと」です。
派遣会社自体は業務の都合上、一般的な会社よりも長く営業をしているケースが多いです。
また、営業担当者が携帯を持って業務活動にあたっており、「人(応募者)」に対してマメに対応をしていることが多いです。
そのため、時間帯や祝日・休日などの曜日を問わず電話連絡してくることが多いのです。
「連絡がない」とは全く逆である「連絡が多すぎる」こともマイナス印象を強める要因です。
最終的には嫌われて応募者と連絡が取れなくなってしまうことにも繋がりかねません。
要素② 対応者
対応者に対するクレームで一番多いのが、「担当者との相性」です。
応募者と対応者との相性が良くない、ウマが合わない場合は担当変更が必要となるケースもあります。
担当者の「熱意がない」というよりは、要素①に出てきたように、「連絡がない」ことに対してクレームが発生するケースが多いです。
また、派遣先のことを細かく知っている担当者、マメにフォローしてくれる担当者、就職マッチングに熱心な担当者が好かれる傾向にあるのは言うまでもありません。
要素③ 対応の内容そのもの
派遣会社への応募対応イメージを一番悪くしているのが、「対応内容」になります。
実例ポイントとしては3点
- 求人サイトには派遣会社の案件ばかりで分かりにくい
- 応募をした案件ではなく、違う案件を紹介される・違う案件に回される
- 驚くような入社祝金の金額が書かれているが、なかなかもらうことができない・ハードルが高い
応募充足や、優先順位を理由に違う案件を紹介させてもらうケースも実際はあります。
ただし、応募者にとって「強引」「不利益」と取られないように十分な配慮をした対応が必要だと言えます。
【まとめ】派遣会社の応募対応が嫌われる理由は一方通行のコミュニケーションにあり
派遣会社の応募対応が嫌われるポイントは3点でした。
- 連絡(時間帯や頻度、連絡方法)
- 対応者(対応スキルや対応者の熱量)
- 対応内容(応募から合否まで)
そのなかでも、派遣会社が一番多く受けるクレームとしては、
- 連絡について(担当者から連絡が来ない)
- 対応内容について(募集内容が違う)
この2点が圧倒的です。
2つの共通点として言えることは、「コミュニケーション不足」です。
派遣会社からの一方通行とも言える電話やメール、応募者の意向を汲み取らないスタイルに起因します。
仕事への応募をする立場を考えた場合は、連絡頻度が高く、フォローが手厚いという評価をされている派遣会社や担当者を選ぶことができれば、派遣会社に対するイメージは変わります。
・応募対応が嫌われる3ポイント(①連絡、②対応者、③対応内容)
・3ポイントの中で一番多く受けるクレームとしては、連絡が来ないこと・募集内容の相違
・応募をする上で、フォローの手厚い会社を選ぶことができれば派遣会社への印象も変わる
本日は以上です。